転職コラム

2年目で会社を辞めたい人が気にすべき、転職のメリットと確認すべきこと

2年目は仕事量も増え、責任も少しずつ求められる時期。

仕事の厳しさや難しさから「会社を辞めたい……」と思いやすい時期でもあります。

2年目で会社を辞める場合、第二新卒枠が使えるため、異業種・職種にもチャレンジがしやすいメリットがあります。

とはいえ、現在の転職市場は非常に厳しい状況です。

いくら2年目で会社を辞めるメリットがあるとはいえ、現状はよほどのことがないかぎり、転職はおすすめできません。

上記を念頭に置きながら、会社を辞めたい2年目が良いキャリアを築くために確認すべきことを中心に説明します。

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20代で会社を辞めている人は30代の1.8倍

2年目といえば、会社の仕事にも少しずつ慣れてきた一方、徐々に責任も求められ、仕事が忙しくなる時期。

しかし同時に、2年目はひととおり仕事を経験したことで、仕事の向き不向き会社の人間関係に悩みやすく、会社を辞めたいと考えやすい時期ともいえます。

実際に、2年目で会社を辞めたいと考えている人は多いことがうかがえます。

 

 

 

会社2年目といえば、高卒は20歳、大卒は24歳、院卒は26歳前後です。

浪人や留年等を考慮し、より年齢を広くとったデータを見ていきましょう。

厚生労働省の調査(*)によると、20-29歳の離職率は23.5%を突破。30-39歳の離職率13%と比較すると、いかに20-29歳で離職する人が多いのがわかります。

(*)厚生労働省|平成 30 年雇用動向調査結果の概況

2年目で会社を辞めた理由

では実際に2年目で会社を辞めた人は、どのような理由で離職しているのでしょうか。

  1. 労働条件が悪い
  2. 給料が少ない
  3. 人間関係が悪い

労働条件が悪い

長時間労働や休日が少ないなど、労働条件の悪さから会社を辞めるケースです。

長時間労働や休日が少ない状況が慢性化していると、疲労がたまって仕事のパフォーマンスも下がります。

若いうちはそこまで体に支障がなくても、中長期的な観点で考えると「この会社でずっと仕事はできない……」と考え、早めに会社を辞めて新たなキャリアに進む人も多くいます。

 

給料が少ない

給料が少ない場合も2年目で会社を辞める理由として多いです。

2年目になると、上司や先輩社員の給与額を知っているなど、よりリアルな会社事情を知る場合もあるでしょう。

リアルな会社の実情や給料を知ると「このまま5年働いても、あんな低い給料しかもらえないなんて……」と絶望するかもしれません。

会社の業績だけでなく、業界全体で勢いがない場合、今後給料が上がるというのも考えにくいものです。

「それならば、いっそのこと異業界に転職しよう」と、2年目の若いうちに会社を辞め新たなチャレンジをする人も多いのです。

 

人間関係が悪い

社内の人間関係の悪さから、2年目で会社を辞める人も少なくありません。

2年目になると新人の頃とは異なり、仕事で責任がより求められ、職種によってはノルマが課せられる場合もあります。

そうした負担が大きくなる中、思うような成果が出せない際に上司や先輩社員から叱責を受けることもあるでしょう。

しかし、行き過ぎた職場では、単なる叱責でなくパワハラまで進行している場合もあります。

たとえ思うような成果が出ず、こちらに改善の余地があるとしても、人格否定につながる言動をする上司や先輩社員がいる職場では、働きたくなくなるのも当然のこと。

2年目で会社を辞める人の中には、このような理不尽さや人間関係の悪さを理由にする人もいます。

 

