
フリーターは何歳まで許されるのか…。
現在フリーターとして働くあなたは、いつまでフリーターでいても大丈夫なのか心配になっていることでしょう。フリーターになった理由は人さまざまですが、あなたがフリーターである現実に焦っているのなら、なるべく早く正社員になるべく行動を開始した方がいいはずです。
自分の将来を真剣に考えた時に、フリーターでいることに不安を感じない人はいないと思います。あなたが夢を追いながらフリーターを続けているとしても、就活に失敗して仕方なくフリーターをしているとしても、ただ何となくフリーターをしているとしても、いずれは年齢的な限界がきます。
では、フリーターは何歳まで許されるのでしょうか?結論から言います。フリーターが許されるのは、せいぜい30歳ぐらいまでです。
30歳を過ぎると企業は、ある程度、年齢を重ねている人に対してまず見方が変わり、これまで何をしてきたのかと面接時に必ず突っ込みが入ります。中には、年齢のことでネチネチと説教をする面接官の人もいます。
フリーターで30歳を超えてしまうと、アルバイトやパートの仕事もなかなか決まりません。
また、周囲の30代の正社員と自分を比較し正社員を目指したいと感じて就職活動を始めても、厳しいものになることが予想されます。
書類選考を通過することが難しいですし、面接試験までたどり着いたとしても、会社が求めている30歳の人間の能力はリーダー職などのマネジメント経験を求めていることはが多いからです。
これらの経験は、フリーターの仕事内容をアピールしても、正社員でリーダー職を経験している人と比較するとどうしても見劣りしてしまいます。30歳がフリーターのタイムリミットなのです。
もしあなたがまだ30歳になっていないなら、今すぐに就職活動を始めてください。若い方が就職に断然有利です。理想を言うなら、20代後半になる前に正社員になるのが理想でしょう。
25歳を過ぎればもう立派な社会人として働いているのが普通の年齢です。一般的な正社員なら、段々と責任も伴ってきています。将来のことを考えれば、早く就職して正社員になった方が良いのは言うまでもありません。
そうでないと、同年代の正社員とフリーターであるあなたとの差は、ますます開いてしまいます。フリーターのタイムリミットは30歳ですが、それよりも早く、できれば25歳までには正社員になるようにしましょう。
フリーター生活は縛りも少ないため、ときには気楽で楽しく感じられることもあるでしょう。しかし、フリーターが許されるのは、若いうちだけです。あなたが20代であれば、25歳がひとつの転換期であると言えます。
そして、20代後半のフリーターは、30歳になるまで焦りと不安で押しつぶされそうになってしまうかもしれません。あなたが20代後半になっても今のままフリーターを続けてしまうと、正社員になるのは一気に難しくなってしまう可能性もあるのです。
20代前半のうちであれば、フリーターであっても企業から許容されるものです。20代前半であれば、フリーターであっても企業から許容されるため、比較的簡単に正社員になることができます。そのため、正社員になりたいと考えるのであれば、20代のうちに正社員になるべきでしょう。
一方で、30代になってもフリーターのままですと、なかなか企業から許容されません。また、周囲の人から「半人前」「フラフラしている」と思われ、あなたもみじめな気持ちになってしまうでしょう。
そのため、30代になってフリーターを抜け出そうとしても、とても難しい道を歩むことになります。そうなる前に、真剣に正社員を目指すことをおすすめします。今回は、フリーターが許される年齢についてと、早いうちに正社員を目指すメリットをお伝えします。
フリーター転職におすすめTOP3

フリーターは何歳まで許されるの?

もちろん、フリーターであるとしても、生きていくことはできます。しかし、フリーターを続けてしまうと、社会や企業から許容されなくなり、正社員になりにくくなってしまいます。また、フリーターに対する世間の目は厳しいものです。
年齢を重ねてフリーターをしていると、あなたはとても生きづらく感じてしまうでしょう。追い込まれた気持ちになり、ますます人生が苦しくなります。そして、フリーターでは収入も低いため貧乏暮らしを余儀なくされるでしょう。急な出費に対応できず、友人の結婚式のご祝儀さえ渋ることになるかもしれません。
あなたがフリーターのままでは、自分自身の首を絞めることになるということを覚えておいてください。年齢的な限界が来る前に、あなたは一刻も早く正社員を目指すべきなのです。
では、フリーターは何歳まで許されるのでしょうか。また、何歳までなら、正社員になりやすいと言えるのでしょうか。
1.29歳までならなんとかフリーターでも許される

