転職コラム

飲食の正社員を辞めたい13の理由。実際に飲食業で働いていた私の体験談

飲食の正社員を辞めたいと思っていますね?

「辞めたい!」という理由はさまざまあるでしょう。

  • 人と同じ様な休みが取れないこと
  • 食事が不規則になり、体調を壊しやすい
  • 回りの配慮も必要で、精神的に苦痛になること
  • 回りの環境に合わせてシフトを組む事が苦痛
  • 水場をどうしても避けらず手が荒れる
  • 労働環境が悪い…

などなど。実際に私も飲食の正社員として働いていましたが、ものすごく辛いですよね。特にチェーン店の正社員なんかは、無理して身体を壊す人も多い。私の経験からですが、飲食業は、コンプライアンスを重視する企業が少ないように思います。

この業界はブラック企業が多い業界なのかもしれません。あなたが飲食の正社員を辞めたいと思っていることは、転職したいということでしょう。別の業界に行きたい、労働環境が良い職場で働きたい…。本気でそう思っているなら、転職しましょう。

飲食業界は、どうしても労働環境が悪くなりがちです。正社員が少なく、一緒に働くのはやる気のないアルバイトたち。怒鳴り声をあげる悪質なモンスタークレーマーや、バイトテロの後始末まで、正社員がしなくてはいけません。

まっとうに働いていきたい場合、飲食業よりも別の業界に転職することをおすすめします。今回は、飲食の正社員を辞めたい理由と、実際に飲食業で正社員をしていた私の体験談をお話していきます。

目次
  1. 飲食の正社員を辞めたい理由とは?
  2. 実際に飲食業で正社員をしていた私の体験談
  3. 転職したら、また飲食業界で働きたいか?
  4. 「飲食の正社員を辞めたい」と苦しんでいる人へ

飲食の正社員を辞めたい理由とは?

あなたは何故、飲食業の正社員を「辞めたい」と感じるのですか?以下は、私の実体験に基づく辞めたい理由です。あなたも共感する部分があるのではないでしょうか…。

飲食の正社員を辞めたい理由1.休みがとりにくい

飲食店でよくあるのが、正社員でも休みがとりにくいという事だと思います。例えば、夏休みはみんなが外に出て何かを食べる、外食にしても、家族が集まって休暇をとれる期間になります。

そんな時は、飲食店にとって、稼ぎ時であって、休むことが困難になります。これが、一番に辞めたくなる理由になると思います。

飲食の正社員を辞めたい理由2.体を壊すから

飲食店は、お客様に提供するときも稼ぎ時になります。例えば、お昼のご飯時に、自分の腹時計もなります。

そうなると、お客様が優先順位にあるので、自分の食事の時間帯が分からなくなってしまい、不規則な生活になりがちになります。身体がついていけない、そんな状態になり、身体も壊します。

飲食の正社員を辞めたい理由3.お客様優先だから

常にお客様に何かを提供する立場なので、腰を低くして、いつもお客様優先になります。「これをして欲しい、こういうことはできないか」という要望に常にに、耳を傾けなければなりません。次第に、精神的なストレスにもなります。

また、クレーム対応にも耳を傾けて仕事をしなくてはいけないので、お客様とのやり取りもうまくなければなりません。例えば、お客様にこれが、汚かったというクレームは、出した従業員ではなく、責任者の問題になります。

なぜ対応を教えていなかったのか、なぜ、やらせなかったのかと言うことに繋がります。

飲食の正社員を辞めたい理由4.座っている暇がない程忙しい

飲食店はスピードも求められる仕事です。「早く食べたい」、おなかがすけばお客さんはそうなります。常に、スピードを気にかけてする仕事なので、目も行き届かせなくてはいけません。

つまり、座っている暇がない程忙しいので、腰を痛めたり足を痛めたり、手が動かなくなったりと、身体も不調になりがちです。お昼の忙しい時は、クレームも受けなければならないし、身体も動かさなければいけない、と疲労が重なります。

飲食の正社員を辞めたい理由5.ほかの従業員にも目を通さなくてはいけない

社員となると、ほかの従業員にも目を通して仕事をしなくてはいけません。どんなに忙しくても、休憩を入れてあげなければいけない配慮も必要です。自分も、いっぱいいっぱいであっても、その配慮がないと、従業員が仕事を続けてけなくなってしまうからです。

例えば、精神的に疲れてしまった人への配慮や、悩みを聞く役にもなるのです。体調不良になってしまったそんなことがあってはならないように常に、目を通していなくてはいけません。自分の自己管理も必要になって来るので、そこでも、精神的にきつくなります。

飲食の正社員を辞めたい理由6.従業員同士のトラブルが尽きない

従業員同士のトラブルも尽きません。これは誰がやるのか、誰は合わないなどといったトラブルはいつもあります。そのようなことがないように、話の聞き手に回ったり指導することもあります。

