コンサルは就活生の間で人気の高い業界の一つです。
2022年1月1日時点の23卒学生の就活意識調査では、全体の15.6%の方がコンサル業界を志望しています。(出典:23卒学生の1月1日時点での就職意識 ~キャリタス就活2023 学生モニター調査(2022年1月))
ただコンサル業界といっても幅広く、漠然と憧れを持っているという方も多いのではないでしょうか?
本記事ではコンサルとはどんな業界なのか、就活難易度や求められるスキルについて解説します。
- コンサルティング業界への新卒就職はかなり難しいです
- 即戦力が求められ、選考が早いコンサル新卒枠は激戦と言えます
- 新卒でコンサルを狙うならJobSpring(ジョブスプリング)を利用しよう
- コンサル特有のケース面接やES・個別面接をばっちり対策できます
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コンサル業界とは?

一言にコンサル業界と言ってもそれぞれ業務内容がかなり違います。違いをよく理解しておきましょう。
また、コンサル業界の就職難易度は他業界と比べると非常に高いということを前提としてください。
それぞれ代表的な企業には、就職偏差値の高い企業が名を連ねています。以下で、詳しくみていきましょう。
総合コンサル
総合コンサルの仕事内容は、クライアント企業の課題解決を目的としてさまざまな戦略を策定することです。
あつかう経営課題や提供するサービスが多岐に渡ることから総合コンサルと呼ばれています。
「デロイトトーマツコンサルティング」「PwCコンサルティング」などが代表的です。
総合コンサルは近年大量採用を行なっており、コンサル業界の中では上〜中程度の入社難易度となっています。
戦略コンサル
戦略コンサルはクライアント企業のトップ層が抱える課題を解決することが仕事内容になります。
総合コンサルと近しいところもありますが、より抽象的な経営課題を請け負うことが多いです。また総合コンサルと比べると少数精鋭であり、仕事単価も戦略コンサルの方が高い傾向にあります。
代表的な企業を並べると「マッキンゼー・アンド・カンパニー」「ボストンコンサルティンググループ」などが挙げられます。
入社難易度は非常に高く、コンサル業界でもダントツです。少数精鋭で採用者数が少ないことも難易度が高い一因となっています。
ITコンサル
ITコンサルの仕事内容は、クライアント企業の経営課題に対してIT分野からアプローチすることです。
具体的にはIT戦略の策定やIT技術の導入、実行支援などを担当します。
ITコンサルでは「IBM」「シグマクシス」などが有名です。また、総合コンサルの中にはITコンサル部隊を抱えている企業も多数存在します。
コンサル業界内での就活難易度は比較的低いです。
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組織コンサル
組織コンサルは経営課題のうち組織・人事面の課題解決を専門とするコンサルタントです。
採用や育成などに対しての戦略を策定し、クライアント企業の経営をサポートします。
組織コンサルでは「ウイリス・タワーズワトソン」「マーサー ジャパン株式会社」などが有名な企業です。
就職難易度はコンサル業界の中では上〜中程度であり、中には新卒採用を行なっていない企業も存在します。
シンクタンク
シンクタンクは収集したデータを専門家などが分析し、結果を元にコンサルティングする仕事になります。
コンサルとは少し異なり、クライアントが公的機関であることが多いのもシンクタンクの特徴です。
シンクタンクを代表する企業は「株式会社三菱総合研究所」「株式会社日本総合研究所」などが挙げられます。
戦略系の次に来るほど就職難易度は高く、特に新卒採用となると大学院卒学生の採用が中心的です。
コンサル業界の現状

コンサル業界はコロナ禍の影響を受けて、経費削減の観点から一時需要が落ち込みました。
しかし現在は回復傾向にあり、主要コンサル企業の業績も増加しています。
デジタル関連やDX推進の面から需要も拡大しており、IDC Japan 株式会社の「国内コンサルティングサービス市場」予測では年々市場規模も拡大していくと見られています。
上記から、現状コンサル業界は成長産業であるといえます。
コンサル業界の新卒採用状況
コンサル業界は業績増加に伴い新卒採用の枠も若干増加傾向にあると考えられます。
またデジタル関連の需要拡大から、ビックデータ技術やAI分野を学んできた方などをより重宝する傾向です。
狭き門であるマッキンゼー・アンド・カンパニーでも、DX需要の拡大で以前より新卒採用数を増やしています。

なぜコンサルティング企業へ新卒入社するのは難しい?

