VC（ベンチャーキャピタル）に新卒入社するには？VC事業を行う企業や25卒に求められるスキルを解説

新卒でVC(ベンチャーキャピタル）に入社できれば、将来的に希少性の高いキャリアになります。日本でもベンチャーキャピタルが急成長を遂げており、志望する就活生が増えつつある業種です。

「まだ知名度が低い業種だし、どうすれば入社できるの？」と悩む方も多いでしょう。

もしVCに特化した選考対策をやりたいなら就活エージェントに相談してみてください。業界を知り尽くしたアドバイザーが合格を後押ししてくれます。

本記事ではベンチャーキャピタルの特徴や、新卒で入社するために必要なスキルについて紹介しています。ベンチャーキャピタルに興味のある方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

ベンチャーキャピタル（VC）とは？

ベンチャーキャピタル(VC)はスタートアップやベンチャーなど、今後の成長に期待できる未上場の企業に対して投資を行う企業です。

成長を見込んだ企業に出資や支援を行い、企業の成長後に株式を売却することで利益を得ています。

また投資先の企業を成長させるために、人材紹介や経営支援を行うのもベンチャーキャピタルの主な仕事です。

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ベンチャーキャピタル（VC）の仕事内容

ベンチャーキャピタルを簡単に説明すると、投資家から集めたお金を成長しそうな企業に投資して、企業の価値を上げることがメインの仕事です。

目指すところは価値が上がった企業からリターンを回収することですが、その仕事内容は多岐にわたります。ベンチャーキャピタルの仕事内容は以下のとおりです。

ベンチャーキャピタルでは上記の流れで企業に投資して、成長後にリターンを回収しています。このほかに投資資金を出資者から集める「ファンドレイズ」という活動も仕事の一部です。

ベンチャーキャピタル（VC）に新卒入社するメリット

ベンチャーキャピタルに新卒入社できれば、若手のうちから決定権を持つような層との仕事を経験できます。

高い視座を持って仕事に取り組むため、数年後には自ら経営や起業が可能な状態までスキルを高められるのも魅力です。

ここではベンチャーキャピタルに新卒入社するメリットを紹介します。

市場価値の高い各分野のスペシャリストになれる

ベンチャーキャピタルで仕事に取り組めば、各分野に精通したスペシャリストになれます。

ベンチャーキャピタルでは、市場価値の高い分野から成長しそうな企業を見極めて投資を行うのがメインの仕事です。業務を遂行する過程で担当企業の業界をリサーチすることになり、社会人としての知見を広げられます。

会社を全側面から見るのでビジネススキルが上がる

投資を行う企業を選定するにあたり、各業界の知識をつけたうえで以下の現状を分析しなければなりません。

ひとつの会社を全側面から見ることになり、多面的な判断力・決定力が必要です。上記の要素を分析する力はプロジェクトを動かしたり、起業・経営を行ううえで欠かせません。

業務に取り組むだけで、知らず知らずのうちにビジネススキルを上げられます。

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若くして多くの経営者と人脈がつくれる

ベンチャーキャピタルではスタートアップやベンチャーなど、将来性に期待できる企業に投資を行います。そのため、ほかの企業に所属していては関わることができない、経営者との人脈を形成できるのが魅力です。

若いうちから経営者との人脈を築くことで、今後の仕事や将来的に独立した際の武器になります。

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ベンチャーキャピタル（VC）の就職偏差値ランキング

引用：ベンチャーキャピタルの就職偏差値ランキング

ベンチャーキャピタルの就職偏差値ランキングの上位には、大手グループが運営する企業が目立っています。SBIホールディングスや大和証券グループ、三井住友銀行などは誰でも一度は聞いたことがあるでしょう。

>>【総合版】就職偏差値ランキング

>>【理系版】就職偏差値ランキング

ベンチャーキャピタルで新卒採用を行っている主な企業

ここではベンチャーキャピタルで新卒採用を行う主な企業として、以下の5社を紹介します。

ジャフコ グループ株式会社

ジャフコ グループ株式会社は日本最大級のベンチャーキャピタルです。日本国内だけでなく、北米やアジア諸国に拠点を持っており、グローバルな視点で投資活動を行っています。

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は京都に拠点を置く、独立系ベンチャーキャピタルです。地方創生にも力を入れており、地域密着型のファンドとしてベンチャー企業を支援しています。