フリーターが許されるのは、限界で29歳までだと考えてください。つまり、20代までなら、フリーターでもギリギリ許されるということです。20代のフリーターであれば、「夢を追いかけていたのかな…?」といった具合に、許容されるものなのです。
しかし実際に、30代になってもフリーターを続けてしまうと、一気に社会からの風当たりが強くなってきます。30代のフリーターというのは、想像以上に「終わっている」と世間から思われてしまうのです。
一方で、正社員になれば、周囲も喜んでくれるでしょうし、あなた自身も「一人前になった」と感じられるはずです。自信がついて、人生が充実してくるはずです。
ただし、あなたが現在20代のフリーターであっても、現状に満足をしてはいけません。なぜなら、時間というのは、あっという間に過ぎてしまうからです。何となくフリーターをしていて、気づいたら30代になってしまったなんて状況にもなりかねません。
また、若いうちの方が圧倒的に正社員になりやすいのですから、今すぐにでも行動を開始することをおすすめします。


2.若ければ若いほど正社員にはなりやすい

同じ20代であっても、若いほうが正社員になりやすいと言えます。それも、圧倒的にです。例えば、24歳のフリーターと30歳のフリーターとを比べた場合、たとえ能力が30歳のフリーターが上だとしても、24歳のフリーターの方が、正社員になりやすいのです。
何故なら、企業が「フリーター→正社員」の人材に求めているのは、若さと素直さ、そしてポテンシャルだからです。一から育てていくのに、若い方が有利なのは、あなたも理解できると思います。先輩社員や上司に可愛がられるのも、若い方が有利でしょう。
年齢が高い後輩というのは、扱いに困るものです。ですから、あなたは20代のうちに正社員を目指すべきなのです。若ければ若いほど正社員になりやすいわけですから、一刻も早く就職活動を進めていってください。
「まだまだ20代だから余裕がある」なんて言っていられません。歳をとるに連れて、正社員になりにくくなってしまうのですから、危機感を感じることが大切です。フリーターをしている時点で、あなたの人生は、崖っぷちに追い詰められているのですから…。

3.30代になると一気に正社員になりにくくなる

また、「30代になると、一気に正社員になりにくくなる」ということも忘れてはいけません。「未経験は20代まで」としている企業が多く、30代になると、採用される確率が一気に下がってしまうのです。やはり、「30代のフリーター」ですと、企業から悪いイメージを持たれてしまうからでしょう。
ちなみに、私の知人に人事課所属がいるのですが、「30代のフリーターは基本は採用しない」だそうです。その、人事課所属の友人は、「30代フリーターは訳ありの可能性が高く、採用するにはリスクが高い」と言っていました。
もちろん、30代のフリーターであっても、100%正社員になれないわけではありません。しかし、30代のフリーターは、正社員になるのは難しいのです。だからこそ、20代のうちに就職活動を行って、あなたには何が何でも正社員になってもらいたいと願っています。
20代のうちに正社員になることで、キャリアを構築できますし、少し遅れて正社員になったとしても十分に挽回することが可能だからです。
30代でフリーターから脱却しようとしても…

私は、30代になってフリーターを脱却しようとした人を、たくさん見てきました。やはり、30代になってもフリーターをしていると、危機感を感じて「フリーターから抜け出そう!」と考える人が多くなります。
しかし、はっきり言って30代でフリーターから脱却しようとしても、うまく事が進まない人が多いです。30代でも正社員の職歴がないため、企業から敬遠されてしまいます。
30代といえば、一般的には正社員経験が豊富なわけですよね。また、30代ですと、会社によっては中堅社員と呼ばれ、重要ポジションを任されるものです。
そんな中で、30代のフリーターのことを、企業はどう思うでしょうか。「30代にもなっているのに正社員経験がないなんて不安だ」「採用するのは避けよう」と思うはずです。
このように、30代になっても正社員の職歴がないと、企業から敬遠されてしまいます。そして、30歳までフリーターを続けてしまった人は、そのことを本気で後悔している人がほとんどです。
一方で、20代のフリーターであれば、「まだ若いから一から育てていこう」と考えている企業がたくさんあります。20代のフリーターであれば、正社員として採用したいと考える企業は多く存在するのです。

