
フリーターでストレスを感じることって多いですよね。
- 周囲からの冷たい目
- いくら働いても低いままの給料
- 無職やニートと同じ扱いをされるフリーター…
フリーターである自分を責めてしまったり、フリーターの世間体が悪いことがストレスになっている人もいるでしょう。私自身、フリーターのときは劣等感にさいなまれ、生きているだけでもストレスを感じていたと思います。
私がフリーターを脱出するきっかけになった出来事として、車の購入を考えて自動車ディーラーに行った時の出来事です。田舎なので一人一台車がないと生活できないような環境で、親の車を共同で乗っていたのですが、それも煩わしくなったので購入を決意しディーラーに訪問し商談をしました。
その際にローンの申し込みをするのですが、当然自分だけでは申し込めず親の名前でローンを組むのが恥ずかしく感じました。恥ずかしくて、営業担当に笑われているような気がして就職を決意しました。
フリーターではローンが申し込めないことがストレスでしたね。フリーターではローン審査に通らないので、年相応のライフステージに立てなくなります。そこから、それまでの考え方を変えていく努力をしました。
フリーターは嫌だと思いながらも心のどこかで「まあいいや」、と甘えていた気持ちがあったのだろうと思ったのです。すぐにあきらめて楽な方にいこうとする自分自身を戒めなくては何も変わらない、と強く感じました。
フリーターは時間的な拘束や曜日での縛りが少ないので、就職しようと思いはじめたら、行動が早くできた気がします。朝から夜遅くまで働いても、生活するのがやっと…という生活からはやく逃れたいという気持ちが大きかったです。
フリーターのストレスから抜け出した今では、正社員になり人生が安定しました。正社員にも正社員なりのストレスはありますが、それはフリーターのストレスとはまるで違うものです。
フリーター時代は自尊心の低さが大きなストレスになっていましたが、今は自信ができて劣等感がなくなりました。最近では結構どこも人手不足なので、あなたが思っているほど正社員への敷居は高くないと思います。
フリーターのストレスを抱えているなら、今がフリーターから抜け出す最高のチャンスなのかもしれません。
フリーター転職におすすめTOP3


- フリーターでストレスを感じることは?
- フリーターでストレスを感じること1.自分を責めてしまうこと
- フリーターでストレスを感じること2.親や親戚から「仕事は?」と聞かれること
- フリーターでストレスを感じること3.世間が休んでいるときに働くこと
- フリーターでストレスを感じること4.穴埋め要員にさせられること
- フリーターでストレスを感じること5.先が見えないこと
- フリーターでストレスを感じること6.見下されること
- フリーターでストレスを感じること7.周囲に心配をかけていたこと
- フリーターでストレスを感じること8.同級生に会うこと
- フリーターでストレスを感じること9.説教されること
- フリーターでストレスを感じること10.正社員との格差を感じること
- フリーターでストレスを感じること11.やりがいがないこと
- フリーターでストレスを感じること12.肉体的に辛いこと
- フリーターでストレスを感じること13.フリーターが生きづらいこと
- フリーターのストレスから抜け出すには?
- フリーターのストレスで「辛い」と悩んでいる人へ
フリーターでストレスを感じることは?

ここでは、私が実際にフリーターをしていてストレスを感じたことを紹介していきます。
フリーターでストレスを感じること1.自分を責めてしまうこと

フリーターをしていてストレスを感じることは非常に多いです。最大のストレスは、自分を責めてしまうことですね。私は、大学を卒業してフリーターになりました。両親には、これまでたくさんのお金をかけてもらったと思います。
特に大学では本当にたくさんのお金がかかりました。それなのに、就職活動に失敗し、フリーターになってしまって申し訳ないと思っています。何て自分はダメな人間なんだと責める日々。
ほとんどの人はどこかしらに正社員として就職しているのに、自分は何をやっているのだろうと責めてしまうわけです。これが非常に大きなストレスとなっています。
フリーターでストレスを感じること2.親や親戚から「仕事は?」と聞かれること

フリーターにとって、仕事の話題が一番避けたいことです。仕事の話題を親や親戚から聞かれると、大きなストレスを感じていました。
「仕事は?」「今何してるの?」「今後どうするつもりだ!」
こんな言葉を投げられると、その場から逃げ出したい気持ちになりましたね。同級生と比べられたり、兄弟と比べられると泣きたい気持ちになります。

