無職・フリーター

フリーターは世間体が悪い。世間の目が冷たい中でフリーターを脱出し生き抜く方法とは?

フリーターに向けられる世間の目は冷たいです。はっきり言って、フリーターは世間体が超悪い…。やはり世間的には「フリーターは良くないこと」だと思われています。

「一般のキャリアアップが見込める会社」に「正社員」として勤めて日々働くことが”普通のこと”だと思われているからです。さらに言うと、「結婚をして、子供がいること」が「良いこと」であり「一般的」なことだと思われています。

近年では個性を重視する傾向にあるので、フリーターも個性として認められることもあります。家族はしぶしぶ認めてくれても、親戚やご近所の方、あとはきちんと正社員で働いている友人に認められることはあまりありません。

冷たい態度をとられることが多いです。そして、実際は家族も内心はあまり良い思いをしていないでしょう。

今回は、フリーターがいかに世間体が悪いかわかる具体的なエピソードと、フリーターから脱出するためにどうしたらいいのかをお伝えします。

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フリーターで「世間体が悪い」と感じたエピソードは?

私は7年間フリーターをしていました。フリーターをしていて「世間体が悪い」と感じことは数知れず。ここでは、フリーターが世間から冷たい態度を取られた体験談をお伝えします。

1.何事も冷遇される

フリーターになって痛感したことは、、正社員に顎で使われるような感覚で雑用や急に思い立ったことを唐突にさせられるようなことが往々にしてあることです。

命令口調で、何事に対してもえらそうに言われることが腹立たしかったですね。「正社員とフリーター」の身分格差を実感した瞬間でもありました。

フリーターとして仕事をしていると、本当にフリーターを見下す人ばかりです。とりあえず正社員が個人でやりたくないことをフリーターに押し付ける傾向があります。

正社員全員というわけではないですが、そういう考えの人は非常に多い。あからさまに、フリーターよりも自分の方が「人間的に上だ」という態度を取ってくる人もいます。

2.周囲からバカにされたり冷たい態度を取られる

同窓会で笑われ、冷たい態度を取られました。フリーターが同窓会に行ったら、男女問わず笑われましたね。

久々に会う友人からはこぞって「今何してるの?」と聞かれます。正直に「就職できずフリーター」というと、友人の顔が引きつるのがわかりました。

「お前ヤバくない?」「アホじゃん。結婚する気ゼロ」とバカにされます。中には口を聞いてくれない同級生もいましたね。

また、合コンや街コンなどに参加して「フリーター」と名乗ると、言葉には出されませんが一気に態度冷たいものに変わります。合コンの席では女性からガン無視されました。

3.同年代と比べられる

盆正月に親戚等が集まりますよね?そうした時に、けちょんけちょんに言われます。中でも、同年代と比較して説教されるのは本当に嫌でした。

当時フリーターとして生活を始めて半年ほどが過ぎた頃…。私には兄弟がいて、皆大手企業ではないけど就職してある程度の安定を手に入れていました。お盆で親戚達が集まった時には、必然的に仕事の話になります。

お互いに仕事での苦労や愚痴が飛び交う中、話が振られたので私もアルバイトの苦労話を少ししたのです。最初は頷いて納得したリアクションをしていたのですが、「フリーター」と聞いた瞬間態度が一変。

“フリーターは仕事に対する責任感がない”、”落ちこぼれだ”など言われ、酒の勢いも後押して最終的には、私への説教大会。しまいには「そんな考えじゃ就職出来ない」とまで言われる始末。両親もフリーターの私に対してフォローもなし。

「就職している者としていない者とではここまで格差があるのか…」と悲しくなりました。それ以来、親戚で集まる行事、法事や正月などで別に悪いことをしているわけでもないのに、仕事の話になると急に居心地の悪さを感じるようになりましたね。

4.親との関係も悪くなる

親世代は「就職するのが当たり前」という固定概念があるため、直接は言われないものの、「フリーターなんて周りになんて言えば良いか分からない」という雰囲気がひしひしと伝わってきました。

事あるたびに「今後どうするの?」「なにかしたいことはないの?」など問い詰められました。それが嫌で親を避けるようになりましたし、話すことも少なくなり関係が悪化しましたね。

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5.彼女の親にも嫌われる

一番大きかったのは、結婚をしたいと思える・思ってもらえる彼女と出会って、彼女の両親に食事会で紹介される時でした。もちろん彼女の親に「仕事は何をしているのか?」と聞かれた際には、正直に答えるしかありません。

