あなたは、どの業種・企業を志望していますか?
金融、広告、商社など、業界で分けても様々な種類があります。業種・企業が決まっていなくとも、「どうせなら一流企業に入りたい」と思う人は多いのではないでしょうか。
一流企業に応募するとき知っておきたいのが、入社の難易度です。志望先に入る難しさを知り、競争意識を高めたり心構えを持ったりしておきましょう。
今回は、入社するのが難しい企業と業界、および入社が難しくない業種も見ていきます。企業選定の参考にしてみてくださいね!
- 入社するのが難しい有名企業を一挙に50社紹介!
- 一流企業に入社するのは非常に難しく、業界や職種によって入社難易度は異なる!
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【2023年】入社するのが難しい有名企業一覧

ここでは、就職偏差値を基準にして入社する難易度を分けています。就職偏差値は、高校や大学の受験で使われる偏差値と同じようなもので、選考難易度を数値化したものです。
20卒の大学別採用数をもとにした調査で、掲載されている就活難易度において50位以内にランクインした企業を、独自の方法で紹介しています。

出典:「入社が難しい有名企業」ランキングTOP200社 | 東洋経済オンライン
ランキングで50位以内に入っている企業は、誰もが知っているような有名企業ばかりです。そのため、就活生からの人気も高く、選考やインターンも毎年かなり高い競争率になっています。
適当に就活を進めているだけでは、絶対に選考には通りません。憧れの企業に入りたいのであれば、まずは企業からオファーがもらえる就活サイトを利用するのがよいでしょう。
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【2023年】入社するのが難しい人気企業

次に、就職偏差値が高い企業の中でも、特に名前が知れ渡っている企業をいくつかご紹介します。
伊藤忠商事 ~総合商社最大手~
伊藤忠商事は、五大商社の1つの超大手企業です。
就職偏差値は常にトップクラスで、2018年では就職偏差値が全体4位でした。
2020年の総合倍率ランキングでは1位と超人気企業で、入社が困難なのも頷けます。
>>総合商社と専門商社の違いとは?新卒で入るならどっちがいい?
トヨタ自動車
世界が誇るトヨタ自動車への入社が困難なのは、言わずもがなでしょう。
2018年の就職偏差値順位は123位とそこまで高くはないものの、約6,480社の倍率ランキングでは伊藤忠商事に次いで全体の2位でした。
わずかな内定枠をかけて戦うことになるので、少しの気の緩みも許されません。
資生堂
美容業界では、資生堂が入社最難関と言って良いでしょう。
トヨタ自動車と同じく、就職偏差値は高くないものの、倍率が非常に高いです。
化粧品会社志望の女性の多さが要因と考えられます。
三菱UFJ信託銀行
日本三大財閥で、三菱グループの企業の1つである三菱UFJ銀行も、入社が難しい企業です。
三菱グループの企業の中では就職偏差値こそ高くありませんが、倍率では三菱商事の次に高く、日本全体の就職倍率でトップ10入りしています。
また、採用人数の削減があったにも関わらず、メガバンクなだけあって応募者は毎年さほど変化がありません。
>>地方銀行の志望者はこちら!面接で聞かれる頻出質問や回答例も紹介
【文系・理系別】就職偏差値TOP10に入った有名企業