フリーターでストレスを感じること3.世間が休んでいるときに働くこと

フリーターの仕事は、世間が休みのときこそ働かなければいけない場合が多いです。例えば、クリスマス、正月、ゴールデンウィークなど。世間の人が休日で浮き足立っているときにこそ働かなければならないのです。
これは、特に飲食店で働いているときにそう感じました。本当は世間の人が休んでいる連休やや年末年始に休みたいと思っていても、毎月生活していくためには働かなければなりません。
また、周囲の友人たちが休日に趣味や遊びを楽しんでいるときでさえ、生活やお金の心配をしなければならないということもストレスでしたね。
フリーターでストレスを感じること4.穴埋め要員にさせられること

学生のアルバイトの穴埋め要員にさせられるのもストレスでした。学生のアルバイトは、学校の授業やサークルや遊び、就職活動などのわずかな合間を縫ってアルバイトのシフトを入れている方が多いです。
そのため、予定変更による急な欠勤や、体調不良による欠勤の際の穴埋めをさせられていました。社員からは、穴埋めを頼まれるときにはいつも「フリーターだからどうせ暇だよね?」と言われます。「都合のいい労働力」という扱いをされていたことがストレスでした。
フリーターでストレスを感じること5.先が見えないこと

フリーターは、まったく先が見えません。これは、将来の人生設計が立てづらいという意味です。フリーターは、正社員のように毎月一定の額の賃金が保証されているわけではありません。
働く日数や時間数によって稼ぎが異なります。そういった面で、将来の人生設計を立てるということよりも、目の前にある日々の生活を優先せざるを得ない状況であるということがストレスでした。


フリーターでストレスを感じること6.見下されること

フリーターは、周りから見下されます。特に年齢が上がってくると見下されることが多くなり、ストレスです。まだ年齢が若いうちは、「若いからまだ将来のことを決められないのね」という感じで世間はフリーターを見ると思います。
しかし、年齢が上がってくると周りが昇進したり、大事な仕事を任されるようになったりするので、「まだフリーターをやっている人」というように、下に見られることが多いのがストレスになります。
フリーターをやっている人にもきちんとした考えがある人が多いのに、何も考えずにのほほんとフリーターをやっているお気楽な人などと思われて心外です。
フリーターでストレスを感じること7.周囲に心配をかけていたこと

フリーターは、周囲に心配をかけます。周囲の人間がフリーターの人の将来を心配します。人を心配させて良いことなどありません。
フリーターで長くいればいるほど、社員になれない理由があるのではないかと周囲に思われますね。フリーターの経歴が長いほど、自分が転職する際のモチベーションも下がりますし、求人側も取りたくないと感じます。
フリーターだと将来性に不安があり、周囲の目も冷たいです。正社員だと福利厚生がフリーターよりもしっかりしているので、給与や保険、支給される手当て等を考えるとフリーターであるデメリットの方が多く感じます。
フリーターでストレスを感じること8.同級生に会うこと

同級生に会うこともストレスの要因です。私はフリーターで接客業の仕事をしていたため、毎日たくさんの人と接します。その中で、同級生が店に来たり、通りかかったりすることがよくあります。
その度にとても辛くなり、ストレスを感じました。同級生は正社員として頑張っているのに、自分はフリーターだからです。
自分も正社員であれば、再会を喜びたいのに、とても惨めな気持ちになり、嫌な思いをしてしまいます。これがとても精神的に辛いです。

フリーターでストレスを感じること9.説教されること

フリーターをしていて精神的に辛かったことは、お客さんに本気でお説教をされたことです。
私がフリーターであると知ったお客さんに、「そんなことをしていたら親が泣くよ」「今からでも遅くないから大学に行きなさい」「そんなことができるのは今だけ」と、改心するよう叱られました。
親切心で言ってくださったとはいえ、それほど親しくない方に自身の生き方について叱られるのは辛かったです。
フリーターでストレスを感じること10.正社員との格差を感じること

私がフリーターの時期、正社員との格差を1番感じた時期、それはボーナスの支給日です。やはり一番大きい差は「お金」だと思います。
正社員で働いている人が、ボーナス後、高い買い物をしていたり、旅行にいっている姿を見ると、素直にうらやましかったのを覚えています。何よりボーナスがあるのと、ないのでは、年間の貯金額も変わってきます。
また、正社員にはきちんと有給休暇があるのに、フリーターだと実際問題として有給休暇は申請できないことがあります。正社員として働いていた人間に対しては、信用が置けるといった対応がされますが、フリーターをしていた人間にはダメ人間という評価をする人がいます。

