外資系企業への転職を希望していても、自分がやっていけるか心配という声をよく聞きます。日系企業とは異なり、成果主義やドライな人間関係にギャップを感じる方が多いのは事実です。
しかし、自分が外資系企業に向いている人なのかを把握して、転職エージェントを利用すれば外資系企業への転職を成功させられます。
本気で外資系企業への転職を目指す方は、外資系企業の求人を豊富に扱うビズリーチに登録しておきましょう。
本記事では、外資系企業に向いている人・向いていない人の特徴を解説します。外資系企業への適性を診断できるアプリも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
診断!外資系企業に向いている人の特徴

外資系企業に向いている人の特徴は以下の7つです。自分の性格が当てはまっていれば、外資系企業で問題なく業務をこなせます。
- 合理的に物事を考える人
- 一つのことを突き詰めている人
- 実力で評価されたい成長意欲が強い人
- 積極的に発言・行動できる人
- 課題に対してロジカルに物事を考えられる人
- さまざまな変化に柔軟な対応ができる人
- 指示待ちをせずに自ら動ける人
合理的に物事を考える人
外資系企業では仕事をこなすうえで効率の良さを求められます。そのため、合理的に物事を考えることが必須です。
日系企業では仕事の丁寧さや正確さを重視しますが、外資系企業ではスピードと明確な結果が必要になります。
分析・説明にダラダラと時間をかけるのではなく、ロジカルシンキングで端的に問題点を洗い出し、解決策を導き出さなければなりません。
また効率良く仕事に取り組むためには周囲に依頼する場面もあり、自分以外の仕事も把握していることが重要です。
一つのことを突き詰めている人
外資系企業では適度にいろいろこなせるオールラウンダーよりも、ひとつのことを突き詰めたスペシャリストが重宝されます。
採用の時点で専門性やスキルを評価するので、人材を募集しているポジションにマッチするスキルがあるかどうかが重要です。そのため、ひとつのことを突き詰める性格の方は外資系企業に向いています。
特定の分野で深い専門知識を持っている方であれば、入社後は即戦力としてすぐに活躍できるでしょう。
外資系企業で活躍するためには、高いプロ意識を持って業務に取り組むことが大切です。
実力で評価されたい成長意欲が強い人
実力で評価されたい成長意欲の強い人は外資系企業に向いています。外資系企業は成果主義のため、年齢ではなく成果を出す人材だけが出世するのが一般的です。
年功序列の日系企業とは異なり、実力さえあれば年齢が若くてもどんどん評価してもらえます。
「もっと専門性を身につけたい」「難易度の高いプロジェクトに挑戦したい」という、成長意欲の強い方は楽しみながら働けるでしょう。
積極的に発言・行動できる人
外資系企業では「自分の意見を積極的に言えない=仕事ができない」とみなされます。そのため、積極的に発言・行動することが必須です。
スキルや豊富な経験を持っていても、積極性がなければ組織の中で埋もれてしまいます。
また新人であってもミーティングなどで意見を求められるのは、外資系企業と日系企業の大きな違いです。日系企業で働くように空気を読んでいると、上司から注意されることもあるでしょう。
しかし、積極的に発言できる方であれば、入社後もすぐ周りに馴染めます。
課題に対してロジカルに物事を考えられる人
外資系企業で働き続けるには、ロジカル・シンキングが必須のスキルです。課題に対してロジカルに考えられれば、異なる文化で育った同僚とも話が通じます。
またロジカルに物事を考えるからこそ、問題が起きた際にも内容を整理してスマートに伝えられるでしょう。自分1人では対処できない問題があっても、速やかにサポートしてもらえます。
日本人はロジカルに考えることが苦手と言われているので、外資系企業への転職を目指す方はロジカル・シンキングを習得しておきましょう。
さまざまな変化に柔軟な対応ができる人
日系企業と比べて外資系企業は組織変更が頻繁に起こります。上司や業務の変更は日常茶飯事なので、さまざまな変化に柔軟な対応ができる人でないとついていけません。
特にIT企業やベンチャー企業は、外資系企業の中でもスピーディーな事業展開が特徴です。予想外の事態も多々あるため、何事にも柔軟に対応する能力を求められます。
また失敗した際には失敗を回避することよりも、トラブルに柔軟に対応できるかどうかが評価のポイントです。
指示待ちをせずに自ら動ける人
外資系企業では待っていても仕事を与えられることはありません。そのため、指示待ちをせずに、自ら積極的に動ける人が向いています。
仕事の進め方や段取りを細かく指定されないため、基本的に自分のペースで自由に仕事に取り組める環境です。
プロジェクトに参加したら業務の方向性や具体的な方法を自分で決定し、上司の確認を取るのが日系企業との違いでしょう。
外資系企業で活躍するためには、仕事に適切な優先順位をつけて迅速に行動することが重要です。

