フリーターでいることに疲れました。
一言で言えば、自分の境遇が嫌になったからです。給与や社会的信用や保証のなさなど、その他全てのことに嫌になってしまいました。早く就職を決めて、正社員になって、一刻も早く楽な気分になりたいです。
就職もうまくいくかわかりません。フリーターという経歴が足を引っ張り、正社員になることがなかなかできません。周りからのプレッシャーもあり、フリーター生活に疲れてしまいました…。
このように、フリーターに疲れている人も多いでしょう。私自身も、フリーターをしていて疲れ果ててしまったひとりです。
私は高校卒業と同時に就職はせずに、「フリーター」として東京に上京しました。あの時は若くて、「東京にいけば何とかなる!」「東京で一発花を咲かせたい!」「俺は一人の男だ!」という青い考えと、若さだけを頼りにがむしゃらに東京で頑張りまくって働きました。
これがフリーターになったきっかけです。特に東京においてですが、フリーターとしてバイトをしていると、わりと30歳くらいでフリーターをしている人にも会うので、あまり焦りませんでした。
そのため、就活をしようと思っても、1か月、半年と、どんどん先延ばしになります。また、テレビや制作会社など派手な業界へのあこがれもあると、なかなか普通の会社員にあこがれを持てません。キラキラした仕事に就く人にも会う機会がたくさんありました。
よけいに普通の仕事が味気ないものに感じられ、就活をする気になれません。その結果、29歳までフリーターを続けてしまいました。気が付けば、30歳手前で何のとりえも経歴もないフリーター…。
慌てて就職活動をするも、書類もなかなか通らず、面接に行けても落とされます。結婚を前提としてお付き合いしている女性がいましたが、やはりこちらが正規職員でないと世間体も悪いし、経済的にもキツイ部分がありました。
将来的に結婚というゴールを目指すためにも、どうしても正社員になる必要があります。しかし、何ヶ月頑張っても正社員にはなれませんでした。そして、彼女にもフラレてしまったのです。
私は、フリーターでいることに疲れました。今回は、フリーターに疲れた人へ疲れてしまう理由と本気で正社員を目指す意味を伝えます。
フリーター転職におすすめTOP3

フリーターでいることに疲れた9つの理由

あなたはフリーターでいることに疲れていませんか?少しでもそう感じるなら、共感できるかもしれません。ここでは、フリーターでいることに疲れた理由をお伝えします。
フリーターでいることに疲れた理由1.フリーターの未来が暗いから

何もスキルがなく、「なんとなく」で働いているフリーターは悲惨です。「フリーターをしながら勉強する、資格を取る」などのアクションがないと、フリーターの意味がなくなり、惰性で生きることになります。
世間体も悪く、ストレスを感じながら働いていれば、自分に自信が持てません。フリーターの未来は暗いです。それに気付いて疲れてしまいました。
フリーターでいることに疲れた理由2.何のスキルも身に付かないから

フリーターの将来は、非常に厳しいものであります。雇用が不安定であり、いつ仕事を辞めさせられてしまうか分かりません。その上、収入を増やすために労働時間を増やさなければならないため、健康にも悪影響です。
さらに、世間からは冷たい目で見られてしまいます。若いうちはそれほどでもありませんが、年を取ってもフリーターでいると大変です。
周りは立派な社会人として高い能力を身につけているのに、何も身についていないということになってしまうからです。フリーターを続けても、何のスキルも得ることができません。ただ時給で単純作業をして働くだけで、何もない自分に気付いて、疲れてしまいました。
フリーターでいることに疲れた理由3.給料が少ないから

若いうちはまだいいですが、体力がなくなって病気や体調不良が出た時に欠勤してしまったらその分お金が入らなくなります。
また働けばいいやと最初のうちは思うかもしれませんが、質素な生活をしているうちに同世代のサラリーマンと比べて虚しくなるだけです。心が荒んでくるとますます心身に悪影響で欠勤が増え、貧乏は増すばかりです。
そして社会保険も正社員の保険と比べ高いです。少ない給料から多額の料金を払うことになります。娯楽にお金を払えなくなるのは、生きていて虚しくなります。
フリーターでいることに疲れた理由4.就職に不利だから

一般的にはフリーターは、年金を払えるほどの給料がもらえません。また社会保険も、そこまで良いものに入れるとは思いません。
つまり、自分の将来のためには若いうちからかなりの貯金をしなければならないのですが、そこまで考えることができないだけでなく、思っていてもそんなに貯金はできません。
そしてある程度の年齢になるとフリーターとしての仕事も見つけられなくなってしまい、いざ就職しようとした時には手遅れです。
「フリーター期間に何をしていたのか?」と面接で言われても、答えられることがないということになる人が多いと思います。
フリーターをしていても、就職に有利なことは一切ありません。不利になるだけで、長く続けてしまうとかなり悲惨だと思いますね。
フリーターでいることに疲れた理由5.将来への不安

やはりいつ首になるともわからない立場で、働くというのは不安が付きまといます。お金も正社員の半分ほどしかもらうこともできず、ボーナスなども一切ないので、将来の生活できるビジョンが沸きませんでした。


