
フリーターは無駄な時間なのでしょうか?
フリーターは無駄とまでは言いませんが、時間がもったいないというのは事実でしょう。フリーターはお金は得られますが、人生にずっと役立つ資格やスキルを身につけることは難しいです。
いつでも仕事を変えられる立場なので、責任感も付きにくいですし、「フリーターだし」と言い訳もしがちです。大事な人生の時間に言い訳してる場合ではありません。
毎日積み上げたものが自分の将来へとつながっていきます。フリーターを続けても、何も積み上がりません。むしろ、就職活動では不利になってしまいます。
それならば、正社員になってきちんとキャリアを積み上げる時間に使った方が、人が生かなり違うはずです。フリーターでダラダラするなら、就職活動期間や勉強期間を決めて一生続けられる仕事を見つける方が良いでしょう。
私は大学を卒業後、27歳までフリーターをしていました。今はとても後悔していますし、私のように長く続けてしまうと非常に苦労しますよ。
今回は、私がフリーター生活で無駄な時間だと思ったことと、後悔したことをお話いたします。あなたは「無駄な時間」を過ごすのではなく、有意義に人生の時間を使ってください。
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フリーターで無駄な時間だった5つのこと

ここでは、フリーターで無駄な時間だったことを私の体験談を交えてご紹介します。
フリーターで無駄な時間だったこと1.フリーターだった時間

フリーターでいること自体、企業からすれば使い捨ての都合の良いときに使える道具としてしか見てもらえません。キャリアップなども望めないため、企業や会社にいいように使われているだけです。
雇用において正社員とは違い、簡単にクビを切られやすいため、どうせなら正社員を目指すために必要な技能を修得することに時間を置いた方が有意義でしょう。
企業の中には、専門の技能さえあれば十分正社員として即戦力として働くことができる企業もあります。技能習得に時間をかけたほうが、何もしないでフリーターをしているよりかはるかに良いでしょう。
フリーターの期間は社会人として、正社員という立場から外れ、不安定な働き方をしなければならないことに加え、世間的にフリーターは良い立場として見られないからです。
特に男性は家庭を支える立場であることが多いので、より一層フリーターでいることはデメリットになりがちなのではないかと思います。
フリーターで無駄な時間だったこと2.スマホゲームばかりしていた時間

時間を無駄に使いスマホゲームアプリにはまってしまったことを後悔しています。これを無くして勉強しておけば良いと思いました。企業から必要とされる技能を持たず、ダラダラ過ごしてスマホゲームばかりしていたのを後悔しています。
目標がありませんでしたので、何をして良いのかも分らず、ダラダラしていただけですからね。本当に無駄な時間を過ごしていたと思います。ダラダラ過ごしているとだんだん、自分でも何も考えなくなっていくため何もしないようになります。
何もしないということは資格の所得などもそうですし、「働くために役に立つ技能を修得する時間を捨てていた」と言うことに気が付かなくなっていきました。
フリーターで無駄な時間だったこと3.スキルが何も身に付かない時間

私は今、正社員になって充実した社会人生活を送れています。今振り返って正直なことを言うと、フリーターでアルバイトをしていた時間は非常に無駄でした。
手っ取り早くお金を少しでも稼いで、辞めた後の生活の足しにしようということで始めたのですが、これが一番勿体無かったです。
コンビニとレストランでアルバイトをかけもちしていたのですが、コンビニアルバイトではスキルが何も身につきません。
レジ打ちなどはできるようになりますが、社会人に戻る時に履歴書で評価されず、面接でも評価されないと思います。どうせ時間があるなら、社会人として正社員になるために、何かしらプラスになることをしておくべきでした。
フリーターで無駄な時間だったこと4.何もしなかった時間

フリーターはシフト制なので、時間が拘束されず、自分で休みを作り出すことができます。時間は自由なので、その自由な時間を生かしてパソコン教室に通ったり、資格をとる勉強をしたりと、できることはたくさんあったはずでした。
それなのに、私はアルバイト以外は何もしていませんでした。長時間のアルバイトだけに精一杯になってしまい、お金は貯まりましたが、何もできず空しさが残りました。何もしなかった時間が、とても無駄でもったいなかったです。
フリーターで無駄な時間だったこと5.一時しのぎでフリーターをしている時間

一時しのぎで働いてる時間が一番無駄だったと思います。真剣に自分の将来のビジョンについて考えて行動に出るべきでした。働いてないからこそできることも考えるべきだったと思います。
また、同じようなフリーターの人たちと過ごしていると、「このままでもいいのかな」と誤解している時間も非常に無駄でしたね。
1人なら気づけることもも、周りの影響で気付けていないこともありました。フリーター同士で遊びに行ったのも楽しかったですが、何だか傷の舐め合いみたいで無駄な時間でした。
フリーターをしていて後悔した3つのこと

ここからは、フリーターをしていて後悔した体験談を紹介します。
フリーターをしていて後悔したこと1.同窓会でうそをついたこと

自分と同じ学校に通っていた人たちがどんどんと出世しているのにも拘らず、自分はフリーターで定職についていないことで後悔しましたね。
特に、同窓会などに出席した際、フリーターでは恥ずかしいので、うそをついてでも自分の仕事が何であるかを答えないといけないことに自分でも「情けないなあ」と思いました。
同窓会で周囲の卒業生も嘘をついている可能性もありますが、それでも嘘を付いて定職についているようなことを自分で言っているわけですから情けないには違いないです。
フリーターをしていて後悔したこと2.正社員とフリーターの格差