「フリーターでも私は気にしないよ!一緒に頑張っていけば何も問題ないよ!」と言ってくれている彼女の顔を、少なからず両親の前で曇らせるのだろうと不安に感じていました。

そしてやはり食事の際、この話題になった時に会社員として長く勤めて家族を支えている彼女の父親の顔が渋くなっていくのがはっきりとわかり、冷や汗が止まりませんでした。

その場に”彼女の彼氏”としているのが自然と恥ずかしくなっていきます。彼女の両親の態度は、「こんな男と別れろ!フリーターなんて!」と口には出さなくても顔に書いてありました。

いくら夢追いフリーターだとしても、自分はそのことに恥や焦りを覚えていなかったとしても、世間的には厳しい目で見られるのだ、と改めて痛感しました。

その後彼女と結婚するために一念発起して就職し、正社員になってやっと彼女のご両親から認めてもらえました。

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フリーターをしていて感じた焦りや危機感は?

フリーターをしていると、「このままで良いのだろうか」「将来のことを考えたくない」という不安に襲われることも多かったです。ここでは、フリーターをしていて感じた焦りや危機感についてお伝えします。

1.現実を突きつけられる

焦燥感や焦りはフリーターをしている時に往々にしてありました。具体的には、やはり“後が無いと言う現実”です。フリーターは、”社会の負け組感”が半端なくありました。

「社会から若干阻害されている、負け組に落ちぶれている」そん世間体の悪さを感じて仕方がありませんでした。

また、毎月の税金が意外に多いこと、安定しておらず、歳を取ればとるほど正規雇用が難しくなるという現実を直視するとかなり焦りや危機感を感じましたね。

特に東洋経済オンラインなどの非正規のコラムを読んでいると、フリーターの未来に絶望しか感じませんでした。

2.周りと比べて辛くなる

同級生の友達は、就職して毎月の給料とボーナスもある。そして良い車や好きな物を買ったりしている。しかし私には贅沢が出来ない。彼らよりお金がないから…。

実家暮らしだが、生活費は自分でやりくりしなければならない。金銭的に世間的にこのままじゃダメだとわかっているのですが、それが焦ってプレッシャーになり面接で失敗する…。

家族にそれを報告すると悲しい表情をするので辛くなります。周りの友達は就職して充実毎日を送っているのに、自分は夢も目標もなく何をしているんだろう…と焦りを覚えました。

将来のことを考えたら漠然と不安になり、かといってやりたい事もやる気も起きず、何も動かない自分に嫌気がさします。時間が経てば経つほど危機感を感じましたね。

就職している友達は結婚したり家を建てたりと人生を謳歌しているのを見ると、比べてしまい辛くなります。フリーターを何年も続けてきて、周りの同年代に比べて「まったく成長できていない」自分に嫌悪感すら抱くこともありました。

3.毎日焦りや危機感を感じる

フリーターをしていて、焦りや危機感を感じなかった日はほとんどありません。常に不安で、心が休まらなかったです。「一人前の大人になれていない」「中途半端な人間」という意識が常にありました。

何よりも「何かに所属していない」ということが不安でしたね。それでも、フリーターをズルズル続けてしまったのは、完全に惰性でした。慣れている仕事のほうが良いし、仕事も楽で責任もありません。

「就職して正社員になるのが怖い」という気持ちもあったかもしれません。自由がなくなる、仕事に縛られる、というイメージがあって”就職活動”という具体的な行動をなかなか起こせませんでした。

若いうちは、他に叶えたい夢もあったので、「フリーターでも問題ない」思っていました。でもそれは若い時限定の話で、20代後半くらいから現実的に一人の大人として社会人として自分がはぐれ者のような気持ちが強くなってきます。

「このままでは何も変わらないし変えられない」と次第に考えるようになりました。

本気でフリーターを抜け出したいと思ったのは、学生アルバイトから「その年齢でフリーターってヤバくないすか?(笑)」と言われたことがきっかけです。見下されていると感じ、「絶対に正社員になってやる」と決意しました。

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フリーターから脱出するためにはどうしたらいいのか?

ここでは、フリーターから脱出するために私がした就職活動などをお教えします。

【フリーターを抜け出したい】将来が見えないバイト生活から脱出する方法独立行政法人労働政策研究・研修機構では次のような報告がありました。 正社員になれる割合は、フリーター継続期間が1年を超えると低下してい...