フリーターでいることに疲れた理由6.いつの間にか歳を取るから

今はフリーターをしているけれど、将来になにか目標があっての一時的なものなら、フリーターの意味もあるかもしれません。
ただ単に「まともな職を探したくないから」とか、「規則に縛られたくないから」とか、もっというなら「自由人でいたいから」など自分に言い訳をしながらのフリーターに、はっきり言って先はありません。
甘えた考えのまま、ただだらだらと時間ばかり無駄に過ごしていると、あっという間に歳をとってしまいます。若いうちはそれでも何とかなりますが、歳をとっていざまともに働こうとしても、かなり難しいです。この現実に疲れてしまいます。
フリーターでいることに疲れた理由7.結婚できないから

フリーターのままでは結婚するのが難しくなってしまいます。事実、私もフリーターを理由に彼女に振られました。もし結婚したとしても、収入面で安定しないので、マイホームを購入するのも難しいと思います。
長く続けるほど、そこから抜け出して正社員になるのも難しくなってしまうでしょう。ずっと続けていると、将来自分の状況がマズいと感じても立て直せず、ズルズルと悪い方向に向かってしまうと思います。

フリーターでいることに疲れた理由8.フリーターと正社員の格差

フリーターと正社員の格差を感じて疲れてしまいました。私がフリーターをしていて正社員との格差を感じたのは、主に次の2つです。
1つ目は収入です。
フリーターは収入が不安定なのに対し、正社員は収入が安定しています。正社員はボーナスも退職金もあります。そうなると、心に余裕が生まれます。
対して、フリーターである私は余裕などありません。そのため、将来のプランを立てることができないのです。
2つ目は、社会的信用です。
職業を答えなければならない場面は様々ありますが、このような時が一番苦痛に感じます。正社員であれば何とも思わないでしょうが、フリーターだと答えたくなくなるのです。

フリーターでいることに疲れた理由9.過去の自分に後悔しているから

高校卒業時に自分の進路をしっかりと考えなかったことを後悔しています。考えてるつもりでも、何もしていませんでした。何も考えずに上京して、今疲れ果てています。
卒業後、10年近くも浪費してしまいました。その10年間は親も大変辛かったと思います。
仕事先などでも自分の息子のことを聞かれたら、答えられないのです。何とかごまかすしかありません。それはとても心苦しいことだと思います。このことが私にとっての親不孝の一つです。

フリーターに疲れ正社員を目指すことにしました…

フリーターに疲れていた私は、とにかく、仕事を頑張っている友人と同じ目線に立ちたいと思いました。社会人になっても仲良く遊べる友達がいた私は恵まれていますが、ただその友人はバリバリ正社員として仕事をおこなっています。
私だけ遅れているような気持ちになりました。友人に負い目を感じたくないので、大人の社会人になるため、正社員を目指しました。やったことは以下のことです。
- ハローワークに行き仕事を探しました
- 正社員での募集にとにかく応募しました
- 正社員での採用に役立つ資格を取得しました
- 知人や友人へも正規社員での仕事がないか情報を教えてもらいました
- 社員登用制度があったのでアルバイトだからといって手を抜かずきちんと仕事をこなしました
- ある程度仕事内容に納得がいかなくても正社員という募集に応募するようにしていました
しかし、なかなか結果が出ません。30歳近くになっていたので、書類すらなかなか通りません。「もっと早く正社員を目指しとけば良かった…」と後悔しました。
頑張っても正社員になれないため、「フリーターから抜け出せない」という苦しみで疲れ果ててしまいます。もっと就職活動を積極的に行うべきと考えていても、目の前の生活に余裕がないという現実を突きつけられることもあります。
時間を作って就職活動をしても、いざ採用試験・面接を経て、不採用が続くと、精神面にも不安になったり自信喪失になってしまいました。


フリーターに疲れて本気で正社員を目指した結果…

時間をとって就職活動に力を入れるか、目の前のアルバイトに力を入れるかが、フリーターの方々には根強く残る迷いだと思います。
私は、本気で正社員になるために、アルバイトをやめて就職活動に集中することにしました。今までの就職活動の方法では就職できなかったので、他の方法をおこなう必要があります。私がフリーターから脱出するためにやったことは、「転職エージェントに登録する」という事です。
30歳近くになっていた私は、就職を誰かにサポートしてもらう必要があると考えたのです。転職エージェントも数多くありますが、実際にフリーターから正社員になった友人に相談すると、良い情報を教えてもらえました。
それは、「フリーターに特化した転職エージェント」があるということです。フリーターに特化しているため、フリーターでも安心して利用することができます。私はすぐに登録し、担当コンサルタントにカウンセリングをしてもらいました。
非常に親身に話を聞いてもらえ、希望条件にあった求人を紹介してくれたのでありがたかったです。書類も添削してもらった結果、8割以上も書類選考に通るようになりました。面接練習、日程調整もしてもらえたので、登録して本当に良かったと思います。
転職エージェントは、無料で利用できるので、就職活動が不安だったり、経歴に自信がないフリーターにおすすめです。最終的に私は、転職エージェントの紹介で、自分に適した職業を見つけて仕事に就職しました。
これは一番良い方法だったと思っています。フリーターに特化した転職エージェントを利用して良かったと思っています。
初めて面談(カウンセリング)に行くのには少し勇気がいりましたが、やっぱり親身になって相談してくれる方がたくさんいたので、私にはかえって励みになりました。
フリーターに疲れてしまった人へ。正社員になりましょう。私は正社員になって、非常に充実した人生を歩んでいます。あなたも、ぜひそれに続いてください。あなたなら大丈夫です。
フリーター転職におすすめTOP3
