もう仕事辞めたい…。あなたのその「魂の声」を無視してはいけません。
- 仕事に行くことを考えただけで吐きそう
- 朝が来なければいいのにと思ってしまう
- 上司のことを思い出しただけでも気分が悪くなる
- 通勤電車でそのまま遠くに行ってしまいたくなる
それぐらい追い詰められているなら、あなたは限界を感じているのかもしれません。「仕事は嫌だけど我慢できる」という状況なら、もう少し働いてみるべきかもしれませんが、「もうほんとに無理なんだ!」「おかしくなりそうなんだ!」という状況なら、もう仕事を辞めるべきではないでしょうか。
あなたはこれまで頑張って働いてきました。その結果、限界を迎えてしまったのです。「仕事やめたいなー」というちょっとした気持ちではなく、「もう限界だ」「もう仕事辞めたい」と苦しんでいるなら、辞めてしまったほうが楽になれるでしょう。
今回は、あなたが限界を感じるほど苦しんでいるなら、辞めてしまった方がいい理由について説明していきます。
※無理に転職をさせられることはありません

「もう仕事辞めたい」と感じる理由とは?
あなたが限界を迎えるほど苦しい状況に置かれているのは何故なのでしょうか?あなた自身がその理由は一番分かっていることだと思います。
多くの人は、会社に不満を持ちながら働き続けていますが、あなたは今、すでに限界まで来ているわけです。では、その原因は?この章では、あなたが「もう仕事辞めたい」と感じる理由を見ていきましょう。
職場の人間関係が悪すぎる
仕事を辞めたいという理由の中で一番多いのが、人間関係が悪いということです。明らかに悪意のある態度を取られたり、無視されたりするのはたまらないですよね。
職場には様々な種類の人間がいます。あなたの嫌いな人、あなたに合わない人もたくさんいるでしょう。人間関係というのは、一番難しいものかもしれませんね。
特に上司が冷たかったり、先輩が仕事教えてくれなかったりすると、仕事そのものにも影響が出てきてしまいます。


労働環境が悪すぎる
いわゆるブラック企業に勤めている人は、精神的に限界になり、会社を辞めざるを得なくなってしまうかもしれません。仕事とプライベートの境目もなく働き続けなくてはいけないのは、本当に辛いことです。
サービス残業を強制させられたり、土日祝日でも平気で呼び出されるような会社は、とても労働環境が悪い会社です。
労働環境が悪い会社にはなかなか人が定着しません。その結果、今働いている人たちが負荷をかぶることになりますます。そしてますます労働環境が悪化していくというわけです。
辞めたいと思っても、上司に相談できる雰囲気ではなく、「辞めます」と言い出せない人もいます。


仕事内容に不満がある
仕事内容が自分に合わないと感じていると、仕事に行くのが苦痛になります。入社する前に抱いていた仕事と、実際にやってみる仕事のギャップがあり、苦痛を感じている人も多いようです。
向いていない仕事を続けるほど苦しいことはありません。「もう限界だ」と感じるぐらいまで気持ちが落ちてしまっているなら、新しい仕事を探した方が良いでしょう。

仕事量が多すぎる
膨大な量の仕事をこなさなければいけず、「もう無理だ」と思うほど限界まで働かせされ続けるケースです。仕事量が適度なら、あなたも余裕を持って仕事ができていたはずです。
しかし、あなたの限界を超えて過度な要求をしてきたり、無理難題を押して出てくるような会社は、とてもあなたのことを大切に思っているとは思えません。
仕事量に対して上司に相談したとしても、「みんなこのくらいはやっている」「お前を成長させるためだ」と言われてしまうかもしれません。
長時間労働がきつすぎる
早朝から深夜まで毎日働いている人もいるでしょう。終電ギリギリまで働いて、家に帰っても寝るだけの生活。そんな毎日で、疲れ果ててしまうのも無理はありません。
適度に労働時間を抑えてくれている職場なら、まだ余裕を持って働くことができるでしょう。しかし、長時間労働がきつすぎる場合は、肉体も精神もボロボロになっているはずです。
休日も疲れ果てて何もする気が起きず、寝ているだけかもしれません。