1.年齢を重ねるに連れて、どんどん就ける仕事は限られてくる

20代のフリーターであれば、就職活動をする際に、様々な仕事を目指すことができます。しかし、30代以降のフリーターですと、現実的に就ける仕事は限られてしまうでしょう。
仮に、あなたが30代になって慌てて就職活動をしても、肉体的に辛い仕事やブラック企業などの環境が悪い職場ばかりで、希望職種には携わることができなくなるかもしれません。
年齢を重ねるに連れて、どんどん就ける仕事は限られてくるのは、紛れもない事実です。30代以降のフリーターは、どんどん就ける仕事が限られてくるわけですから、30代でフリーターを脱却しようとしても、相当なストレスの中で就職活動を行わなければならなくなってしまうでしょう。
2.誰もが避ける仕事にしか就けなくなるかも…

30代以降にフリーターを脱却しようとしても、「誰もが避ける仕事」にしか就けなくなるかもしれません。例えば、交通誘導員や警備員などが、「誰もが避ける仕事」の典型的な仕事でしょうか。
「誰もが避ける仕事」に就いてしまうと、あなたは入社後に大変な思いをすることになるかもしれません。例えば、交通誘導員の仕事をする場合、夏は炎天下の中で仕事をしなければいけません。また、冬は極寒の中で仕事をする場合もあるでしょう。
いくら、フリーターを抜け出せたとしても、炎天下や極寒の中で仕事をするのは、とても辛いことですよね。最悪の場合、「誰もが避ける仕事」に就いてしまったがために、フリーターに逆戻りなんてことにもなりかねません。そうなれば、あなたは「中年フリーター」として暗い人生を送っていかなければならなくなるでしょう。
3.非正規雇用を目指すとしても、仕事を選ぶのは難しい

よく、30代のフリーターの人で、「正社員は難しい」と考えて、非正規雇用を目指す人がいるものです。しかし、30代のフリーターですと、非正規雇用を目指すとしても、難しい道を歩むことになる可能性があります。
まず、30代のフリーターである場合、非正規雇用であっても、仕事を選ぶのは難しいと言えます。現代は、「非正規でも働きたい」と考える若者は、意外に多く存在します。
そんな中で、30代のフリーターが非正規求人に応募をしたら、どうなるでしょうか。応募者が多く倍率も高いため、30代のあなたが採用をされるのはとても厳しい戦いになるでしょう。つまり、30代のフリーターになってしまうと、非正規でさえ、仕事を選ぶのが難しくなるのです。

4.仕事にすら就けなくて生活保護受給者になることも

就職活動を進めたものの、正社員や契約社員になることができず、最終的に生活保護受給者になってしまうこともあります。もちろん、フリーターを続けて生活費を賄うことができれば、生活保護に頼る必要はないでしょう。
しかし、フリーターの仕事内容によっては、年齢を重ねるに連れて体力が持たなくなるかもしれません。また、景気の悪化によって、解雇されてしまう可能性も捨て切れません。
仮に、フリーターを辞めて、正社員や契約社員にもなれなかったら、どうなるでしょうか。最悪の場合、生活保護受給者になってしまいますよね。
もちろん、生活保護を受給すれば、生活をしていくことはできます。しかし、最低限度の生活しか営むことはできないので、人生に楽しさを感じることができなくなるでしょう。
20代で正社員を目指すメリットとは?