この章では、20卒の就職偏差値トップ10に入った企業を文理別で見ていきましょう。
文系と理系でランクインしている企業は異なるので、自分の専攻に合ったランキングをぜひ参考にしてください。
今回、参考にした資料は以下のものになります。ここでは、就職偏差値TOP10のみを取り上げますので、他の企業が気になる人は資料も合わせてご覧ください。
【文系】就職偏差値TOP10に入った有名企業
文系の就職偏差値TOP10には、金融・投資銀行、放送、コンサルティング、不動産など業界の最大手企業が名を連ねています。
国際協力銀行・日本銀行・野村證券(GM)が偏差値69と最高ランクに入っています。業界縮小の動きがみられる金融業界ですが、依然として就職偏差値は高いです。
また、三井不動産・三菱地所も偏差値69で同率1位となっています。不動産業界の大手2社も不動の人気です。
同率6位の偏差値68には、東京海上(SPEC)・ドリームインキュベータ・日本政策投資銀行・日本テレビ・日本取引所・野村證券(IB)・三菱総研がランクインしています。金融の他にも、放送、コンサルティング業界のトップ企業は人気が高く、募集人数に対して志望する学生が多いため、いまだに入社が難しい状況です。
さらに、志望する学生の層はいわゆる高学歴の学生が多く、企業にもハイレベルな大学のOB・OGが在籍しているため、選考基準がかなり厳しくなります。
>>文系大学院はやめとけ!就活のために進学するデメリットを紹介
【理系】就職偏差値TOP10に入った有名企業
理系の就職偏差値TOP10には、IT系の企業が主にランクインしています。ジャンルはインターネット、コンピュータ、宇宙開発、半導体などさまざまですが、一貫して時代の流れに乗ったIT業界に人気が集まっているようです。
就職偏差値70のランキングトップにはIBM(基礎研) ・Google(ソフトウェアエンジニア) ・Intel ・JAXAが入っています。特に、Google(ソフトウェアエンジニア)やIBM(基礎研)といったインターネット・コンピュータ業界は、熱が高まっており、これから競争率はより上がっていくでしょう。
また、同じく就職偏差値70でトップのJAXAも宇宙開発の分野では国内で一強です。総じて、グローバルに活躍している知名度の高い企業がランクインしています。
続いて、MRI・NTT持株・豊田中研・鉄研・電中研・産総研といった研究所が偏差値69で同率5位です。大学の研究や専門分野の知見を活かしたい学生が志望する傾向にあり、文系と違って業界の人気がぶれることなく集中しています。
これ以下の順位の企業でも、数理専門やコンピュータ、エネルギー、インターネット関係の技術職を担う業界の大手がランクインしています。
>>キャリアクラス新卒就活編集部おすすめの理系向け就活サイトを見る
【2023年】入社するのが難しい業界

次に入社が難しい業界を、就職偏差値のみを判断材料として紹介していきます。
広告
一番偏差値が高い業界は広告でした。市場はインターネット広告の伸びにより6兆円から徐々に成長しており、先行きもよく、安定していると言えるでしょう。
ただ、高収入なだけあって仕事は非常にハードです。クライアントの要望によってスケジュールや業務内容が左右されやすく、また、入稿期日などが厳しいため、激務になりやすい傾向にあります。

放送
次に偏差値が高いのは放送です。テレビ離れにより収益は減少傾向ですが、まだまだ全国の多くの人に視聴されるメディアであるため応募者数は例年多く、就職偏差値が高いです。
また、キー局などの新卒採用人数は、例年30名程度と狭き門であることも、就職偏差値が高い理由の1つです。人気の業種ですが、ニュース番組などは24時間動いているので、広告と同じく非常にハードな仕事でしょう。
金融
金融業界は、新卒就活において言わずと知れた激戦の業界です。銀行、証券、投資銀行などの高学歴の学生が集まる企業がそろっています。
金融業界の企業には、有名大学を卒業したOB・OGが在籍していることが多く、選考基準も他の業界と比べてかなり難関です。業界全体として縮小している傾向にありますが、給料も高いため、人気は根強いといえます。

コンサルティング
コンサルティング業界は、高給かつ激務で有名です。ハイレベルなスキルを持つ学生がこぞって志望する傾向にあります。
数年続くと長い方と言われるほど仕事は忙しいのですが、それをこなすことができれば年収1000万円を20代で突破することは容易です。
ただ、とにかく仕事量が多いので、企業は即戦力の人材を求めています。新卒であっても特別な対策が必要な厳しい選考が行われるので、受ける上でそれなりの覚悟は必要です。

石油・鉱業
この業種は新卒採用をほとんどやっておらず、大手だと2〜3人しか採らないためでしょう。
また、給料が高いのにも関わらず激務でないので、新卒・中途共に人気で、高学歴の人がたくさん集まるのも要因です。
総合商社
高給なぶん高学歴層がたくさん集まり、面接で問われる内容もハイレベルです。
業務内容も非常に高度なため、コミュニケーション力や高いマインドセット、ホスピタリティーなどが求められる総合商社業界は、非常に高い就職偏差値を誇ります。

【2023年】入社が難しくない業界とは?