社風が合わない
- 社歌を大声で歌わさせられる
- 同族企業で、経営一族だけが旨味を吸っている
など、風変わりな社風に染まることができずに、「もう辞めたい」と感じる人もいるでしょう。飲み会が多かったり、社内イベントに強制参加させられりと、休日が潰れてしまうような会社もありますよね。
あなたが好きでやっているなら良いですが、無理やり参加させられるのはたまったものではありません。また、社風が保守的で、新しい仕事やチャレンジしたい仕事が全くできないという会社もあります。
会社によって社風というのは全く異なります。あなたが「この会社の社風が合わない」と感じていたとしても、自分に合うように変えることは不可能でしょう。
そのような会社にいれば、自分自身の居場所ではないように感じてくるはずです。職場の雰囲気というのは、働く上で大切な要素になります。

給料が低すぎる
一生懸命働いているにもかかわらず、給料が低くて生活がギリギリ、いつもカツカツだというのは精神的に良くありません。
給料に満足できない状態で働き続けると、仕事をすることに嫌気が差してしまうかもしれません。労働量と給料が見合わないこともあるでしょう。
先輩の給料聞いて「こんなに少ないの!」と驚くこともあります。先輩の給料というのは、あなたの未来の給与額ですから、将来に絶望してしまうこともあるでしょう。
とにかく、給料が少ないというのは働くモチベーションが沸いてきません。適切な給料もらっているなら我慢できることでも、給料が低すぎるというだけで我慢できないことも出てきますね。

職場までの通勤時間が長すぎる
職場まで通勤時間が長すぎると、通勤だけで疲れてしまうことがあります。通勤時間の長さは、幸福度にも関係しているという研究結果があります。
職場で嫌なことがあっても、すぐに家に帰れるなら多少のことは許せたりしますよね。しかし、職場で嫌なことがあり、さらに通勤時間が長いと、本当に嫌になってしまうかもしれません。
「もう仕事辞めたい」と感じるのは、通勤時間の長さも関係していることがあるのです。職場の近くに引っ越すか、もっと通勤時間の短い仕事を探すかを選ばなくてはいけません。
通勤時間を甘く見ている人が結構多いです。しかし、通勤時間は10分違うだけでも1か月単位、1年単位で見るとでとても大きな差になります。時間を無駄にしないためにも、通勤時間はシビアになるべきです。

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何のために仕事をしているのかわからない
あなたが今している仕事がつまらないと感じてしまうなら、仕事へのやる気が湧いてこないでしょう。どこか心にぽっかり穴が空いたような状態で、空虚なまま働き続けなくてはいけません。
誰かの役に立っている実感が持てずに、「何のために仕事をしているのかわからない」状態になることもあります。

他にやりたいことがある
他にやりたいことがあって、今の仕事は特に興味もなくお金を稼ぐためだけにやってるとしたら、つまらなく感じてしまうものです。
仕事をしている時間が無駄に思えて、モチベーションも沸いてこないはずです。ほんとにやりたいことが決まっているなら、そのことにチャレンジしてみてもいいでしょう。人生は一度しかありません。
とにかく辛い
明確な理由はないけれど、「とにかく辛い」と感じることがあります。「もう会社を辞めたい…」そのことしか考えられず憂鬱になるのです。
自分の境遇を悲観的に捉えて、「この先、何十年も定年までこの仕事を続けなくてはいけないのか」と思ったら、辛い気持ちが出てくるかもしれません。
あなたが「もう仕事辞めたい」と感じているなら、辞めたい仕事を何十年も続けていくのが地獄のように思えるでしょう。
限界が来る前にやめてしまうのも1つの手です。

どうしてこんなに辛いのか
あなたが今働いている会社で、どうしてそんなに辛いのかを考えてみましょう。とにかく気が狂いそうなほど辛いと感じている人もいるはずです。
我慢の限界を迎えて、足を引きずるように毎日出勤している人もいるでしょう。「こんなに辛いのに働き続けないといけないなんて地獄」だと思っている人は、人生を楽しむ余裕なんてないかもしれませんね。
このではおかしくなってしまうというくらいの感情があるならは、早く仕事を辞めましょう。仕事辞めたところで、死ぬわけではありません。
むしろ仕事を続けた方が、精神的に死んでしまうかもしれません。仕事辞めても、あなたは「ダメなやつ」ではありませんよ。あなたの会社が「ダメな会社」なのですから。
落ち込まなくていいのです。罪悪感や劣等感を抱く必要もありません。会社に多少の恩義や、愛着もあるかもしれませんね。
しかし、あなたが限界を感じるほど過酷な労働環境では、これ以上働くことは難しいはずです。