これまで見てきたように、30代でフリーターから脱却しようとしても、様々な困難が待ち受けています。一方で、20代で正社員を目指せば、様々なメリットを受けることができるのです。
ここからは、20代で正社員を目指す際に受けられるメリットについて、紹介してきましょう。
1.簡単に正社員になることができる

20代のフリーターであれば、企業から許容される傾向にあります。そのため、「30代フリーターに比べて20代フリーターは、圧倒的簡単に正社員になることができる」と考えることができます。
どうせ、正社員を目指すのなら、「簡単に正社員になれる20代」に就職してしまったほうがいいですよね。30代になって就職活動を始めても、最悪の場合「就職先が見つからない」という状況になってしまうかもしれません。
2.充実した社員教育を受けることができる

もし、20代で正社員になることができれば、あなたは「若手正社員」として企業に入社することができます。そのため、充実した社員教育を受けることができるでしょう。せっかく、正社員になるわけですから、あなたも成長しながらと社会人生活を送っていきたいでしょう。
また、仕事がわからないとしても、20代であれば「若手正社員」なわけです。そのため、気軽に上司や同僚に、仕事を教わることができます。
正直に言うと、30代以降で正社員入社をすると、周りの同年代に差を感じてしまうものです。周りの同年代は、約10年も正社員として企業に在籍しているわけですから…。
一方で、20代のうちに正社員入社をすれば、周りの同年代も社会人として成熟していません。そのため、お互いに対等な立場で仕事をできるため、居心地もいいものですよ。また、先輩社員に可愛がられるのは20代が有利で、30代の後輩は、先輩社員も扱いに困るはずです。
3.充実した幸せな人生を送れる可能性が高い

早く正社員になったほうが、覚えられる仕事も増えますよね。もちろん、早く正社員になれば、それだけ企業への在籍期間も長いわけですから、昇格だって期待することができます。もちろん、正社員は昇給もあるわけですから、早く正社員になったほうが、将来賃金は高くなる傾向にあるでしょう。
このように、早く正社員になれば、様々な恩恵を受けることができます。そのため、早く正社員になれば、幸せな人生を送れる可能性が高いと考えることができるのです。
また、正社員であれば、ローンを組むのも有利です。また、正社員のほうが、彼女もできやすいでしょう。フリーターでは全く女性にモテませんから。このように、正社員になれば、プライベートをも幸せにすることが可能です。どうせなら、早く正社員になって、幸せな人生を構築しましょう。
フリーターが正社員を目指す際に心がけるべきこと

20代のフリーターの段階で、「正社員を目指したい」と思えたのなら、素晴らしいことでしょう。まだ、簡単に正社員になれる時期ですので、積極的に就職活動を進めていってください。
そうは言っても、就職活動って、とても面倒ですよね。そのため、就職活動を後回しにする人が、とても多くいるように感じます。
ただ、就職活動をする時期が遅ければ遅いほど、正社員になるのは難しくなってしまいます。つまり、就職活動をサボった分だけ、自分自身の首を絞めることになるのです。特に、フリーターのまま30代になってしまうと、一気に人生が暗いものになってしまうでしょう。
「今就活をしないと、悲惨な人生を歩むことになる」「正社員になれないまま30代になると、人生が終わる」と自分に言い聞かせてみてください。厳しい言葉かもしれませんが、そのようにすることで、危機感とモチベーションを保って、就職活動に挑むことができるはずです。
1.就職活動の計画を立てよう

闇雲に就職活動を進めても、失敗に終わってしまうことでしょう。就職活動は、初めてのことの連続です。また、就職活動は、思っている以上に複雑です。
あなたのように、経験が少ない人が闇雲に就職活動を進めても、成功をすることはできないのです。そのため、しっかりと計画を立ててから、就職活動を進めるようにしてください。計画を立てれば、頭を整理した状態で、就職活動を進めることができます。そのため、闇雲な就職活動にはならないはずです。
また、就職活動の実態を把握しておくことも大切です。例えば、インターネットや書籍でで「就職活動の流れ」を調べるなど、様々な視点から、就職活動の実態を把握するようにしてください。そのようにすることで、より詳しく就職活動の計画を立てることができるでしょう。
2.将来のことをきちんと考えよう

就職活動を進める前には、自分の将来のことを、きちんと考えるようにしてください。例えば、「正社員にさえなれればどんな仕事でもいい」という考えは捨てるべきです。
あなたが20代であれば、就職先において、自分の希望を叶える可能性が高まります。例えば、携わりたい職種を考えるなど、将来のことをきちんと考えてください。このように、将来のことを考えて就職活動をすることで、就職後に充実した生活を送れるチャンスをグッと高めることができるのです。

