「次の仕事がきまっていないけど仕事を辞めたい。」このように悩んでいませんか?先に辞めてしまうと、お金の心配や世間からの目が気になるなどの問題が生じ、焦って転職してしまい失敗する可能性があります。
そこで、在職中でも効率的に転職活動を進められる転職エージェントの活用がおすすめです。手間のかかる面接日程の調整なども代行してもらえるので、「忙しくて転職活動をする時間がない!」という人でも安心です。
当記事では、人材業界で150名以上の転職に携わった筆者が、30代で次の仕事が決まらないまま辞めるとやばい理由や転職先を早く決めるためのポイントを紹介します。転職支援実績No.1のリクルートエージェントを利用し、転職先をスムーズに見つけましょう!
30代で次の仕事決まってないけど辞めてもいいのか?
厚生労働省の「転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間」の調査では、以下のような結果が出ています。
期間 | 30〜34歳 | 35〜39歳 |
---|---|---|
1ヶ月未満 | 15.8% | 19.2% |
1ヶ月以上3ヶ月未満 | 26.2% | 28.2% |
3ヶ月以上6ヶ月未満 | 19.1% | 17.4% |
6ヶ月以上9ヶ月未満 | 5.1% | 4.8% |
9ヶ月以上 | 8.4% | 8.6% |
転職活動期間なし | 24.6% | 20.1% |
参考:厚生労働省
上記の通り、転職者全体の7割以上が退職前に転職活動を始めています。「次の仕事を辞めてから退職しよう」と考えている人が、多いことがわかるでしょう。
30代で転職を考えたら、できるだけ次の仕事が決まってから辞めたほうがよいです。詳細は後述しますが、次の仕事が決まってから辞めることで、自分が納得した会社に入社できる可能性が高まります。

次の仕事が決まっていないけど辞めるとやばい理由

次の仕事が決まっていないけど辞めるとやばい理由を紹介します。
上記は、転職先を焦って決めてしまう原因になります。転職活動を念入りに進め、転職先で後悔しないように注意しましょう。
金銭的余裕がなくなる
次の仕事が決まらないまま辞めると、金銭的余裕がなくなります。仕事を辞めても、家賃や食費などの生活費は必ず発生するからです。また転職活動には面接などの交通費がかかるので、次第に焦りがでてくるでしょう。
焦ると、「とにかく内定をもらった会社で決めよう」と考えがちです。その結果、気に入らない転職先に入社してしまう可能性が高まります。転職活動は、貯金がないと余裕をもって続けられないのです。

次の仕事が決まるまでメンタルが安定しなくなる
30代で次の仕事が決まらないまま辞めると、転職先が決まるまでメンタルが安定しなくなるケースがあります。以下は、マイナビ転職が実施した「平均応募率・選考通過・内定の確率はどれくらい」の調査結果を一部抜粋したものです。
書類選考通過率 | 30% |
---|---|
一時面接通過率 | 30% |
内定獲得率 | 50% |
30代の平均応募者数 | 8.45社 |
参考:マイナビ転職
複数社に応募しても、「不採用通知ばかりが届く」という状況は珍しくありません。そのため次第にメンタルが不安定になり、「とにかく内定が欲しい」と考えるようになってしまうのです。

世間からの評価が悪くなる
次の仕事が決まらないまま辞めてしまうと、世間からの評価が悪くなる可能性があります。無職期間ができてしまうためです。
また、失業期間が長くなると周囲からの目が気になる人もいます。
例えば、家族や親戚、友人からも「まだ仕事決まらないの?」「前職を辞めないほうがよかったのでは?」といったプレッシャーを感じるかもしれません。


焦って転職先を決めて後悔する
退職後、すぐに転職先が見つかる保証はありません。そのため転職期間が長くなると、焦って転職先を決めて後悔するケースがあります。
本来、転職活動は「この企業はどのような会社なのか?」「職場環境はどうか」などじっくり考えて入社を決める必要があります。しかし「早くしないとやばい」と焦ってしまうと、内定をもらえたからという理由で入社を決めてしまう可能性が高いです。
転職活動でマイナス評価になる
万が一転職先が見つからない場合、面接時に「なぜ先に辞めたのか?」「失業期間があるのはなぜか」などの質問を受ける可能性があります。これらは先に辞めた人にしかされない質問なので、余計なストレスがかかります。
上記に対して明確に回答できないと、採用担当者からマイナス評価を受ける原因になるでしょう。また転職活動に「なぜ先に辞めたのか」の対策も加わるので、転職へのハードルが上がってしまいます。


次が決まっていなくても辞めてもいい人の特徴

反対に、次が決まっていなくても辞めてもいい人もいます。
上記の特徴に当てはまる人なら、辞めたあとでも焦らずに転職活動を進められるでしょう。それぞれ解説するので、参考にしてみてください。
今すぐに会社から逃げ出したい人
次が決まっていなくても辞めてもいいのは、なんらかの理由で今すぐ会社から逃げ出したい人です。以下に当てはまる人は、早めに現職を辞めましょう。
上記が続くと、うつ病などの体調不良になる危険性があります。そのため、自分が潰れる前にやめた方がよいです。