こんな人はやめとけ!外資系転職をやめたほうが良い・合わない人の特徴

外資系への転職はやめたほうが良い・合わない人の特徴は以下のとおりです。
- 競争が苦手な人
- 保守的で自己主張が苦手な人
- クビになるリスクばかり目がいく人
競争が苦手な人
外資系企業では成果主義を重視しており、同僚との競争が当たり前です。他者よりも成果を出せなければ、給料が下がり出世の道も閉ざされてしまいます。
人と競争するよりも、同僚と協力して物事に取り組みたい方は外資系企業に向いていません。
プロジェクトチームで協力する場面はありますが、自分の成果をアピールできなければ評価が下がってしまいます。
そのため、競争社会では疲弊してしまうという方に、外資系企業への転職はおすすめできません。
保守的で自己主張が苦手な人
保守的で自己主張が苦手な方は、積極性を求められる外資系企業に向いていません。
外資系企業では積極的に仕事に取り組む姿勢が評価されるのが特徴です。指示やルールに従って仕事を進めたい方は、仕事ができない人間とみなされてしまいます。
また外資系企業では日本人だけでなく、さまざまな国出身の同僚と一緒に働かなければなりません。保守的で自己主張できないままでは、同僚とうまくコミュニケーションを取れないでしょう。
クビになるリスクばかり目がいく人
外資系企業では成果を出せなければ給料が上がらず、最悪の場合はリストラ対象になってしまいます。
日系企業では終身雇用制度を採用しているところが多いですが、外資系企業は会社の一員として守ってくれません。クビになるリスクばかりに目がいく方も、外資系企業への転職はやめておきましょう。
特にアメリカ系の企業では合理主義が浸透しており、業績が悪化すると躊躇なくリストラされます。安定志向の方は外資系企業ではなく、日系企業で働くのがおすすめです。

外資系企業で評価される人・求められる人材の特徴は?

外資系企業に向いている人の特徴に当てはまる方であれば、日系企業から転職しても評価される可能性があります。
本記事で紹介した向いている人の特徴は、外資系企業で働くうえで必須の性質です。自分から発言したり、行動したりできる方は求められる人材となるでしょう。
さらにその中でも積極性が高く、合理的な思考に長けている人材は、どんどん活躍して出世を目指せます。
外資系転職を目指す方には、自分から何でもチャレンジしてみる精神が重要です。
外資系企業の人は頭がおかしい、性格悪いと言われているのは本当?

外資系企業に勤める方は頭がおかしい、性格が悪いと言われているのは本当ではありません。
外資系企業で働くには合理的な思考や行動を求められます。ロジカルな方が多いので感情ではなく、理性で物事を判断するのが当たり前です。
また社内の人間関係がドライであることから、過度な人付き合いをしないので、性格が悪いと思われるのかもしれません。
成果主義による競争のため気が強い方は多いですが、性格が悪いのとはまた別の話です。入社して頭がおかしい人や性格が悪い人だらけ、ということはないので安心してください。

外資系企業への転職を成功させる方法は?