3.フリーターの経験をアピールする

フリーターとして働いた経験も、立派な職務経歴となります。そのため、フリーターとして働いた経験も、就職活動の際にはしっかいとアピールしていくようにしましょう。
特に、職務経歴書を提出する場合は、「企業が職務経歴に興味を持っている」と考えることができます。そのため、アルバイトの内容を詳しく記載して、努力したことや取り組んだことを職務経歴でアピールすることで、大きく採用に近づくことができるはずです。
「フリーターの経験だから企業は見てくれない」と思うのではなく、多少大げさにでも、これまでの経験を膨らませて記載するようにしてください。
フリーター支援を得意とする「転職エージェント」に相談すれば、フリーターとして働いた経験のアピール方法を知ることができるでしょう。フリーターであっても、正社員の転職希望者に負けないような職務経歴のアピールを、実現することが重要です。
4.説得力のある「フリーターだった理由」を考えよう

企業はあなたに対して、「なぜフリーターだったのか」という疑問を持ちます。やはり、まだまだ企業はフリーターに対して、いいイメージを持っていないことが現状です。
例えば、面接の際には、ほとんどの確率で、「なぜ今までフリーターをしていたのですか?」というような質問を受けるでしょう。そのため、説得力のある「フリーターだった理由」を考えておくことが大切です。
面接で「なぜフリーターをしていたのですか?」と聞かれた際に、企業が納得するような説得力のある「フリーターだった理由」を用意しておかなければいけません。企業が納得するような説得力のある「フリーターだった理由」を伝えることができれば、より正社員に近づくことができるはずです。
先程も書きましたが、フリーター支援の「転職エージェント」を利用するのをおすすめします。フリーターの就職支援においてはプロですから、強力なサポートを得られるはずです。ちなみに、利用料は完全無料です。
フリーター転職におすすめTOP3
5.応募書類・面接を疎かにしない

履歴書と職務経歴書を、ただ何となく書いているようではいけません。確かに、履歴書と職務経歴書の作成は面倒ではありますが、きちんと作成しないと、採用をされるのは難しいでしょう。
企業は、たくさんの求職者を選考します。そんな、たくさんの求職者の選考の中で、履歴書と職務経歴書を、採用の際には大きな判断基準にします。
特に、書類選考がある場合は、履歴書と職務経歴書がきちんと書かれていないと、その時点で選考は終了(不採用)となるでしょう。「丁寧な字で簡潔に」が基本です。だらだらと長く、読みにくい書類は論外でしょう。
反対に、履歴書と職務経歴書がきちんと作成されていれば、採用率を高めることができます。面倒なことではありますが、正社員になりたいという気持ちがあるのなら、履歴書と職務経歴をきちんと作成するようにしてください。
また、面接も突破しなければ、正社員になることはできません。そのため、きちんと面接をこなすことが大切です。面接対策をしっかりと行ってから、面接に挑むようにしてください。
やはり、その場しのぎで面接をこなそうとしても、うまく進まないものです。一方で、面接対策を行っていれば、緊張しているなりにも、何とかなるものですからね。
特に、「面接でよく受ける質問」には、必ず答えられるようにしておきたいですね。また、面接の際には、「なぜフリーターだったのですか?」と突っ込まれることもあります。そのため、きちんと突っ込みに対処できる準備をしておくことも大切です。
ここでも「転職エージェント」に登録すると、書類・面接において、しっかりとした支援を受けることができますよ。ひとりでは何かと不安な就職活動を、二人三脚で支えてくれるでしょう。

6.不採用が続いてもめげない

就職活動においては、採用よりも不採用のほうが、圧倒的に多いと考えてください。つまり、不採用は自然なことであり、決して珍しいことではないのです。
フリーターから正社員を目指す場合は、特に不採用が多くなる傾向があります。やはり、企業はフリーターに対して、「本当に正社員として働けるのかな」といった具合に、不安を感じるものですからね。
そのため、不採用が続いたとしても、めげないことが大切です。たとえ、不採用が続いたとしても、「よくあることだ」と自分に言い聞かせて、就職活動を続けていくのです。
不採用の連続は、当たり前のように訪れます。それなのにも関わらず、不採用が連続したことで、就職活動を諦めるなんて、もったいないことです。決して諦めないでください。あなたなら、その先にはきっと明るい未来が開けているはずなのですから。