貯金に余裕がある人
貯金に余裕がある人は、次の仕事が決まらないまま辞めても問題ありません。ある程度のお金があれば精神的にも安定するので、「早く転職先を決めないと」という焦りがうまれにくいです。
「貯金に余裕がある」は、生活費半年分ほどが理想と言われています。毎月20万円の生活費がかかるなら、約120万円ほどあると安心です。
辞めたあとの転職活動の計画ができている人
退職後の転職活動の計画ができている人は、次の仕事が決まっていなくても辞めても大丈夫です。具体的には、以下のような計画が挙げられます。
雇用保険に1年以上加入している人は、退職後に失業保険を受け取れます。自己都合退職の場合は退職3ヶ月後からの支給ですが、貯金と合わせてカバーできる人は問題ないでしょう。
また、すでに副業などで収入源を確保できている人も安心です。転職サイトやエージェントを活用している人も、退職後スムーズに転職先を見つけられる可能性があります。
少しでも早く転職先を決めて辞めたい30代が早く転職先を決めるポイント

少しでも早く転職先を決めて辞めたいなら、次のポイントを徹底しましょう。
30代転職は、20代の頃のようなポテンシャル・人柄重視の採用が少ないです。自身の経験や魅力をアピールできるよう、しっかり対策しましょう。
転職エージェントを利用する
少しでも早く転職先を決めて仕事を辞めたいなら、転職エージェントを利用しましょう。転職エージェントは、個人に合った求人を紹介してくれるので効率的に転職活動が進められます。
30代転職に強い転職エージェントなら、以下のようなサポートを受けられるため内定獲得率アップが目指せます。
- 30代の転職事情を教えてくれる
- 自己分析を手助けしてくれる
- 書類添削を受けられる
- 採用担当者への効果的なアピール方法を学べる
- 書類や面接だけではわからない人柄や魅力を担当者に伝えてくれる
在職中でなかなか時間が作れない人は、相談しながら効率的に転職活動を進められるエージェントの利用がおすすめです。また、早期での内定獲得・求人との出会いの幅を広げるという点で、複数登録するのが最適です。
スカウトサービスのある転職エージェントに登録する
30代で早期に転職先を決めたいなら、スカウトサービスのある転職エージェントに登録するのも1つの手です。プロフィールを入念に登録しておけば、好条件の企業からスカウトを受けられる可能性があります。
スカウトサービスを活用するなら、求人数や求人の質の高さに定評があるビズリーチがおすすめです。ビズリーチでは、利用者の約4割が「3ヶ月未満」で内定を獲得しています。
参考:ビズリーチ
スカウトサービスで内定獲得を目指すときは、プロフィールの充実度が重要です。職務経歴書をしっかりと作り込み、自身の魅力を最大限アピールしましょう。
自己分析・選考対策を徹底的に行う
30代が早く転職先を決めるポイントは、徹底した自己分析・選考対策です。魅力ある選考書類や面接時の効果的なアピールを研究すれば、早く内定をもらえる可能性が高まります。
ただし、上記の対策を自分で行うには限度があります。客観的なアドバイスを受けるほうが効率的なので、転職エージェントの利用がおすすめです。
次が決まっていない30代におすすめの転職エージェント・サイト
次が決まっていない30代におすすめの転職エージェント・サイトを紹介します。
結論から述べると、どちらも登録すべきです。出会いの幅を広げ、早期かつ優良企業からの内定獲得を目指しましょう!
リクルートエージェント
エージェント名 | リクルートエージェント |
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求人数 | 約49万件(2022年6月29日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年齢 | 20代〜50代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | あり |
得意分野 | IT / メーカー / 人材 / 金融 |
公式HP | https://www.r-agent.com/ |
- 転職支援実績No.1
- 参加者の99%が満足「面接力向上セミナー」を随時開催
- 給与・キャリアアップを目指せる求人が豊富
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1を誇る転職エージェントです。求人数が多いだけでなく、30代向けの転職サポートも充実しています。
給与・キャリアアップを実現できる求人も豊富なので、将来の収入などに不安を抱えている30代におすすめです。リクルート独自のノウハウを活かした転職サポートをしてもらえるため、内定獲得率アップを目指せます。
キャリアアドバイザーからの選考対策はもちろん、参加者の99%が満足と回答(2015年 セミナー満足度調査より)している「面接力向上セミナー」も実施されています。よくある不採用理由などを整理することで、徹底した面接対策が可能です。

ビズリーチ
エージェント名 | ビズリーチ |
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求人数 | 非公開 / 導入企業17,100社(2021年7月現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年齢 | 20代後半〜50代 |
対応エリア | 全国 |
オンライン面談 | なし |
得意分野 | 管理職 / マネジメント職 |
公式HP | https://www.bizreach.jp/ |
- ハイキャリア転職を目指せる
- 登録後はスカウトを待つだけでOK
- 企業と直接コンタクトを取れるため効率的
ビズリーチは、年収600万円以上・マネジメント経験者というハイクラス転職に特化したスカウトサービス型転職エージェントです。登録時にプロフィールを入力しておくだけで、優良企業からスカウトを受けられます。
求人数は非公開ですが、ビズリーチの導入企業は17,100社を誇ります(2021年7月現在)。年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占めているので、「給与面に不満があって辞めたい」という30代にもおすすめです(2021年1月現在)。
また、ビズリーチは企業と直接コンタクトを取れるため、転職活動を効率的に進められます。リクルートエージェントよりも「自分が主体となって動く転職活動」ですが、前職よりも高収入・高待遇な企業と出会えるはずです。

30代会社員は仕事をしながら効率的に転職活動を進めよう
30代会社員は、特別な事情(パワハラがひどい・貯金が十分ある)がある場合を除いて、次の仕事を決めてから辞めるほうがよいです。無計画に辞めてしまうと、お金だけでなくメンタル面にも悪影響を与えます。
「今の仕事を辞めたい!」と考えたら、早期で転職成功を目指せるリクルートエージェントを利用しましょう。30代転職のサポートが充実しているので、早期の転職成功を目指せます。