頑張りすぎずに生きよう
会社を辞めて、今の仕事から離れれば、気持ちも少しずつ楽になってくるでしょう。限界を感じているのに働き続けるのはやめて下さい。
あなたは今まで頑張ってきました。頑張ってきたからこそ、限界を迎えてしまったのです。仕事を辞めたとしても、あなたならまた立ち上がることができます。一旦休憩して、心と体を休めてください。
人生は結構長いです。仕事辞めたからといって、人生のスパンで考えればちょっとした一休みでしょう。今が自分の人生を振り返るチャンスかもしれません。
どのように生きたいのか真剣に考えてみるのです。頑張り続けても報われないのなら、頑張らない生き方もありなのではないでしょうか。
楽な仕事というのは確かにあります。自分にとって向いている仕事も「楽」と言えるでしょうね。そんな、働くのが楽な仕事を見つけてみるのもいいのではないでしょうか。
仕事に期待しすぎない
「頑張り過ぎない」という事とも繋がりますが、仕事に期待をしすぎないことも大事です。もちろん、あなたが仕事に期待をしていたから限界を迎えてしまったというわけではないでしょうが、「仕事は仕事」と割り切ったらもう少し気持ちが前向きになるかもしれません。
所詮は仕事ですから、辞めたってどうってことないのです。あまりにも仕事を大げさに捉えてしまうと、辞めることも躊躇してしまうでしょう。
辞めたいなら、辞めればいいのです。時間を無駄にするのはやめましょう。限界を感じるほど働く必要はありません。真面目な性格ゆえ、疲れ果ててしまう人もいます。
もう少し自分にわがままになって、好きなことにチャレンジしてもいいのではないでしょうか。仕事は生活費を稼ぐための手段です。
辞める以外の解決策はあるのか
「もう仕事辞めたい」と感じているなら、さっさと辞めてしまったほうが幸せになれるでしょう。しかし、それをせずに辞めずに我慢して働き続けるという方法もあります。
しかし、あなたはそれで本当に我慢ができますか?世間体を考えて無理して頑張るあなたは、もう既に限界を超えているかもしれません。
安易に辞めることをお勧めするわけではありませんが、苦痛を味わい続けるのはあなたにとって辛すぎると思います。
「仕事が辛い、もう仕事を辞めてしまいたい」という感情は、あなたの人生のクオリティまで落としてしまいます。暗い顔して、覇気がないあなたは、人生を楽しめていないかもしれません。
体が限界だというなら、まずは長期休暇をとってみるべきです。体を休ませて、働き方のペースを落としましょう。心も体も限界だというなら、今すぐに辞めてしまったほうがいいのです。
家族に反対されて辞めることができない
家族に反対されて、仕事を辞めることを諦めている人もいるかもしれません。独身なら、自分の親、兄弟、親戚などに反対されるケースもあります。
「仕事を辞めてどうするつもりだ」「何を考えているんだ」などと言われて、辞めることができないのです。反論しようものなら、「俺は同じ会社で何十年も働いてきた」「辛いことがあっても歯を食いしばってきた」と、自分自身に当てはめて説教をしてくるかもしれません。
あなた自身は、それを聞いて「自分が甘いのかな」と思うかもしれませんね。しかし、あなたが根性なしとか甘えているとかそんなことは絶対にありません。
辛い環境に置かれているあなたが、そのことを一番わかっているはずです。あなたの状況と他人の状況は違います。置かれている環境も、まるで違うでしょう。
それなのに、自分のケースに当てはめてあなたに説教してくるような人の意見は、真に受ける必要はありません。
人にとやかく言われる筋合いはありません。一応報告だけはしておくべきですが、親や兄弟だと言っても従う必要は無いのです。
あなたが苦痛を感じながら働き続けるのなら、これ以上無理して働く意味があるでしょうか。あなたの置かれている状況はあなたにしか理解できません。限界だと感じているなら、本当に限界なのです。
また、養っている家族がいて、妻に会社を辞めることを反対されるケースもあるでしょう。その場合でも、自分自身の考えはしっかりと伝えなければいけません。
妻の人生や子供の人生までも変えてしまう可能性があるのですから、真摯に説明する必要はあります。事後報告ということをしてしまえば、あなたの信用を失ってしまうでしょう。それが遺恨となり、夫婦関係にヒビが入る可能性もあります。