一刻も早く正社員を目指すこと

フリーターは、20代前半までなら、まだ若さという武器があり、就職するのも容易です。しかし、20代後半になったあたりから雲行きが怪しくなります。
年齢が高くなると、企業から敬遠されてしまうのです。そのため、後悔する前に、できるだけ早く正社員になった方が良いでしょう。
フリーターでは結婚をする時に、相手の両親や親せきに心配され、まず反対されると思います。結婚生活も、安定した職やお金がないと成り立ちません。子供が生まれれば尚更です。
なので結婚を意識する年齢になってきたら、フリーターを卒業して頑張って正社員になった方が人生を充実させられます。
フリーターであることが許されるのは、30歳までとはいえ、本当に30歳までフリーターをしていたら悲惨な人生を歩む可能性が高いです。
その理由は、30歳を超えると一気に就職先を探すのが難しくなってくるからです。「即戦力のある若手」を企業側も雇いたいと考えます。
そのため、何も経験がなく、しかも年齢を重ねている人が職を探すというのは、かなり厳しい状況になってしまうのです。条件の良い会社に就職したいと考えていても、受からなくなります。
なんとか入れるような会社は、ブラック企業や労働環境が悪いキツい仕事しか残っていないでしょう。そうなる前に、一刻も早く正社員を目指してください。
あなたは、今が一番若いのですから。
フリーターでいることにメリットは少ない

フリーターをしていれば、当然ですが親に心配をかけます。世間的には、20歳過ぎたら大人です。
20歳を過ぎて未だにフリーターとなると、世間的にはあまり良い印象にはなりません。「親のスネをかじってる」という印象で捉えられるため、フリーターで一生懸命働いたとしてもまったく評価されないのが現実です。
逆に、マイナス評価が積みあがっていくだけで、就職にどんどん不利になってしまいます。
金銭的な面でも、フリーターは不安定です。貯金もなかなかできませんし、ボーナスや退職金もありません。
フリーターでも責任のある仕事はあるかもしれませんが、社員と比べると給料が安く身分も低いです。成果をあげて得られる評価は、フリーターでは限られてしまいます。
つまり、フリーターを続けてもメリットは少ないのです。

本来はフリーターに年齢制限はない

フリーターのタイムリミットは30歳だと結論付けました。それを覆すようですが、本来フリーターに年齢制限はありません。人それぞれの事情があり、フリーターをしています。
一度就職して、ブラック企業で体を壊し仕方なくフリーターをしているという30代もいるでしょう。リストラが現実にあるので、その後すぐに正社員で就職出来ると人は多くは無いと思います。
リストラ後仕事が無くアルバイトで生計を立てる人もいます。自分さえ納得していれば、フリーターに年齢は関係ないといえます。
そんな人はチャンスがきた時に就職すれば良いし、そのままアルバイトでいても良いのかもしれません。ただし、正社員になるチャンスは年々減少していきますし、結婚することも難しくなるでしょう。
もし既婚者でフリーターをしていれば、とても厳しい状況に置かれてしまいます。自分が選んだ道とはいえ、フリーターでいれば人生に制限がかかってしまうのです。
そのため、フリーターであることをみじめに感じているなら、正社員に就職すべきでしょう。
42歳でフリーターをしている人

私は42歳でフリーターをしている人を知っています。その人とは、倉庫のアルバイトで出会いました。
過去に一度就職していましたが、離婚したのをきっかけにフリーターになったそうです。慰謝料の借金もあり、少しずつ返済しながら細々と生活していました。元々贅沢な生活をしていなかったせいか、贅沢したいとは思わないそうです。
家賃2万円の超ボロアパートに住んでおり、もやし、納豆、バナナが主食。その人を見ていて思ったことは、贅沢さえしなければフリーターでも生活はできるということです。そして、ある程度は好きな事も出来ます。
「就職する気はないんですか?」
と一度尋ねてみたことがあります。
「ない、一生フリーターで良い」
とその人は答えました。この人のように、振り切っていればフリーターでも問題ないのかもしれません。
本人が選び、納得しフリーター人生を送っているのですから。ただし、一般的な幸せはほとんどあきらめなければいけません。
結婚、子供、社会的地位。そして、精神的な悩みも尽きないでしょう。
世間の目、見下される態度、自分への劣等感…。それでもあなたは、フリーターを選びますか?
私は27歳までフリーターをしていた【体験談】