フリーターでストレスを感じること11.やりがいがないこと

張り合いのなさがストレスになることもあります。フリーターの仕事にはあまり責任が伴わない仕事が多いです。仕事も比較的楽なものが多いと思います。
要するに、「誰にでもできる仕事」なのです。これは、やりがいがありません。フリーターの仕事で、正面からぶつかった結果、自分を大きく成長させてくれる、そんな仕事はあまりないと思います。
仕事でのやりがいのなさは、人を腐らせます。仕事内容や責任が正社員ほどなく、学べることも全然違うので人間的にも成長しないことが多いと思います。
年の割に出来る仕事も少ないままです。そして、フリーターは長年勤めても給料が低いままです。成長できないことがストレスになります。
フリーターでストレスを感じること12.肉体的に辛いこと

フリーターをしていて肉体的に辛いことは、帰宅時間が遅くなることです。労働時間は、正社員と大きな差はありませんが、帰宅時間がとても遅いのです。私は飲食店で働いており、毎日閉店までいます。
完全に閉店業務が完了してからの帰宅となります。そうなると、夕食の時間も遅くなります。さらに、寝る時間も遅くなってしまうわけです。これではなかなか体が休まらないため、肉体的に辛いと感じます。
また、希望休が多いと稼ぎに直結するため休日が少なく、夜遅くまで働くので疲れが取れなかったことです。飲食店で働いていたときは、繁盛期や週末は働き詰めでかなり辛かったですね。
フリーターだからいっぱい稼ぎたいだろうと勝手に思われて、多くのシフトに入らされたこともあり、勝手に決めつけるのはやめてほしかったです。
フリーターでストレスを感じること13.フリーターが生きづらいこと

フリーターというだけでストレスを感じるものです。他にやりたいことがあるためにフリーターを続けていたのですが、それでも時々「自分はこのままでよいのか?」と心配になりました。
考えても仕方がないことなのに「あの時こっちを選ばずあっちを選んでいたら人生はどうなっていたのか?」など考えてしまうことです。自分の心の中ではすでに決まった目標があっても、メディアなどでフリーターは悪というようなことを言われるととても傷つきます。
特に、日本や日本人は働くということにおいて視野が狭く、また選択肢も少ないと思うので、その点がフリーターは日本で少し生きづらいと思います。


フリーターのストレスから抜け出すには?

フリーターはストレスが貯まり、辛いです。フリーターの辛いストレスから抜け出すにはどうすれば良いのでしょうか?ここから抜け出すには、正社員になるのがベストな方法です。
私も早くフリーターから脱出したいと思い、就職活動を行いました。私の場合、新卒での就職活動に失敗してフリーターになってしまったため、同じように就職活動を行ってもダメだと思い、誰かに頼ろうと思いました。
そこで私が利用したのは、私が住んでいる地域のフリーター向け就職支援サービス(就職エージェント)です。これは無料で利用することができ、履歴書の添削や模擬面接などを行ってくれます。
私はこのサービスを月2回ほど利用し、就職活動を支えてもらっていました。人生には限りがあります。「フリーターという生き方をするのは○歳まで」と、期限を設けることも必要ではないかと思います。
今はネットで就活する時代だと思ったので、まずは色々な求人サイトに登録することから始めてみましょう。今の状況を変えたいと思ったならば、なんでもいいので一歩踏み出す、何か行動してみるのが良い方法です。

フリーターのストレスで「辛い」と悩んでいる人へ

フリーターでいることが辛いのであれば、一刻も早くフリーターから抜け出しましょう。フリーターは経済的にも肉体的にも精神的にも負担がかかり、何一つ良いことがありません。そのため、あらゆる手を使って正社員になる方法を考え、実行するべきであると思います。
今の生活に少しでも疑問を持っている方や不安のある方は、思い切って正社員の職を探したり、資格を取ったり、何か行動を起こしてみてください。それがきっと、今の辛さから抜け出すきっかけになるのではないかと思います。
例えば、今テレビで超売れっ子と言われるような俳優や女優、お笑い芸人が、昔はフリーターでお金がなかったという話を非常によく聞くはずです。
それを考えれば、人はいつどんなチャンスに出会って、人生がものすごく好転するかは分からない事だと思いませんか。従って、どんな時も悲観的にならずに、常に前向きでいる、他人に何を言われようがあなたの人生・考え方を大事にするということが一番大事だと私は思います。
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