外資系企業への転職を成功させるには以下のポイントを把握しておきましょう。
- 外資系向けの転職エージェントに登録する
- 前職での実績を具体的に説明できるように準備する
- 自分が企業に対してどのように貢献できるかを伝えられるようにする
外資系企業は必要なポジションにマッチする人材をスポットで募集します。そのため、前職で培ったスキルや経験で、どのように貢献できるかをアピールするのが重要です。
また転職活動において、外資系企業に採用される選考対策を1人で行うことはなかなかできません。外資系向けの転職エージェントに登録して、プロのサポートを受けるのがおすすめです。
おすすめの適正診断アプリを紹介
外資系企業に自分が向いている人なのかを判断するには、適性診断アプリを使うのがおすすめです。ここでは無料で利用できる診断アプリを紹介するので、まずは適性を確認してみましょう。
- リクナビグッドポイント診断
- doda適性診断
リクナビグッドポイント診断

リクナビグッドポイント診断は質問に答えると、たったの30分で自分の強みや魅力がわかる適性診断です。自分ではなかなか気付けない強みを全18種類の中から5つピックアップしてくれます。
簡単に自己分析ができるので、外資系企業の選考で何をアピールするべきか迷う心配がありません。
全293の質問に4択形式で答えるのは大変ですが、利用者の多くは診断結果を選考対策に活かしています。
自分が外資系企業に向いている人なのかを見極めたい方は、リクナビグッドポイント診断を利用してみましょう。

doda適正診断

doda適性診断では60問に回答するだけで、自分が外資系企業に向いている人かどうかを診断できます。dodaに登録せずに診断を始められるので、今すぐ適性を知りたい方におすすめです。
以下4つの項目に2択で答えるだけなので、時間は10分もかかりません。
- 年収
- 仕事内容
- 人間関係
- 待遇や業務内容
診断結果ではどんな切り口で転職先を探すべきかのヒントがもらえ、今の仕事に対する満足度もパーセンテージで表示されます。
外資系企業への適性を気軽に知りたい方はdoda適性診断を試してみてください。

外資系転職におすすめの転職エージェント
外資系企業への転職を目指すなら、外資系向け転職エージェントの利用が必須です。外資系企業への転職を決意した方は、以下のエージェントに相談してみましょう。
- ビズリーチ
- リクルートダイレクトスカウト
ビズリーチ

エージェント名 | ビズリーチ |
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求人数 | 75,650件(2022年5月31日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年齢 | 20代~ |
対応エリア | 全国/海外 |
オンライン面談 | 対応 |
得意分野 | 外資系企業/ハイクラス |
公式HP | https://www.bizreach.jp/ |
ビズリーチはハイクラス向けの転職エージェントで、外資系企業の求人を豊富に扱っています。登録するとあなたの職務経歴書を見たヘッドハンターから、直接スカウトしてもらえるのが特徴です。
取り扱う求人の約3割が年収1,000万円以上であり、外資系企業に転職してどんどん上を目指したい方に適しています。
また有料プランを利用すればすべての求人を検索できるので、スカウトを待つだけよりも効率良く応募先を探せるでしょう。

リクルートダイレクトスカウト

エージェント名 | リクルートダイレクトスカウト |
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求人数 | 109,092件(2022年5月31日現在) 今の求人数:公式HP参照 |
対象年齢 | 30代~ |
対応エリア | 全国/海外 |
オンライン面談 | 対応 |
得意分野 | 外資系企業/ハイクラス |
公式HP | https://directscout.recruit.co.jp/ |
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人に特化した転職エージェントです。
日本アイ・ビー・エムやApple Japan合同会社など外資系企業の求人を多数扱っています。そのため、豊富な選択肢の中から自分にぴったりの転職先を見つけられるでしょう。
登録後はスカウトを待つだけで自分からアクションを起こす必要がなく、仕事の合間に転職活動を進められます。
またビズリーチとは異なり、リクルートダイレクトスカウトではすべての機能を完全無料で利用できるのも魅力です。


外資系企業に向いている人・向いていな人診断まとめ
外資系企業で働くには、積極的に行動できる姿勢や合理的に物事を考えるスキルが必要です。
本記事で紹介した外資系企業に向いている人の特徴に当てはまっていれば、転職後に新たな環境を楽しみながら働けます。
また外資系企業の転職を目指す方は、外資系企業からスカウトがもらえるビズリーチに登録するのがおすすめです。
自分の適性を把握して、外資系企業への転職を成功させましょう。
▼実際に外資系企業に勤めている方へのインタビュー