全ての人間が同じではないように、一人一人に合わせた話をしないと、会話が成り立ちません。一人一人に合わせて話す話術も必要になってきます。

どうしても合わない、どうしても納得がいかない事はたくさんでてきます。そのたびに、シフトを組みなおししたりするので、余計な仕事がふえてしまいます。

飲食の正社員を辞めたい理由7.荒れやすい体になる

飲食店でありがちなのが、水を使ったりする仕事もそのうちにはいります。家で家事をする2倍以上の水の使用があると思います。水は、手荒れや荒れやすい体質を作ってしまいます。しかし、使わずにはいられないのでその辺もたいへんです。

万が一手荒れがひどいことになってしまったとなると、寝る前のケアや、大きな疾病にならないように、ケアが大事になってきます。万が一何かあって手が使えない、そんな時は休むしかないので、お手入れも欠かせません。

飲食の正社員を辞めたい理由8.目が回りそうになる

人とのかかわりあいも多く、その人に合わせたケアも必要になりますし、シフト交換の際には仕事も増えます。そのため、自己管理も必要になってきます。

精神的ダメージは大きいですが、従業員に対してのフォローも大事になってきます。自分の管理と、従業員の管理で目が回りそうになります。

勿論、自分の気分を上げることもします。自分で何か出来たか、どこがうまくいったか、などで気持ちを切り替えなければいけません。気持ちの切り替えで自分なりの、ペースが出来上がってきます。

自分のペースを崩さず調整していきます。その後に回りの従業員もやってくれるような気がします。

飲食の正社員を辞めたい理由9.奴隷のようだから

上司とのやり取りで、社畜・会社のシステムの奴隷だと感じてしまいました。

明らかに矛盾していることでも、会社側が「やれ」と言ったことに対して、自分の考えも示さずにただ言われたとおりにやる上司を見て、「偉くなってもそれでいいのか?」と感じました。

飲食の正社員を辞めたい理由10.上司が聞く耳を持たないから

熱を込めて取り組んだことに対して、結果(数字)にしか興味を示さない上司がいることに飽き飽きしました。もちろん、上になればなるほどより多くのことを見なければならないため、仕方ない部分もあります。

ですが、上司として「聞く耳をもたない」人は、やはり人望もなく尊敬することはできません。

飲食の正社員を辞めたい理由11.優等生を演じなければならないから

繁忙期に徹夜のような生活を続け、寝不足で体調不良に見舞われながらも笑顔を見せて、優等生を演じなければならないことです。

切り替えることができる人はいますし、一時期私もそのように振る舞っていましたが、誰にでも後にそのしわ寄せは訪れます。そこまでして自分を犠牲にするのであれば、もっと自分に正直に、自分がやりたいと思うことにチャレンジしたいと思いました。

飲食の正社員を辞めたい理由12.アルバイトの確保が難しいから

アルバイトの充実度しだいで勤務時間や休日が大きく左右されてしまうからです。アルバイトの確保は、飲食業界において厳しい状況にあります。また、私個人としましては、”自分の名前を何かに残したい”という強い思いがありました。

特に飲食の店舗勤務では、名刺があってもお客様へ謝罪の意味でお渡しするくらいであり、5年後、10年後を見据えた時に辞めるべきだと感じました。

飲食の正社員を辞めたい理由13.不規則な生活だから

飲食業は不規則な生活です。店舗を運営するにつれて、アルバイトや部下のことをケアしながらやっていかなければならないため、自分の都合のいいようにコントロールすることは至難の業。

場合によっては深夜に稼働しなければならない時もあれば、早朝から一日中働く必要が出てくる時もあります。「仕事のため」「稼ぐため」という目的で乗り切ってきましたが、私個人としましては、その働き方が正しくないと結論づけました。

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実際に飲食業で正社員をしていた私の体験談

ここでは、実際に飲食業で正社員をしていた私の体験談をお伝えします。

1.働いていた飲食業は?

自分が正社員で働いていたのは、うどん屋さんです。最初は店舗の方で働いていました。その後、移動販売も始めるということで、そちらも任せされるようになりました。

軽自動車に調理器具をのせ、それを4店舗のパチンコ屋さんの前で回りながら、時間で売るという感じの営業方法です。

2.辞めた理由は?

辞めたい理由というより辞めた理由は、

  1. 賞与が無い
  2. 保険も何もない
  3. 従業員・労働環境が最悪
  4. 給料が安い
  5. 残業代がない

ということです。月収は23万円でした。一見するといい会社なんですが、25日間勤務でボーナスも退職金も残業代もありません。募集では9~18時と書いてありますが、実際営業時間が終わるのは夜の20時です。そこから店舗に引き上げ片付け、売り上げ集計で21時を超えます。

勿論この残業代はでません。これを時給換算すると700円ぐらいで、明らかに、県の最低賃金以下で労働している事になります。しかも朝、調理の手伝いまでさせられることがあります。朝7時に出社。つまり時給換算ではそれらを入れると600円台と思われます。

3.「辞めたい」と思った決定的だった事件は?