私は27歳までフリーターをしていました。22歳で大学を卒業したあと、5年間フリーターをしていたことになります。
就職活動が嫌で、そのまま働いていたアルバイトを続けてていたのがフリーターになったきっかけです。フリーターを続けていると、家(実家)とバイト先の往復と、たまに職場内の同僚と遊ぶ生活がメインになり、会社勤めの友人との関係が疎遠になっていきました。
私は27歳までフリーターをしていましたが、実家に暮らしていたので、それ程お金が掛からずなんとか暮らせていました。実家では両親に「ちゃんと仕事は探しているのか?」と顔を合わすたびに聞かれるのが嫌になり、家では自室に篭るようになりましたね。
親が晩御飯を作っているのですが、当然顔を合わせたくないので、深夜に冷蔵庫から晩御飯の残りを出して食べたり、コンビニに弁当を買いに行ったりする生活を続けていました。
「アルバイトのままじゃダメだ」という危機感と、「就職活動がめんどくさい」、「大学卒業から空白の時間が出来て自分なんかが採用されるわけが無い」というネガティブな考えに悩み、そこから目を背けていたのが事実です。
それから27歳まで、そのアルバイト先(倉庫)にフリーターでお世話になりました。気付けば、5年間もフリーターをしていました。
アルバイトしながら、ハローワークに行ったりしていたのですが、全く就職先が見つからず、一度保険外交員にならないかと勧誘を受けて迷いましたが、丁重にお断りしました。
フリーターを長く続けてしまうと、そこから抜け出すのもめんどくさくなってしまうのです。しかし、結婚を意識する相手が出来た事で状況が一変しました。
結婚した後には、フリーターの給料ではとても生活していけないという事がわかったからです。
このままフリーターを続けていて30歳を過ぎてしまったら、年齢制限などから正社員の仕事が少なくなってしまうという危機感から、すぐに就職活動を本気で始めました。
27歳でしたから、正社員になるのはギリギリです。自分ひとりで就職活動をすれば時間がかかるのが目に見えていましたので、フリーターOKの就職エージェントに登録することにしました。
その後、転職エージェントのサポートを受けて、無事に就職することができ人生が変わりましたね。


27歳までフリーターをしていて、周囲の反応はどうだったのか?

私が実際に27歳までフリーターをしていて感じた、周囲の反応や態度について紹介します。
1.近所の目

周りの同年代は学校を卒業した後は就職先で正社員として仕事している中、私はフリーター。
近所のおばちゃんたちから、「親に迷惑かけてるわ」とか「ずっと定職につかないつもりなのかしら」等とうわさをされました。そのせいで、親にかなり心配をかけたと思います。

2.親の目

親からは「就職しろ」としつこく責められました。
私自身がフリーターという負い目を感じて、なるべく親との接触を避けていたのでなおさら心配していたようです。一緒にご飯を食べるときも、就職や仕事関連の話題は避け、黙っていることが多かったですね。
親は私がフリーターであることに関して、「恥ずかしい」「情けない」と言った感情を表していました。特に母親は、涙を見せることもありましたね。
「ちゃんと自立した生活をしてほしい」と、顔を合わせるたびに何度も話をされました。

3.親戚の目

普段の生活ではそれほど気になりませんでしたが、親戚に会う時には必ず説教をされていました。
両親が可愛そうだとか、将来が心配だとか様々な事を言われて大変落ち込みました。やはりフリーターは世間体が悪いのだと実感してしまいましたね。
4.友人の目