コンサルティング企業は、一般的に新卒で入社するのが難しいと言われていますが、その理由について解説していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
即戦力が求められるから
コンサルティング企業では即戦力を求めており、中途採用が一般的です。そのために経験や実績がない新卒は採用されにくい現状があります。
もちろん、新卒採用の枠を設けている企業も存在します。ただ、求められるのは入社後すぐに活躍できる人材です。ほかの業界と異なり、自社でいちから育成することは少ないです。
「Up or Out(昇進か、もしくは退社か)」という言葉が使われている企業もあり、厳しい競争社会であることがうかがえます。
ライバルに優秀層が多いから
コンサルティング業界を志望する方には優秀層が多く、選考が激戦となることも新卒入社が難しい理由の一つです。
コンサルティング業界は平均的に他業界と比べて給与レベルが高い傾向にあります。
また、幅広いビジネススキルが身につき、人脈も広がることから市場価値も高まるので成長志向の方にはうってつけです。
このことから優秀層と呼ばれる高学歴の方からの人気が高く、競争倍率が非常に高くなっています。
選考スケジュールが早いから
他業界と比べて比較的早いスケジュールで選考が行われるのがコンサルティング業界です。夏秋のインターンに参加できなければ、そもそも選考を受けられないこともあります。
大学3年生の3月に説明会などの広報活動を、6月に面接を解禁しているのが経団連が定めた一般的な採用スケジュールです。
しかし、コンサルティング業界は2年生の3月から説明会が行われるケースなどもあるため、まずは早期のインターンに参加できるように万全の対策を行う必要があります。
コンサルに新卒入社するために必要なスキル|求められる人物像
難関であるコンサルティング企業に入社するにはどのようなスキルが求められるのでしょうか?
必要なスキルや人物像について解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
論理的思考力
コンサルタントはいかに根拠を筋道立てて課題解決に向かっていくかという論理的思考力が求められます。経営課題をどう解決するかが仕事なため、この論理的思考力が最重要と言っても過言ではありません。
また、戦略策定や施策をクライアントにわかりやすく伝えるためにも論理的思考力が必要になります。いかに正しい方法であってもクライアントに理解を得られないと価値を提供できないからです。
コンサルティング企業の採用ではフェルミ推定のように、論理的思考力を測る試験も多いことから、いかに必要としているのかがうかがえます。
コミュニケーション能力(英語力)
コンサルタントには高いコミュニケーション力も非常に重要となります。
技術職のように何か実在する成果物が存在するわけではなく、自分の考えや主張を相手に伝えることが価値となる職業だからです。
さらに、外資系となれば上司や同僚、クライアントが外国人であることも多いです。場合によってはいきなり海外勤務もあるでしょう。
そのため、英語をはじめとした語学力に加え、コミュニケーション能力はかなり重視されます。
タスク管理能力
コンサルタントは自らの仕事やプロジェクトを進めるために、予定や目標を設定して手際よくこなすタスク管理能力が必要です。
コンサルティング業界では新卒入社であっても即戦力であることを期待されるため、与えられる仕事量も多く、仕事の難易度も最初から高い傾向にあります。
激務をこなすには、自分に割り振られた複数のタスクを手際よくさばくことが必要不可欠です。
コンサル業界で働く以上、期限が迫る多くの案件を抱えることになるため、タスクを確実に管理できる能力を持っていることが求められます。
バイタリティー
コンサルティング業界は給与が高い反面、激務であることが知られています。
膨大な仕事量をこなすためにも高いバイタリティーが必要です。
クライアントの経営課題を解決するために、さまざまな壁を乗り越えてプロジェクトを成功に導かなくてはなりません。
勤務時間が長くなったり、対応する問題も多くなったりするので、体力やタフさが求められます。
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誠実さ
クライアントの課題に真摯に取り組む誠実さがコンサルタントには必要となります。
コンサルタントは経営課題を解決することで高額なフィーを得ています。
難解な課題を解決するには論理的思考力などの能力はもちろんのこと、人間として仕事に対しての誠実さが重要不可欠です。
能力が高いだけではコンサルティング企業に入社しても活躍できないといえます。
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コンサルに新卒で内定獲得するためにやるべき対策

就職難易度が高いコンサルティング業界で内定を獲得するにはどうすれば良いのでしょうか?
具体的な対策について解説していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コンサルに強い新卒エージェントに相談する
【公式HP】https://jobspring.jp/
コンサルティング企業への就職を狙うには入念な対策が必須です。
対策を行うためにもコンサルティング業界に強い就活エージェントに相談することをおすすめします。
コンサルティング企業の採用では、通常の面接やES(エントリーシート)選考に加えて、GD(グループディスカッション)やケーススタディと呼ばれる面接が行われます。
GD対策やケース面接対策など業界独自の採用試験の対策を行うには就活エージェントを利用しましょう。
コンサルティング業界に強いJobSpring(ジョブスプリング)では模擬面接やES添削、ケース面接対策を行うことができるので効果的です。
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コンサル企業のインターンに参加する

新卒でコンサルティング業界への就職を狙うには早期インターンへの参加が基本必須です。
早期インターンに参加できなければ、そもそも本選考を受けられないこともよくあります。
そこで早期インターンの情報を見逃さないためにも、Goodfind(グッドファインド)を上手く活用しましょう。
Goodfindは優秀層な学生に対して有益な情報を提供している就活サイトであり、就活の対策を行いながら情報収集することができます。
インターンの情報だけでなく、コンサルティング企業出身の方によるケーススタディ対策セミナーなども行なっているので、コンサルティング業界志望の方には特におすすめです。

コンサル企業も参加する就活イベントに参加する
コンサルティング企業が参加する就活イベントに参加するのも効果的です。
さまざまな企業と出会えるだけでなく、早期選考の情報を獲得できたり、活躍している社会人と接することができたりするなど、有利に就活を進められるメリットが多くあります。
株式会社DYMが運営する就活イベント「MeetsCompany(ミーツカンパニー)」では、コンサルティング企業が参加するイベントも多数開催されています。
人事の方などと近い距離で話すことで、業界への理解やコミュニーケーション能力のアップにもつながるのでおすすめです。
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まとめ:新卒でコンサルを志望するなら覚悟を持って臨もう!

コンサルティング業界への就職には高い能力や情報収集が必要であり、特に新卒では就職難易度が非常に高いです。
それでもなお志望するなら覚悟を持って早い段階から対策しましょう。一人で対策するには限界があるため、ご紹介したエージェントやイベントの利用が鍵となります。
「何から手をつければいいか分からない」という方は、まずJobSpringに相談することから始めるのがおすすめです。
就活を上手く進めて、自分が志望する業界や企業に就職できることを願っています。
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