転職コラム

ブラック企業の洗脳手口と洗脳されやすい人の5つの特徴

ブラック企業

現在の職場に違和感を持ち、もしかしてブラック企業ではないかと思い始めていませんか?

就職したものの思っていたよりも仕事が辛く、精神的にも肉体的にも疲労がたまっている……という状況は、洗脳の疑いがあるかもしれません。

本記事では、ブラック企業によくある洗脳の手口や洗脳されやすい人の特徴を解説し、ブラック企業を辞める方法も紹介しています。

自分が置かれている状況を冷静に見て、判断するための参考にしてください。

 

ブラック企業の洗脳手口

社員の思考力を奪い、ブラック企業にとって都合のよい価値観に社員を変えてしまうのがブラック企業の洗脳手口です。

カルト教団などで用いられる手法に似ているとされる、ブラック企業が行う洗脳の手口について説明します。

  1. 自尊心を破壊し、自信を喪失させる
  2. アメとムチで心理操作をする
  3. 過酷な労働環境で働かせる
  4. 外部との接触を減らす
  5. 同調圧力をかける
  6. 辞める選択肢を奪う

自尊心を破壊し、自信を喪失させる

ブラック企業は大声での叱責や暴言を繰り返すことで、社員の自尊心や自己肯定感を低下させています。

同時に恐怖心も生まれ、社員は恐怖心から上司に逆らおうとはしなくなります。

また、ミスをした場合には他の社員の前で晒し者にされる、あるいは欠点を指摘され人格までも否定するというような行為が続けば、自分に自信が持てなくなるものです。

有能な若手社員が自信を持てず、本来の力を発揮できないのはもったいないことです。

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アメとムチで心理操作をする

アメとムチをうまく利用するのもブラック企業の洗脳手口です。

厳しいだけでなく、時には優しい言葉をかけるのも忘れません。

大声での叱責や暴言などの厳しい行為は、全て社員のためだと語ります。

また、自信を失った社員には「見込みがある」「君ならできる」と励まして希望を持たせ、成果が上がれば大げさに褒めるのです。

夢ややりがいなどの精神論で新たな価値観を植え付け、会社への依存を深めていきます。

やりがいを感じることがすべて悪いわけではありませんが、下記の書き込みにもあるようにやりがいの搾取には気をつけるべきです。

 

過酷な労働環境で働かせる

残業や休日出勤は当たり前、有給取得は許されないような過酷な労働環境も洗脳手口のひとつです。

長時間労働や睡眠不足、ストレスなどで判断力を失わせ、思考力を奪います。

気分転換もできず、現状を省みる余裕がなくなれば、会社に対して違和感があったとしても正常な判断はできません。

上記のように、会社の休日を個人の有給休暇でまかなうようなブラック企業は論外です。

 

外部との接触機会を減らす

社員に外部との接触が減少していきます。

このような状況では、会社が意図しなくても、結果的に隔離という洗脳手口と同じ状況が生まれやすくなります。

残業が続き、休日も減ると友人との交流や外出もなく、外部から刺激を受けません。

仕事以外の物事に意識を向けなければ、視野は狭くなる一方です。

次第に仕事中心の生活により、会社のことしか考えられないようになります。

下記の書き込みでは長時間の拘束により、1日のほとんどを仕事に費やしています。

 

同調圧力を利用する

他の社員がみんな同じ環境や待遇で働いている中で、それに異を唱えるのは簡単ではありません。

ブラック企業は、この同調圧力を利用して洗脳を行います。

「周囲が残業しているから帰りにくい」「低い給料でも我慢して働いている」など、周囲と違う行動は避けたいという人間の心理をついて意見や交渉をできないように仕向けているのです。

そもそも日本自体、同調圧力が強いので疑問を持ちにくいのかもしれません。

 

辞める選択肢を奪う

「辞める」という選択肢を奪うために、ブラック企業はさまざまな手段を講じます。

社員に対して「辞めたら就職なんてできない」「弱い人間だから辞めるのだ」などと恐怖を煽り、この会社にいるしかないと思わせるのもそのひとつです。

入社時に不利な契約をさせられ違約金の支払いが必要、または損害賠償金を請求するなど、金銭的に辞められない状況を作り出す場合もあります。

ですが、このような労働契約は違法であり、何の効力も持ちません。

労働者には最低限の権利が保証されています。まずは自分で調べることも必要です。

 

ブラック企業に洗脳されやすい人の特徴

ブラック企業 洗脳

ブラック企業の洗脳手口を理解したところで、洗脳されやすい人の特徴についても確認しておきましょう。

  1. 真面目で責任感が強い
  2. 人を信じやすい
  3. 自分で判断ができず断れない
  4. 自分に自信がない
  5. 相談相手がいない

真面目で責任感が強い

真面目で責任感が強い人ほど、任された仕事は達成しなければならないと感じています。

そのため、仕事やノルマが多くてもこなそうとし、休むことへの罪悪感を持ちがちです。

パワハラや理不尽な叱責にも自分が悪いのだと考えてしまいます。

 