1.まずは情報を集める

とにかく先に情報集めをしました。フリーターから正社員の就職は一筋縄ではいきません。とりあえずできることを考えて、具体的に以下の行動をしました。

  1. 就職先をインターネットで検索し、求人雑誌でも探す
  2. アルバイトをしていた会社が”社員登用あり”なら、社員と親しくなり取り入る
  3. 知人や友人・親戚の「コネ」で就職の打診をしてもらう

最初は、特に突出した能力も資格もなかったため、誰にでもできるような当たり障りのない未経験歓迎の求人を何となく探す毎日でした。本気で就職したかったため、「とにかく当たって砕けよう」と考えていましたね。

ハローワークはもちろん、人脈を広げて情報を得ることも大事だと思い、様々な場所に足を運びました。居酒屋、本屋、ショッピングモール、スナックやバーなどジャンルは問わず行動範囲を広げて、友達の輪も積極的に広げて情報を集めていきました。

2.就職エージェントとハローワークに登録する

色々行動してもなかなか結果に繋がらなかったので、フリーター向けの就職エージェントハローワークを利用しました。

就職エージェントを利用したのは、無料だったことと、今の自分のスキルなどを客観的にみて頂いた上で紹介出来そうな案件を見繕ってもらえるからです。

書類の添削、面接練習もしてもらえるので、自分よがりな就職活動に終止符を打つことができました。2人3脚で就職活動ができる安心感がありましたね。

ハローワークを併用したのは地元企業が多いからです。正社員になれば通勤に片道1時間や2時間かかる人もいると聞いていましたので、通勤にそんな時間をかけるのはもったいないと考えていました。

そのため、ハローワーク案件ならば身近の良い企業の中から希望する仕事を選べる可能性が高いと思い、利用することにしました。フリーターから脱出するために、私は、何度となくハローワークに通いました。

ただ、ハローワークの求人は「年間休日が少ない」「給料が安すぎる」など、条件の悪い求人も目立ちます。条件の良い求人は、フリーター向け就職エージェントの方が断然多かったですね。

そこでハローワークで探すよりも就職エージェントの方に重きを置きました。そのお陰で、正社員として就職が決まり、今は充実して働けています。

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3.ひたすら面接に行く

私は7年ほどフリーターをやっていたのですが、脱出の為に具体的に行った活動しては「ひたすら面接に行く事」でした。落ちても次、次という感覚です。絶対にあきらめてはいけません。

当時は開き直っていたという表現が一番しっくりきます。落とされてばかりだとメンタルも弱ってきますよね。

“自分はダメなんだ”と思い病んだ時もありました。それでも「周りを見返してやる」といった気持ちが私を奮い立たせ、原動力になったと思います。

4.とにかく就職活動をおこなう

「良い職場を選ぼう」とするのではなく、「一から頑張るから正社員として雇ってくれ」という気持ちが大事です。「フリーターをしていた」という経歴は、就職市場ではマイナスに評価されます。それでも、まずは挑まなければ就職は成功しません。

絶対ダメだと感じる大手企業でもガンガン応募します。向いているかわからないと思う職種でも挑戦してみましょう。フリーターであることに引け目を感じてはいけません。

自分に暗示をかけるように、「なってしまったのだから仕方ない」と言い聞かせることです。毎日不安やストレスでうじうじしているよりも、頑張ろう!と振り切ったほうが面接での印象も確実に良いです。

今フリーターをしていて「世間体が悪い」と悩んでいる人へのアドバイス

ここでは、フリーター暦7年のベテラン(?)だった私が、「世間体が悪い」と悩んでいる人へメッセージをお伝えします。

1.フリーターであってもそこまで気に病む必要はない

フリーターの世間体は悪いけれど、納税など国民の義務さえちゃんとしていれば、あまり気にする必要はないと思います。フリーターであることを理由に冷たい態度を取る人は、自分の人生に本質的に必要な人ではないことが多いからです。

「自分」というものをしっかり持っていれば、世間の目をそこまで気にする必要はありません。

夢があって取り組んでいたとしても、その分野に詳しくない人からしたら「チャラチャラ遊んでいる」ような目で見られてしまいます。

それでも、フリーターは自分の時間を自由に使えたり、挑戦したいことに挑めるチャンスでもありますから、自分がそれでいいと思ったら、貫いた方が良いでしょう。

ただし、結婚したいとか何か世間的に信頼してほしいことがあるという場合には、フリーターはどうしても不利です。“世間的な評価はとても低い”ということを受け入れなくてはいけません。

