選考対策

【例文付き】未経験業種への転職でも採用される志望動機の書き方ガイド

本記事はキャリアクラス転職と提携する企業のPR情報が含まれます。

現在の職種と違う職種、とくに未経験の職種に転職する際、面接官の心をつかむ志望動機がないと、なかなか採用にはつながりません。

基本的に転職は即戦力を求めているからです。

本記事では、経験がない職種の採用を勝ち取るための、志望動機の書き方を解説します。

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NGの志望動機例4選

未経験業種への転職を成功させるために、まずは失敗例から学ぶことが大切です。

ここでは、未経験分野に転職する際の志望動機として、NGパターンを3つ紹介します。

ついやりがちなものばかりなので、しっかりチェックして、同じ失敗をしないようにしてください。

  1. やる気・熱意だけ
  2. 前職の実績だけ
  3. 受け身の姿勢
  4. ネガティブな転職理由

やる気・熱意だけ

・NG例

未経験分野への挑戦で、まだ具体的な業務内容は把握できていませんが、体力には自信があります。

前職での経験を活かし、精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。

・NG理由と改善点

未経験の業種であっても、業務や企業の情報を事前に調べることは可能なはずです。

ただ熱意だけを伝えるのでは、勉強不足と思われてしまう恐れがあるので避けましょう。

仕事に対する意欲を伝えたいのであれば、具体的にどんなことに魅力を感じ、やる気を持っているのか、また入社に備えて現在準備していることや、活かせそうなスキルなどを伝えるようにしましょう。

前職の実績だけ

・NG例

前職では、チームリーダーとして営業部をけん引してまいりました。

前年比150%の売り上げを記録したこともあり、結果を残すことができました。

この経験を活かし、総務部でも即戦力として活躍できるよう、努力してまいります。

・NG理由と改善点

この内容では、営業職で活躍したどのスキルが総務部で活きてくるのか分かりません。

面接官は前職での経験や実績はもちろんですが、入社後についてを当然見ています。

前職での経験をアピールしたいのであれば、前職で成功体験があるのになぜ転職を考えたのかを書くと、文章に厚みが出ます。

さらに、前職での経験を今後どのような点で活かせると考えているのかを伝えると、説得力のある志望動機になります。

例えば「チーム全体の人間関係や雰囲気をよくし、業績を上げた経験を活かし、総務部でも社員の皆さまが働きやすい環境を整えていきたい」といったようにです。

受け身の姿勢

・NG例

御社では、研修制度が充実しているとうかがっております。

経験のない業種への転職とはなりますが、入社後にサポートを受けながら、業務に必要な知識やスキルを習得したいと考えています。

・NG理由と改善点

研修制度があることを事前に調べたことで、企業研究をしていることは分かりますが、受け身すぎる姿勢はマイナスに捉えられがちです。

ただ教えてもらおうとするのではなく、入社に向けて準備していることや、入社後の働くイメージを具体的に伝え、主体性を持って業務に取り組む気持ちがあることを伝えましょう。

ネガティブな転職理由

・NG例

前職の企画部門では人間関係がうまくいかず、新しい環境で心機一転頑張りたいと思って志望しました。

プログラミングはコツコツと自分で取り組むことができるうえ、大学で専攻していた分野ですので、即戦力として活躍できると思います。

・NG理由と改善点

たとえネガティブな理由で転職したいと考えているとしても、それを面接官に伝えるのは絶対にNGです。

採用担当者に、自身の会社でも不満を持ったらすぐに辞めてしまうと思われかねません。

この場合は、転職理由を書くよりも、大学時代の知識を活かすことができる旨をアピールした内容にして、自身の強みとなる部分を強調しましょう。

採用される志望動機のコツ4つ

ここでは、面接官に採用したいと思わせる、魅力的な志望動機を作るコツを紹介します。

  1. 志望理由を明確に
  2. 前職については数値を入れて
  3. 努力していることに触れる
  4. 今後についてアピール

志望理由を明確に

志望動機を使いまわしていると思われないためにも、転職先がこの会社でなければならない理由を伝えてください。

転職を考えたきっかけや、会社の魅力に感じているポイントなど、具体的なエピソードがあるとベターです。

【具体例】

・御社の商品を使って喜んでいる人を見て感動しました。自分も商品開発を通してユーザーを笑顔にしたいと考え、応募させていただきました。

・女性が働きやすい環境の実現に早くから取り組み、女性管理職も多いことを知り、非常に感銘を受けました。

将来は自身も管理職となり、人材の育成に取り組みたいと考えております。

前職については数値を入れて

新卒とはちがい、中途採用の場合、企業は即戦力になる人材を求めています。

したがって、異業種であっても、前職での実績を伝えることは必須です。

その場合も「~努力しました」「~取り組んできました」などのあいまいな言い方ではなく、具体的な数値を入れた内容にしてください。

【具体例】

・営業として勤務していた際、過去の顧客リストを点検して休眠顧客の掘り起こしを行い、地道なアプローチを続けた結果、前年比●%の売上成績を記録できました。

・総務として職場環境の改善に取り組み、有給取得率を●%にしたり、会社全体の残業数を●時間削減したりすることができました。

努力していることに触れる

先ほどもお伝えした通り、過去の実績をアピールすることは大切ですが、自慢話に終始してはいけません。

前職での経験を伝えた後には、入社に向けて準備していることを書きましょう。

異業種で経験がないからこそ、それを補うために取り組んでいる姿勢をアピールすることができます。

【具体例】

・入社に向けて、●●の資格取得に向けて週に●時間勉強をしています。

・英会話教室でビジネス英会話を学んでいます。

今後についてアピール

入社後に取り組みたいことやなりたい姿を書きましょう。

夢や目標を語ることで、採用後にどのように活躍してもらえそうか、面接官にイメージしてもらいやすくなります。

【具体例】

・前職で新人教育を任されていた経験を活かし、チームリーダーとして部署を引っ張っていきたいと考えております。

・縁の下の力持ちとして労務環境を整え、勤続年数の長い、働きやすい会社にしていきたいと思います。

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志望動機の添削を受けて未経験への転職を成功させる

一から教育しやすい、新たな視点を持っている人材を取り入れて社内に新しい風を吹かせたいといった理由から、最近では未経験者を積極的に募集する企業も増えてきています。

未経験職種への転職では、経験者よりもアピールできるポイントが少なく、不利だと感じてしまいがちですが、必ず前職での経験を活かすポイントはあるはずです。企業研究と同時に、自己分析もしっかりと行いましょう。

その際、志望動機を客観的な視点で見直してください。第三者の助けを借りるとより客観性を保つことができます。

どうしてもうまく志望動機を書けないという人は、転職エージェントを活用してみるのも方法です。志望動機の添削や、相談に細やかに対応してくれます。

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この記事の編集者 杉田 陸

福岡県在住。福岡大学卒業後、ホテルのアメニティーメーカーに入社。新規開拓営業・SNSマーケティングなどを経験。その後、Webマーケティング企業へ転職。第二新卒での転職を成功させた経験を生かし、転職情報をお届けします。

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