では逆に、入社が困難ではない業種とはどこでしょうか?3つ紹介します。
知名度の低い一部メーカー
総じて就職偏差値が低めなのがメーカーです。メーカーとは製品を製造する企業のことで、ゴム・ガラス、機械・機器、鉄鋼・金属など、種類は多岐にわたります。
偏差値はだいたい55前後で、地方の国公立大工学部からの入社がしやすく、優良企業も多数あります。しかし、一般的な就活生からの認知度が低く、超上位大学の学生からのエントリーが少ないため、他業種よりも就職偏差値が低いのだと考えられます。
またメーカーは、「給料が低そう・汚れそう・女性が少なそう」というような悪い印象を持つ人が多いのも1つの理由です。とはいうものの、地方の国公立大の工学部生の入社比率が高いため、対策をしっかり行いましょう。

物流・運送
物流・運送業界は総合職と技能職の募集があり、総合職ではデスクワーク、技能職では肉体労働が求められる点が特徴です。
日通や佐川など大手企業の総合職への応募者は、高学歴層が多いので難易度は高くなります。一方、技能職は単純作業が多くなることもあり、就職偏差値は比較的低くなります。下請け会社なども、大手と応募者層が異なるため入社難易度が低いです。
業界の就職難易度は受ける企業、職種で大きく異なる場合があるのも覚えておきたいですね。
外食
企業の就職偏差値を見ても、一番高いのがスターバックスコーヒージャパンの46となっています。
外食業界は基本的に、多くの店舗スタッフが必要な業界のため、大量に採用する傾向にあります。また、店舗スタッフの業務は肉体労働的な側面があるため、学歴に関係なく内定が出やすく、偏差値が低めな大学出身者からの応募・内定の割合が多くなることが理由にあげられます。
各店舗の店長をまとめる管理職や、新メニューの企画や、どの店舗でどのメニューを販売するか考える開発職など、本部スタッフの募集もありますが、こちらは比較的高学歴層からの応募が多くなります。しかし、本部スタッフの採用数は非常に少ないため、外食業界全体の就職偏差値は低くなります。
入社するのが難しい企業に受かるには?|対策7選
ここからは、入社難易度の高い企業に入るためのポイントをお伝えします。やれることは全てやり尽くしてみましょう。
順番に解説します。
逆求人型サービスを利用する
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インターンに参加する

インターンに参加することは正直メリットしかありません。
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中には、「インターンに参加しないと選考にも進めない」企業もあるので、気になる企業には参加すべきです。
インターンには短期と長期がありますが、なるべく長期で参加することをおすすめします。なぜなら、企業の中で実際に社会人と同じように働くことを、よりリアルに体験できるからです。
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OB・OG訪問をする
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企業研究や業界分析は、一流企業に受かるうえでは不可欠です。でも、そこに勤める人から話を聞けると、企業研究をかなり効率的に進めることができますね。場合によっては、早期選考につながることもあるので、やって損はありませんよ。
OB・OG訪問は、ビズリーチ・キャンパスとマッチャーがおすすめです。オンラインで訪問することができ、就活について先輩に相談できます。
ただし、ビズリーチキャンパスは、国公立大と有名私立大のみ対象となっています。マッチャーは所属大学に関わらず利用可能です。ビズリーチ・キャンパスの対象校の人はビズリーチ・キャンパス、それ以外か大学関係なく社会人と会いたい人はMatcher(マッチャー)をおすすめします。
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大学のキャリアセンターに相談する
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学内で開催するイベントの情報は、キャリアセンターから発信することがほとんどのため、キャリアセンターの情報はチェックしておきましょう。
そして、キャリアセンターでは、あなたの大学のことをよく理解している担当者が相談にのってくれるため、的確なアドバイスが得られるでしょう。
就活本を読む
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入社するのが難しい有名企業ランキングまとめ
理系に特化した就職偏差値について詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしましょう。各ランク別に、企業の特徴や内定獲得のためのアドバイスを掲載しているので、これから就活を始める理系学生の方はぜひ参考にしてみてください。

就職偏差値(就職難易度)の総合ランキングは下記の記事で確認できます。就職偏差値は、某掲示板で毎年議論されて決定される指標なので、チェックしてみましょう。

入社難易度が高い企業だからといって、全く内定が貰えないわけではありません。エントリーしてみなければ、落ちることもなければ受かることもありません。やれることはすべてチャレンジしてください。
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- JobSpring(ジョブスプリング)…他の就活生に差を付ける!就活のプロから徹底サポートを受けながら進む内定への近道。