22歳くらいの頃は、実家暮らしで暮らしにも困っていなかったことや、周囲にフリーターの友人などもいたのでそれほど自身が置かれている状況を気にはしていませんでした。
しかし、24歳を越えた頃にはフリーターの友人は正社員になっていて、年収も倍近くの差がありました。食事に行くときも、安い店から少し高級感のある店になるなど多少の変化がありましたね。
また、結婚する友人が増え始め幸せそうな友人を見ていて、自分も結婚願望を持つようになりました。そして、友人達で集まる時にもいつも劣等感を感じるようになりました。
皆、正社員で働いていたからです。皆の反応を見ていると、やはりフリーターでは良くないと感じました。
友人達の反応としては、私が働いていないことに関して「触れてはいけない話題」のように接していました。
そのため私がフリーターであることに関して、直接的にアドバイスや励まし、叱りといった言葉は何も言いませんでした。そのことが、私にさらに劣等感を抱かせたと思います。
5.企業の目

面接を受けても、フリーターであることに対して「個人の甘え」とか「自分が悪い」など、面接官から説教をされました。フリーターといえども、さまざまな事情があるにもかかわらず、すべて「本人の責任」「本人の能力不足」と思っている企業が多かったのは衝撃を受けました。
確かにそういう部分も少なからずあるのかもしれませんが、はなから「フリーターだったことを見下す」態度を取られることも多かったのが悲しかったですね。今でも忘れられないのが、ある会社を受けた時に、履歴書を顔にバンッとぶつけられたことです。
悲しくて床に落ちた自分の履歴書を拾い、泣きながらトボトボ帰ったのを覚えています。フリーターは、企業にとっても相当印象が悪いのだと感じた瞬間でした。27歳という年齢もあったと思います。
もしあなたがフリーターをしているなら、若いうちに就職活動をしてください。一刻も早く覚悟を決めて、あきらめずに就職活動を続けましょう。

今フリーターをしていて年齢的なことや将来について悩んでいる人へ

ここからは、実際にフリーターをしていた私からあなたに伝えたいメッセージです。
1.目標を持とう

若いうちはまだ就職するにしても、応募できる範囲が広いですが、年齢があがるにつれて段々少なくなってきます。
周囲の反応や就職する際にも、なぜその歳までフリーターをしているのだろうと疑問を持たれてしまいます。
将来のために貯蓄もしなければなりません。早いうちから安定した職に就き、不安をなくした方が自分のストレスもなくなると思います。
また、健康保険なども福利厚生のついていないフリーターだと金銭的な負担も多くなるので、頑張って就職してほしいと思います。その際は、きちんとした目標を持って行動したほうが良いでしょう。
例えば「何歳までに正社員になる」とか、「〇月までに就職する」といった具体的な目標です。
そうする事によって、目標を達成する為にはどのようにしたら良いかというのが自分なりに明確になります。目標に少しずつ近づく事が出来るようになるので、きちんと目標を持つ事が大事です。
諦めず努力して目標を達成したら、今までの人生観も世界感も変わるでしょう。
2.就職はお早めに

今フリーターの年齢的なことで悩んでいる人も多いと思います。20代前半の人は、まだフリーターでも若い人材を求めている会社がたくさんあります。
だからと言って甘えずに、就職活動を本気で頑張って欲しいです。30歳前後の人は、今後のためにも必ず就職したほうが良いでしょう。
私は27歳までフリーターを続けてしまいましたが、本当に後悔しています。「もっと早く本気になれば良かった…」と今でも思っていますね。
3.フリーターからの脱出を決断せよ!

フリーターを辞めるなら、早く決断した方が良いでしょう。20代のうちに就職した方が、新しい仕事にもなじみやすいからです。
また20代ならば専門学校などにも通いやすいからです。将来結婚をして家庭を持つためにも、20代のうちに就職することを目指してください。将来に対しての不安は誰にでもあります。
大切なことは、「変わりたい」という気持ちです。どんなに小さなことでも良いので、昨日よりも向上したと思えるような自信に繋がる行動を心がけましょう。
私の場合、フリーターの間は貯金ができませんでしたが、今は貯金もでき結婚もして子供も立派に育っているのは、正社員になったからだと思います。
一つの仕事に打ち込んで、フリーターから抜け出す勇気を出してみませんか?やはり、将来のことを考えると正社員の方が格段に良いはずです。現状景気も良いので就職も決まりやすいので、ぜひ頑張ってみてください。
フリーター転職におすすめTOP3