また、これは「辞めたい」と思った決定的だった事件なのですが、うどんやおそばに規定以上の防腐剤が入っていることです。移動販売店で冷蔵設備が無いという事は、特に夏場などは食品を持たせるために「大量の防腐剤」を入れているのです。

入ったばかりで全く解らなかった私は、暫くするとその事情を聴かされました。そして”食べたら危険”という説明を受けました。そんな商品を販売していたら、私は刑事事件の被疑者になる可能性すらでてきました。

食べているうちに倒れられたら困るという事で、先輩に説得されました。面接の時の社長の熱意と実際の会社がやっている事に乖離がある。つまりこの会社はブラック企業であるという事です。

5.会社のおかしさに辟易したことは?

イベントを開催する事をマネージャーは知っていました。一杯100円というイベントですので、それはお客さんは来ます。ところがそのイベントがあるという事を、朝まで知らされませんでした。

天ぷらやその他もろもろの準備がある訳ですが、全く出来ず当然商品が足りない。なのに、こちらに文句ばかり言っている。実は携帯電話をそれまで持っていませんでしたが、連絡用という事で自腹で持つことにしました。(会社が要求してきた為でもあります)なんのために持ったのかも解りません。

料金までこちら負担なのに、そういうおかしな言いがかりをずっとつけられました。一生懸命やっても、なんら評価されません。

6.精神的にきつくなったから

一番は精神的にきつくなった時です。真面目にやっているのであれば仕事自体は嫌な事もありましたが、継続はできたように思います。ちゃんと賃金を支払い、従業員の事を考えてくれれば継続しても問題はありません。

しかし、防腐剤についてあのような説明を受けたら、いいとか悪いとか生活の為だとか以前に、私は犯罪行為の片棒を担ぐ事になります。

知らなかったという事なら、警察にもある程度弁明はできましょうが、聞いてしまった以上知らなかったという説明は出来ません。

生活の為に仕方なくやっている人もいましたが、そんな法律違反をしている商品を売るという事が、私には考えられませんでした。

実際起きた事ですが、防腐剤の副作用だと思います。うどんを茹でていたら、麺がワンタンのように伸びてバラバラになってしまいました。腐敗?していたのか解りませんが、恐ろしくなりました。作っている途中お客さんは見ている訳でどう誤魔化そうかと焦りました。

次第にこうした事が恐ろしくなりました。外では、配達しにきた人と”もっと入れろ”という指示をしているマネージャーがいました。もはや常軌を逸した行動に、私は辞める決意をしました。勿論これだけではありません。

新人へのパワハラ、女性にはセクハラ。社員自体の質が相当おかしいものでした。

転職したら、また飲食業界で働きたいか?

基本的には飲食業界へ戻りたいとは思いません。料理自体は好きなので、環境が良ければ…と考えることはありますね。この業界は慢性的な人員不足であり、その状況しだいで過酷な勤務環境へと変わってしまうからです。

もし再び飲食業で働かなければならない時が来て、飲食業界で働いた実績があることを評価されて復帰する日が来るのかもしれません。ですが、そうならないために飲食業以外で仕事をしていると言っても過言ではありません。

「飲食の正社員を辞めたい」と苦しんでいる人へ

あなたが辞めたいと思うなら、次の転職先を見つけたうえで辞めることがベストだと思います。ただし、精神的にも肉体的にも限界で、どうしても辞めたい…。というのであれば、転職先を見つけてなかろうと、すぐに辞めた方が良いでしょう。

嫌だと感じながら続けても、精神的に良いとは言えないからです。仕事をするためには、自分の身体と精神面が資本になります。ただその一方で、飲食業界(サービス業)で身に付けたことは他の業界へと転職しても役立ちます。

人とのやり取りやアルバイトの扱い方、マナーなど、私は出版業界へ転職後にとても役立ちました。飲食業界で働いてきた経験が、自分の強みとなりました。

1つ強調しておきたいのは、辞める前に、その会社で自分のベストを出し尽くしてみることです。中途半端な状態で辞めてしまうと、きっと後悔すると思います。それでも駄目だったら辞めましょう。

もし、心と体が悲鳴をあげているなら、今すぐ辞めることを考えてください。世の中には、沢山の仕事があります。あなたに合った仕事を見つけましょう。まずは、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

 

ABOUT ME
大島大地
福岡県出身。法政大学卒業後、国内大手電子部品メーカーへ新卒入社。法人営業として、国内大手電気メーカーに携わる。その後、従業員数十名規模のWeb企業にてSEO・Webディレクション業務に従事。2021年2月にウェブココル株式会社に最高執行責任者(COO)として就任し、現在に至る。大手からベンチャー企業に転職した経験を活かして、転職情報を届けています。