やはり正社員とフリーターでは稼ぎの額と全く違ったことで後悔しています。正社員の半分くらいしかアルバイトでは稼げなかったのです。
私は27歳までフリーターをしていましたがもっと若い頃の方が就職も有利なので、いち早く再就職を目指すべきだったと思います。
やはりすぐに動き出さないと楽な生活に慣れてしまい、就職への足が遠くなってしまい、なかなか動き出せなくなるものです。
給料だけでなく、友人と遊んでいても「自分だけフリーター」だと劣等感を感じてしまいます。フリーターで長く続けたことを、今でも後悔していますね。

フリーターをしていて後悔したこと3.無駄な時間を過ごしたこと

フリーターで働いているときは、他のフリーター仲間もできて、ダラダラと流されそうになりました。1人より楽しいですし、アルバイトはそこまで怒られることもないので気楽です。しかし、時間を無駄にしてしまったと思いました。
それなら、役に立つ資格の勉強をしに行けば良かったと後悔しています。辞めたら、何も残らないと感じました。多少のお金は得られますが、ボーナスもありません。
フリーターはメリットがないと思いました。いずれ正社員になるなら、フリーターの過去は人生に汚点を残すだけのような気がします。
一時的なお金より、生涯のスキルの方がずっと価値があると思います。フリーターでは何のスキルも付かないので、時間がもったいないです。

フリーターから抜け出すためにおこなった就職活動

就職活動をするにあたり、自分の将来のビジョンを考えました。出来るだけ長く続く仕事は何か、自分の性格はどのようなものかなど、自己分析しましたね。
まず、有給休暇をきちんと自分の意思で取れる職場を探しました。その際に利用したのが、転職サイト(エン転職)と転職エージェント(doda,リクルートエージェント)とハローワークです。
3つを併用して就職先を探しました。マイナーな案件を多く扱っているエン転職でマイナー所をしっかりと探し、dodaでは大手の案件が非常に沢山揃っているので、大手の検索を行いました。
リクルートエージェントでは私のスキルにあった就職先を紹介してもらうことで、マッチングしやすい案件を持ってきてもらいました。
ハローワークは地元の案件を探し、出来るだけ近い方が通勤の負担が減るので活用し、就職活動3ヶ月後に再就職できました。最終的にはリクルートエージェントで紹介してもらった証券会社の営業事務に就職することができ満足です。
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今フリーターをしている人への4つのメッセージ

ここでは、今フリーターをしている人への伝えたいことを紹介します。
1.勉強をする決意を持とう

フリーターから中途採用で正社員になった場合、フリーターをしていた期間の穴を埋めるために勉強していかなければなりません。業務に必要な技術や資格も取得していくことになるでしょう。
最初から上位の試験に合格できるように勉強を積み重ねておいてください。まずは、何か目標を立てて、企業から必要とされる技能を修得してみると良いでしょう。資格というのは誰でも取れるものもあれば、難易度の高い資格もあります。
難易度が低くてもパソコンインストラクターになれる資格などもありますし、プログラマーについては原則、資格ではなく経験です。
フリーターの場合、仕事の経験と言う物も普通の人とは違い足りないことが多いです。雑用ばかりやらされ肝心の重要な仕事などは任されないことが多いため、フリーターでいるよりかは正社員になった方が待遇は断然良いです。
2.すぐに就職活動を始めよう

今フリーターをしている人は、いち早く正社員で働ける職場に再就職をした方が良いでしょう。今の時代、どの業界も概ね人手不足な現代は就職活動をすれば採用されやすい傾向にあります。
どうしてもこれがやりたいとかフリーターでいる事にメリットを感じ、そのためにフリーターでいる場合は別ですが、基本的には正社員としての立場は現代でも安定しています。
一つのステータスにもなりますので、再就職するために動き出してもらうのが1番賢い選択肢になると思います。

3.「自分は何がしたいか」「何ができるのか」を考える

自分は何がしたいか、何ができるのかをはじめに考えるのが大事です。私の場合は高校生の時からいろんな飲食店のアルバイトをしていたので、接客業が好きでした。
接客業をしていたことで、コミュニケーション能力があがり、就職した証券会社で営業事務をしている現在も、営業の人とうまくコミュニケーションがとれて、仕事がやりやすいです。
他に支店と電話で業務について連絡するときも、相手の顔はみえませんが、コミュニケーション能力が高かったおかげで、円滑に仕事をすることができました。実際、出張でその人と会ったときは印象通りと言われて嬉しかったです。
ただ単にアルバイトをしているではなく、接客業ならコミュニケーション能力や気配り、周りをよくみて行動する力が育てられます。
お店によってはほぼ関わらないであろう会社の重役のような方から話しかけられることもありましたが、料理の説明がきちんとできたり、対応がしっかりしていればまた来店してくださったり、リピーターになってくださる方もいました。
働く中で、自分がいまその場で何の能力をあげることができるのかを考えるのが大事だと思います。個人的には、接客以外にもキッチンにも入っていればもっと料理も上手になったかな?と少しくやしく感じますね。
今できることを生かして、「いつまでにどうなりたいか」という目標設定を持った方が絶対将来役に立ちますよ。

4.10年後の自分はどうなっていたいかを考える

一時しのぎで、フリーターを続けないようにしましょう。きちんと、10年後どうなりたいか一度考えてみてください。この考える時間が、将来良かったと思えます。
仲間と馴れ合って、楽しいと同時に寂しいと思うなら自分の人生を充実させるべきです。フリーターを辞める勇気がない人もいますが、きっと大丈夫です。辞めたらきっと何か始まります。
ないところには、必ず何か入ってくるからです。勇気を出して自分の人生を変えましょう。
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