人を信じやすい

人を信じやすい人もブラック企業につけこまれやすくなります。

また、新入社員など経験が浅く、世間のことをよく知らない場合も危険です。

他社と比較できないため疑わず、会社とはこんなものかと信じてしまう可能性があります。

 

自分で判断ができず断れない

自分で判断できない人は、他人の意見に従いやすく、ブラック企業の洗脳にかかりやすい人です。

目標もなく、なんとなく働いていればコントロールを受け入れやすくなります。

また、頼みを断れない人も仕事を押し付けられるなど都合よく扱われ、過重労働になりやすい傾向があります。

 

自分に自信がない

自分にもともと自信がないのも、洗脳されやすい人の特徴です。

ブラック企業でありがちな人格否定や暴言なども受け入れやすいため、否定されることでさらに自信を失くし、悪循環に陥ります。

 

相談相手がいない

1人暮らし、または周囲に友人や家族がおらず、相談できる相手がいない場合は要注意です。

現状の不自然さを認識しにくいため、ブラック企業の労働環境は当たり前だと受け入れやすくなります。

ストレスや悩みも抱え込みやすく、追い詰められる危険性が高いのも特徴だといえます。

 

ブラック企業を辞める方法

ブラック企業 退職

ブラック企業の退職を決意してもスムーズに辞めさせてくれるのか不安が残ります。ここでは、ブラック企業を辞める方法について紹介します。

  1. 考える時間を作る
  2. 1人で抱え込まない
  3. 労働法を知る
  4. 転職のための準備をする

考える時間を作る

会社を離れ、休息と考える時間を確保します。

残業が多く、休日もろくに与えられない環境では、心身ともに疲労がたまり正しい思考はできません。

仕事や環境について自分が悪いのだと思い込んでいないか、本当に会社を辞めてはいけないのか一度考えましょう。

また、転職を必要以上に恐れないことも重要です。

 

1人で抱え込まない

悩みを1人で抱え込まず、他の人に話しましょう。

新卒で入社した場合、その環境が当たり前だと思ってしまう危険性があります。

家族や友人など身近な人に愚痴をいうことから始めてもいいですし、弁護士やお近くの労働基準監督署への相談することも可能です。

法テラスはもちろん、労働基準監督署でも、無料相談窓口が設置されている場合が多いため、少しでも不安な場合は相談してみると良いでしょう。

法テラス
労働基準監督署所在案内

寄り添ってもらえることで気持ちが楽になり、価値観が異なる人と接すれば視野も広がります。

会社の異常さを認識できるかもしれません。

 

労働法を知る

労働法の知識を身に着けておくと、今の労働環境の異常さだけでなく、退職時のトラブルにも落ち着いて対処できます。

たとえば、民法第六百二十七条(*)によると、2週間前に退職の意思を伝えれば辞めることが可能とされています。

また法テラスによると、退職届が受理されなくても内容証明郵便の送付で問題はないようです(**)。

インターネットで検索して、専門家が解説しているサイト等で事前に懸念される事柄を把握しておきましょう。

また、自分が置かれている労働環境や労働条件が、どの程度世間の基準と違うのかを確認しておくことも大切です。

(*)民法|第六百二十七条
(**)法テラス|Q:退職したいのですが、引き止められて辞めることができません。どうすればいいでしょうか?

 

転職のための準備をする

転職先を決めてから退職するのか、有給休暇を消化しながら転職活動するのかなど転職方法を検討します。

会社の就業規則で退職の申し出はどのくらい前からすべきなのかの確認も必要です。

また、退職の意志を伝える際は、上司に2人きりでゆっくりと話せる時間を作ってもらいましょう。

忙しい時間帯では話を中断され、うやむやにされる可能性があります。

退職理由についても「仕事がきつい」等のネガティブな理由では引き止められる可能性が高くなります。

「やりたいことがある」といったようなポジティブな理由で、辞める意志をはっきりと伝えなければなりません。

 

あなたにはブラック企業を辞める権利がある

新卒や勤務経験が少ない場合、自分の会社がブラック企業なのか判断に困るかもしれません。

まずは、職場以外に意識を向けることが自分の状況を知る第一歩です。

退職を選んだとしても、仕事をしながらの転職活動は時間的にも余裕がないでしょう。

そんな時は、転職エージェントに登録すれば無料でサポートしてくれるのでおすすめです。

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ABOUT ME
大島大地
福岡県出身。法政大学卒業後、国内大手電子部品メーカーへ新卒入社。法人営業として、国内大手電気メーカーに携わる。その後、従業員数十名規模のWeb企業にてSEO・Webディレクション業務に従事。2021年2月にウェブココル株式会社に最高執行責任者(COO)として就任し、現在に至る。大手からベンチャー企業に転職した経験を活かして、転職情報を届けています。
編集者情報

この記事の編集者 杉田 陸

福岡県在住。福岡大学卒業後、ホテルのアメニティーメーカーに入社。新規開拓営業・SNSマーケティングなどを経験。その後、Webマーケティング企業へ転職。第二新卒での転職を成功させた経験を生かし、転職情報をお届けします。

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