転職活動を進めるうえで避けては通れないのは「お祈り連絡」です。
お祈り連絡とは、企業からの不採用通知で、メールの最後に「さらなるご活躍をお祈りいたします。」と綴られることが多いため、そう呼ばれます。
書類選考の不採用連絡も気になることながら、面接の落ちた理由は気になるところ。自分の何がいけなかったのかを知って、次の面接に活かしたいですね。
不採用通知を貰ったお祈り連絡に返信をしていいのか迷うところ。
そこで今回は、「面接で落ちた理由を聞いても大丈夫なのか?」ということと、聞く際の注意点をまとめました。
また、実際に企業から返ってきた文面も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- リクルートエージェント
転職者はみんな使っている 非公開求人はお宝だらけ - dodaエージェント
目から鱗の転職アドバイス
スカウト機能で即面接 - パソナキャリア
実に67%の人が年収アップ サポートが手厚すぎると話題

面接で落ちた理由を聞いても大丈夫なのか?

面接で落ちた理由を聞くのは問題ありません。むしろ積極的に聞きましょう。
しかし、人事担当者も採用業務で多忙。企業から必ず返信が返ってくるとは限りません。むしろ、返信がくる企業は1割程度と思っておきましょう。
1割しか返ってこないのに聞く理由は、もし返信がきたら現場の人の貴重なフィードバックだからです。転職エージェントの模擬面接でもフィードバックは聞けますが、現場の人事担当者の生の声を聞けるのは非常に貴重。
どうせ落ちた企業なので、無視されても気にする必要はありません。せっかくのチャンスを無駄にしないようにしましょう。
面接で落ちた理由を聞く方法と例文
面接で落ちた理由を聞く方法は、主に2点あります。
- メールで問い合わせる
- 電話で問い合わせる
例文付きで、それぞれの方法について解説していきます。
メールで問い合わせる
面接で落ちた理由を聞くおすすめの方法は、メールで問い合わせることです。企業の採用担当者は忙しいため、メールの方が返事率が上がります。
丸々コピペOKな文例はこちらです。
(会社名)株式会社
採用ご担当者様
いつもお世話になっております。
先日貴社にて面接を受けさせていただきました(名前)です。
不採用ご連絡の旨、承知いたしました。
貴社への志望度は高く、貴社の一員として頑張りたい気持ちが強かっただけに残念です。
もしよろしければ、私の至らなかった点についてご教示のほどいただけますでしょうか。ぜひ自身の課題として、今後に活かしていきたいと所存です。
ご多忙のところ、わがままなお願いかと存じますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
以上です。失礼いたします。
(署名)
私が実際に企業の面接に落ちたときに送っていたメールの文面のままです。少なくとも1割の企業からの返信はありましたので、再現性は高い文面です。
メール作成のポイントは下記の3点です。
- 志望企業に入りたかった旨を伝える。
- 「不採用理由」ではなく「至らなかった点」と置き換える。
- 多忙なことを承知していると伝える。
必ず応募企業に失礼のないように気をつける必要はあります。いくら落ちた企業とはいえ、同じ業界を受けているのならば、今後どのような形で関わりを持つかは分かりません。
この文面なら、まず心配はありませんのでコピペして使ってください。
電話で問い合わせる
まずはじめに、電話で問い合わせることはおすすめしません。
自分自身も面接に落ちた企業に電話したくありませんし、採用担当者が電話に出てくれるとも限りません。どうしても電話でなければいけない、という理由がない限り電話での問い合わせは電話しないほうが無難でしょう。
もし私が電話で問い合わせるならば、下記のような文面で問い合わせます。
お世話になっております。先日御社で面接を受けさせていただいた(名前)と申します。
先日面接をご担当いただきました(名前)様はいらっしゃいますでしょうか?
〜電話口が変わる〜
お世話になっております。先日は面接ありがとうございました、(名前)です。先ほど御社より不採用通知を受け取りまして、第一志望だっただけに悔しいです。
もし差し支えなければ教えていただきたいのですが、私の足りなかった点はどちらになりますでしょうか?今後の面接に活かしたく、教えていただけると大変ありがたいです。
もう一度言っておくと、電話での問い合わせはしない方が無難です。相手側も不採用者から電話がかかってくるのは稀なパターンなので驚かせてしまいますし、相手の時間も奪ってしまいます。
また、メールが返ってこないから、催促の電話をするのも辞めましょう。心象が悪くなってしまいます。
面接のフィードバックが返ってくるのは、企業側の善意なので返ってきたらラッキーくらいで思っておきましょう。
面接で落ちた理由を聞いて返ってきた返信メール
筆者が企業に面接で落ちた理由を聞いて、実際にきた返信を2通紹介します。内容は多少いじっていますが、実際にこんなメールが返ってきました。
◯◯様
先日は面接にお越しいただきありがとうございました。面接を担当しました◯◯です。
◯◯様との面接では、営業で培った能力やコミュニケーション能力が感じられ魅力的でした。しかし、弊社で働くとなった場合の将来の方向性や求める人物像とは少し合っていないのかなとも思ってしまいました。
あくまで私自身の見解であることと、◯◯様の能力に優劣をつけるものではなく、弊社の方向性との重なりを判断したうえでの結果のことご了承ください。
(以下略)
(中略)
弊社では面接結果についてのいかなる問い合わせもお答えかねます。せっかくご連絡いただき、大変申し訳ございませんが、ご理解賜りますよう宜しくお願いいたします。
しっかり面接で落ちた理由を教えてくれた企業と、決まりで開示できない企業から返信をもらいました。
このように何らかの形で返信がくるかもしれません。ぜひ問い合わせをしてみてください。
転職エージェントなら面接で落ちた理由を教えてくれます
自分ひとりで面接に落ちた理由を聞くのは面倒ですが、転職エージェント経由の応募であれば簡単に聞くことができます。
転職エージェント経由で面接を受けた人は、担当のキャリアコンサルタントに連絡してみましょう。すんなりとヒアリングしてくれますよ。
また、転職エージェント経由で応募をまだしていない方は、利用を強くおすすめします。面接を落ちた理由を聞いてくれるのはもちろん、書類の添削や過去に面接でされた質問集、選考情報など自分では知ることができない情報をゲットできます。
おすすめの転職エージェントは「【完全保存版】内定がほしい第二新卒におすすめ転職エージェントまとめ」にて紹介しています。
面接で落ちた理由を聞いて次の面接に活かそう

面接で落ちた理由を聞いてもいいかを心配する必要はありません。せっかくのチャンスを無駄にしないように、積極的に企業に質問しましょう。
自分が不採用になった理由が分かれば、次の面接で改善して活かすことができます。自分では気づけない点をフィードバックをくれたりするので、成長にも繋がります。
今後の転職を有利に進めたい方は、転職エージェントの利用も検討しましょう。面接に落ちた理由も転職エージェントが代わりに聞いてくれるので安心です。
面接で落ちた理由を問い合わせて、有利に転職活動を進めましょう。




- リクルートエージェント
転職者はみんな使っている 非公開求人はお宝だらけ - dodaエージェント
スカウト機能で即面接 目から鱗の転職アドバイス - パソナキャリア
実に67%の人が年収アップ サポートが手厚すぎると話題