SBIホールディングス

SBIホールディングスはファイナンスとテクノロジーを手掛ける大手業です。事業の一部としてIT、バイオ、環境・エネルギー、金融関連のベンチャー企業に投資を行っています。

株式会社ANOBAKA

株式会社ANOBAKAはKlab Venture Partnersから独立したベンチャーキャピタルです。2018年に設立されたばかりの新しい企業ですが、80以上の企業への投資実績があります。

日本アジア投資（旧NIF・SMBC）

日本アジア投資は40年以上の歴史を持つベンチャーキャピタルです。その名のとおり活動範囲は日本国内だけでなく、アジア全体に渡ります。

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ベンチャーキャピタルに新卒入社する方法

新卒でもベンチャーキャピタルに入社できる可能性は十分にあります。ベンチャーキャピタルに新卒入社する方法は以下のとおりです。

新卒採用を行っているベンチャーキャピタル（VC）に応募する

確実にベンチャーキャピタルで働きたいなら、新卒採用を行っている企業に応募しましょう。ジャフコ グループ株式会社やフューチャーベンチャーキャピタル株式会社は新卒採用を行う企業です。

ただし応募者には優秀な学生が多く、狭き門であることは覚えておいてください。

ベンチャーキャピタル（VC）を子会社に持つ企業に応募する

子会社にベンチャーキャピタルを持つ企業に応募することも、新卒入社するひとつの方法です。金融機関やIT企業の多くは、ビジネスの一環としてベンチャーキャピタル事業を行っている場合があります。

ただし無事に内定をもらっても必ず配属されるわけではありません。新卒採用を行う企業への応募よりも、働ける確率が下がる可能性もあります。

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ベンチャーキャピタル（VC）に新卒入社するために必要なスキル

ベンチャーキャピタルの新卒採用には優秀な学生が集まる傾向があります。ベンチャーキャピタルへの就職を目指す方は、入社に必要なスキルを確認しておきましょう。

コミュニケーション力

ベンチャーキャピタリストには投資先となる企業の経営者と、対等に話ができるコミュニケーション力が必要です。同年代だけでなく10～20歳上の経営者とビジネスを進める機会が多く、対話によって信頼関係を築かなければなりません。

またスタートアップは事業が拡大するまでに何らかの壁に直面するため、適切なアドバイスを行ってクライアントをサポートする力も重要です。

学歴

ベンチャーキャピタルでは大学卒または大学院卒の優秀な人材を求めています。仕事において経営者とコミュニケーションを取る機会が多く、地頭の良さや基礎学力の高さが重要です。

そのためベンチャーキャピタルへの入社を目指す就活では、旧帝大や有名私大に所属する学生が有利になるでしょう。一般的には経済学部や商学部の人材が好まれますが、バイオやテクノロジーに投資する企業では理系の人材も求めています。

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専門的知識

ベンチャーキャピタリストとして仕事に取り組むには専門的な知識が武器になります。

企業の成長性を見極めて投資を行うには、ビジネスやIT、経営に関する知識が必要です。そのため学生時代に経済学部や経営学部で学んだ就活生は、ベンチャーキャピタル企業に好まれる傾向があります。

ベンチャーキャピタルを目指すなら選考本番までに、専門書を読み込んで基礎的な知識を習得しておきましょう。

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語学力

国内投資をメインとする企業ではあまり重視されませんが、海外マーケットを手掛けるベンチャーキャピタルであれば、高い語学力が必要です。

TOEICの高得点や英検1級を取得していると、採用においてひとつのアドバンテージになります。また海外留学の経験も面接でアピールできるポイントです。

ベンチャーキャピタルを目指す方は、学生で時間のあるうちに語学力を伸ばしておきましょう。

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バイタリティ

ベンチャーキャピタルの仕事は多岐にわたっており、仕事に従事するにはバイタリティが必要です。投資先との厳しい交渉やプレゼンなどプレッシャーがかかる局面が多く、困難を乗り越える力が欠かせません。

バイオテクノロジー関連の投資を行うバイオ・サイト・キャピタル株式会社では、募集要項に「バイタリティのある方を望みます」と明記しています。

>>バイタリティが評価される部活動経験を持っている人はこちらもチェック！

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ベンチャーキャピタル（VC）へより確実に新卒入社するためにとるべき方法