もしあなたが正社員になりたいと言う意思があるのであれば、フリーターより正社員の方が受けも良いし、女性にモテます。正社員になる方が世間体も良いし、身近な人を安心させることにも繋がるでしょう。

2.フリーターが悪いわけではない

自由に生きられる時代にはなりましたが、「フリーター」に対しての世の中の目はまだまだ厳しいです。自信を持って「私はフリーターだよ!」と胸を張って言える人はなかなかいないと思います。ただ、私はフリーターが悪いなんて思いません。

「世間体が悪い」と考える世の中が間違っているとさえ思います。フリーターだから将来性がない、フリーターだから安心出来ない、なんて考え方はもう古いのではないでしょうか。フリーターでも稼いでいる人は稼いでいます。

色々な職業を経験しスキルを磨いている人が多いです。そのスキルを生かして本当にやりたい職業で正社員になるのも良し、一生フリータ-を貫くも良し。個人の自由です。

誰がなんと言おうと、自分を貫くことが一番恰好良いと思います。何か言われた時に、胸を張って意見を言えるような人間になることも大事なことでしょう。

3.フリーターが嫌なら脱出する

それでもフリーター世間体が悪いのは当たり前なので、それが嫌ならフリーターから抜け出すしかありません。抜け出すにはやはり正社員に就職するのが1番良いと思います。

特に就職歴がない場合やアルバイト歴が短か過ぎる、逆にアルバイト暦が長い場合は将来それが足かせになるでしょう。

フリーターでいることは体力的に楽かもしれませんが、不安が常につきまとい、世間の目もやはり厳しいです。そこを恨んでも仕方がないので、悩んでいるのなら環境を変えるのが1番てっとり早いですね。

それでもフリーターで居るしかない、体力的に正規雇用は無理で世間体に悩んでいるのなら、個人事業主になったりしてフリーター以外の名称を手に入れると良いかもしれません。

フリーターという言葉に付属する世間の意見(だらしない、甘えている、能力が無い)はそれで回避できるかと思います。フリーターとはいえ仕事をしていますし、職場での責任だって軽いかもしれませんが付いてきます。

フリーターに対しての、周りの差別的な考えに振り回されないで欲しいです。自分に聞こえてくる情報をすべて鵜呑みにして自分を責めないください。

「フリーターから脱出する」というと、就職がゴールと考える人もいるかもしれませんが、就職はゴールでもスタートラインでもありません。走る前のウォーミングアップの状態くらいだと私は考えます。

就職してからのことは、就職してから考えれば良いこと。あまり深く考えずに、まずは軽い気持ちで就職してみることをお勧めします。

4.フリーターから抜け出すためにひたすらあがく

もし私と同じように、「フリーターである自分の現状」に悩んでいるなら、ひたすらあがくしかありません。フリーターになってしまったものは仕方ない。もしもあなたが本気で正社員を目指しフリーターを脱出しようと思うなら、必ず道は開けます。

なかなかうまくいかなくても、自分の努力が足りなかったんだと思ってさらなる努力をするしかありません。今の自分を受け入れて、そこから向上していくことしか、この状況を脱出する方法はないのです。

今までフリーターでいたことで誰かに迷惑をかけていたなら、やはりどこかでけじめはつけなければいけないと思います。

何事も後悔のないように、小さなことでも努力してみると新しい発見があるかもしれません。

それが一見全く関係のないことでも、そうだと思わずに、ぬるま湯に浸かっている生活を変えてくれるキッカケに繋がる可能性もあります。

全ては自分次第。自分を強くもっていれば結果は必ずついてくるし、周りにも、世間にも柔軟に対応できる日が来るはずです。覚悟を決めましょう。

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大島大地
福岡県出身。法政大学卒業後、国内大手電子部品メーカーへ新卒入社。法人営業として、国内大手電気メーカーに携わる。その後、従業員数十名規模のWeb企業にてSEO・Webディレクション業務に従事。2021年2月にウェブココル株式会社に最高執行責任者(COO)として就任し、現在に至る。大手からベンチャー企業に転職した経験を活かして、転職情報を届けています。
編集者情報

この記事の編集者 杉田 陸

福岡県在住。福岡大学卒業後、ホテルのアメニティーメーカーに入社。新規開拓営業・SNSマーケティングなどを経験。その後、Webマーケティング企業へ転職。第二新卒での転職を成功させた経験を生かし、転職情報をお届けします。

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