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職場の人間が何と言ってこようと辞める
あなたが「会社を辞めたい」と上司に伝えると、上司は必死になって引き止めにかかるかもしれません。それとも、怒鳴り散らしたり、話を聞いてもくれないケースもあり得ます。
退職をうやむやにされて、結局辞めることができなくなってしまうことも考えられます。そのような悪質な会社なら、ボイスレコーダーで録音して証拠を残しておくべきです。
上司が取り合ってくれないなら、人事部に掛け合って手続きを進める方法もあるでしょう。または、退職届けを郵送するという最終手段もあります。
いずれにせよ、あなたは辞めると決めたのであれば、辞めなければいけません。流されてしまえば、何も変わりませんから。
あなたの決断を、職場の人達はへし折りにかかってくるでしょう。「お前を雇ってくれるとこなんてうちの会社以外ないぞ」などと言う妄言を吐いてくることさえあります。
もちろんそのような会社ばかりではなく、意外とあっさり退職を認めてくれる会社も多いものです。

あなたにとってベストな選択肢をしよう
あなたは今、「もう仕事辞めたい」と思っています。では、あなたにとってベストな選択肢とは何でしょうか?それは、自分自身の心に向き合うことです。
心の声に耳を傾けて、あなたが悩んでいることをしっかりと理解しましょう。その上で、辞める選択がベストなら、仕事を辞めれば良いのです。
辞めた後のことは、今は考えなくてもいいのではないでしょうか。あれこれ考えると不安になるだけですし、為るようにしかならないのですから、そこまで厳密に計画を立ててしまわなくても良いのです。
会社が変わることを期待しても、会社が変わってくれないでしょう。変化を起こせるのは自分自身に対してだけです。
あなたが変われば、人生はもっとよくなります。
私も限界を感じて仕事を辞めた
私も仕事に限界を感じて「もう仕事辞めたい」と思っていた1人です。帰るのが深夜を過ぎて、会社に泊まり込むような激務の会社でした。
とにかく身体が辛くて日々の生活もめちゃくちゃでした。自炊なんてできないし、洗濯物も干す時間がありません。家の中はぐちゃぐちゃで汚かったですね。
休日は疲れ果ててずっと寝ていました。そんな生活の中で、限界を迎えるまではそう遠くはありませんでした。会社で働いていたのは約1年半です。
「たった1年半で辞めてしまうのか」「もう少し頑張って働いたほうがいいのではないか」と自分自身でもんもんと悩んでいましたね。
しかし、この先何十年もこの会社で、この仕事で働いていくのは無理だと思いました。定年まで30年以上あり、将来を考えると地獄でした。
辞めようと決意したときには、少し心が軽くなっていましたね。本当に辞めるまでは、しんどかったですけど。世間体も少し気にしてしまいました。「会社辞めて、周りからどう思われるのか」そのことを考えると、気持ちが沈んでしまいました。
しかし、本当に限界だったので、上司に退職の意思を伝えて辞めることが決まりました。その時から、気持ちが会社から少し離れたような気がして、スーッと楽になってきましたね。
転職先は決めていませんでした。とにかく辞めたい一心でしたから。それが良かったかどうかと聞かれたら、声を大にして言いたいのですが、「本当に辞めて良かった!」と感じています。
人から何を言われようが、そんなことは関係ありません。自分自身の心の声に従いました。「このままでは自分が死んでしまう…!」そう思ったので辞めたのです。

辞めることは簡単。辞めてからどうするか
私の場合は、会社を辞めてから失業保険を貰いながら転職活動していました。失業保険は待機期間が3ヶ月あったので、その間の生活費は貯金を切り崩して生活していました。
貯金をしていて良かったと思った瞬間ですね。勢いに任せて仕事を辞めてしまいましたが、もし貯金をしていなかったらと思うとぞっとします。
転職活動は主にハローワークで探していましたが、これらの求人の給料が安いこと安いこと。あまり条件の会社が見つかりませんでした。
辞めることは簡単ですが、辞めてから転職活動するのは結構大変です。「このまま見つからなかったらどうしよう…」「生活費が足りなくなるかもしれない…」このような恐怖がしだいに襲ってきましたね。
ハローワークと並行して転職サイトでも職探しを始めました。やはり転職サイトのほうが、質が良い求人が並んでいると思います。
地元で探したいならハローワーク(でも給料が安い)。幅広く求人を探したいなら転職サイトと使い分けると良いでしょう。
転職活動の中で、一番お勧めの方法は転職エージェントを使うことです。私は転職エージェントに登録したことで、一気に転職活動が加速しました。ここだ!と思える企業を紹介してもらい、内定をもらいました。