ベンチャーキャピタルに確実に新卒入社するためには、就活エージェントや就活サイトの利用が必須です。ここではおすすめの就活エージェント・就活サイトを紹介しています。

プロのサポートを頼りに、希望する企業への内定を勝ち取りましょう。

就活エージェントを利用する

就活エージェントを利用すれば、求人紹介や面接指導などのサポートを受けて就活を行えます。

ベンチャーキャピタルへの新卒入社には、高度な選考をくぐり抜ける必要があるので、VC特化の選考をしてもらうのがおすすめです。

しかし、VC業界企業の紹介や、VC特化の選考対策を行うと明言しているエージェントは見つかっていません。

ただ、無料相談で聞いてみると「実は紹介していた」ということもあるため、一度利用してみるのがいいでしょう。

もしVC特化ではなくとも、就活エージェントがあなたに合う企業を探し、各企業に応じた選考対策を行ってくれるので、VC以外の選択肢も持って就活を進められます。

以下では、キャリアクラス編集部おすすめの就活エージェントを2つ紹介します。

就活エージェント：キャリアパーク就職エージェント

【公式HP】https://careerpark-agent.jp/employ

キャリアパーク就職エージェントは、最短7日以内のスピード内定獲得を目指せる就活エージェントです。

累計20,000名以上が利用し、上場企業が運営する安定した人材サービスなので、豊富な実績に安心して利用できます。

また、紹介求人は全国の大手企業～ベンチャーから優良企業のみを厳選し、ブラック企業を排除しているのが特長です。

ESや一次選考をスキップできる独自選考ルートの求人を保有しているため、今からでも逆転内定もできます。ぜひ一度詳しく見てみてください。

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就活エージェント：JobSpring（ジョブスプリング）

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JobSpring（ジョブスプリング）では求人の紹介から内定まで一貫したサポートを受けられます。1,000社以上の求人を扱っており、希望にマッチする企業を紹介してもらえるのが魅力です。

エージェントに登録すると自己分析の段階からコンサルタントによるサポートを受けられ、選考でアピールできる強みを一緒に探してもらえます。

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就活サイトを利用する

ベンチャーキャピタルを目指した就活を効率良く進めたいなら、エージェントだけでなく就活サイトも利用しましょう。おすすめの就活サイトとして以下の2社を紹介します。

就活サイト：Goodfind（グッドファインド）

Goodfind（グッドファインド）は外資系やベンチャーの求人を多数取り扱う就活サイトです。大手企業とも提携しており、就活生から人気の高い企業の求人を見つけられます。

また独自のセミナー研修があるため、選考本番までに就活に必要な情報を効率良く集められるのも利用するメリットです。

就活サイト：外資就活ドットコム

外資就活ドットコムは外資系企業と日系大手企業の求人を扱う就活サイトです。大手の就活サイトのように膨大な求人は掲載していませんが、希望する業界の求人を見つけやすくなっています。

就活サイト内にコミュニティが運営されており、ほかの就活生と情報交換できるのも外資就活ドットコムの特徴です。

OB・OG訪問を行う

ベンチャーキャピタルへの就職を目指すなら、採用情報などの収集を行うことも必要です。OB・OG訪問の結果、特別な選考ルートに進める可能性もあります。

実際にベンチャーキャピタルに新卒採用されたOB・OGがいれば、ぜひ話を聞いてみましょう。

OB・OG訪問：ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチ・キャンパスは同じ大学のOB・OGとマッチングできるプラットフォームです。入社後の経験談だけでなく、OB・OGによる選考書類の添削や面接対策を受けられます。

国内では指定された44大学の学生しか登録できませんが、対象の大学に所属する就活生はぜひ利用してみましょう。

>>ビズリーチ・キャンパスの口コミ評判を見る

>>待つだけで人気VCからスカウトがもらえるかも！？こちらもチェック！

まとめ：就活エージェントを使って憧れのVCへ新卒入社しよう！

ベンチャーキャピタルを志望する就活生には優秀な人材が多く、新卒入社を叶えるのは狭き門です。就活を成功させるには応募窓口を広げて、選考の機会を増やすことが必要になります。

自分だけで求人を探すには限界があるので、就活エージェントを利用して効率良く就活を進めるのがおすすめです。またエージェントと就活サイトの併用やOB・OG訪問で、ベンチャーキャピタルに関する情報を集めてください。

希望のベンチャーキャピタルに新卒入社するために、プロのサポートを利用しましょう。

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