必ずしも3年間勤める必要はない2つの理由

終身雇用や年功序列が徐々に崩れ、転職が以前よりも一般的になってきているとはいえ、まだまだ「とにかく3年間は同じ会社で働くべき」と考える風潮は残っています。

2年目で会社を辞めたいと考えていても、この「3年ルール」にしばられて、ためらう人もいるのではないでしょうか。

結論から申し上げると、以下の理由から必ずしも3年間勤める必要はなく、2年目で辞めるからこそ得られるメリットがあります。

  1. 第二新卒枠が活用できるため
  2. 終身雇用が崩れ、転職がスタンダードになっているため

第二新卒枠が活用できるため

2年目で会社を辞めることで、第二新卒枠を活用し転職が行えます。逆にいうと、3年以上は第二新卒枠が使えないことになります。

そのため、会社に3年間勤めることでデメリットになる場合もあるのです。

実際に大手転職求人サイトの中には、2.3万件もの第二新卒向けの求人が掲載しており、多くの企業が第二新卒を募集していることが伺えます。

第二新卒枠は応募者のポテンシャルや将来性への期待から採用されるケースが多いため、未経験職種・業種であっても挑戦しやすいといえます。

もし異業種・職種に転職を検討している場合は、第二新卒枠が活用できるうちに転職をしたほうがチャンスが広がっているため、早めに転職活動を行うことをおすすめします。

 

終身雇用が崩れ、転職がスタンダードになっているため

昨今の不景気や日本企業の世界における競争力の低下などから、経団連会長は「終身雇用を前提とした企業経営に限界が来ている」と発言しています。

これらの発言からもわかるように、これまで日本企業の特徴であった終身雇用や年功序列といった働き方は、もはやスタンダートではなくなりつつあるといえます。

今後はより働き方に多様性が広がると予測され、転職もより一般的となるでしょう。

こうした社会の変化が激しい中、所属していてもキャリアが築けずメリットがない職場であっても「3年間は最低でも勤めないといけない」と考え、踏みとどまる方がデメリットが大きいといえるのではないでしょうか。

 

2年目で会社を辞める前に確認すべきこと

3年を待たずとも、2年目で会社を辞めることはメリットがあります。

しかし、だからといって、やみくもに転職をしては転職を繰り返すことになりかねません。

ここでは2年目がより良いキャリアを築くために、会社を辞める前に確認すべきことを3点紹介します。

  1. 会社を辞めたい理由を今一度振り返る
  2. 自己分析を行う
  3. 転職のプロなど、第三者の意見を聞く

会社を辞めたい理由を今一度振り返る

会社を辞める前に、今一度辞めたい理由を振り返りましょう。

その理由が一過性のものなのか、それとも辞めなければ達成しえないものなのかを確認するのが大切です。

2年目は仕事量も増え、責任も求められ、仕事がきついと感じやすい時期です。

仕事のノルマがきつい、ミスが多発して怒られてばかり、といった状況であれば、誰しも会社を辞めたいと思うことでしょう。

もちろん理不尽なノルマやパワハラが横行している場合は問題ですが、自分の力量不足の場合、業務量や内容について上長に相談してみるのも一つの方法です。

異業種・職種に転職したいなど、その会社に所属しても達成できそうにない目標を理由に掲げている場合、円満に会社を辞められるよう、転職活動の準備に取り掛かることをおすすめします。

 

自己分析を行う

会社を辞めたいと思ったら、その辞めたいと思った理由を振り返るのと同時に、自己分析を行いましょう。

長所や短所、趣味はもちろん、仕事を行ったことで見えてきた自分の特性など、さまざまな角度から自分を分析してみることをおすすめします。

また、今担当している業務を細分化し、それぞれの業務について自分がどう感じているのか、どんな部分にやりがいや不満を感じているのかを分析しましょう。

こうした自己分析を行うことで、より自分とマッチした会社や仕事に就きやすいというメリットがあります。

転職活動を行う上でも役立ちますので、時間を見つけて取り組みましょう。

 

転職のプロなど、第三者の意見を聞く

会社を辞めたいと思ったら、今の状況で転職を行うメリットやリスクを冷静に提示してくれる、転職エージェントキャリアコンサルタントといった転職に関するプロに意見を聞くことをおすすめします。

ここで大事なのは家族や友人、職場の人など、今まで関係性を築いている人に聞かないことです。客観的に自分がどのような立ち位置にいるのか、現実的にどんな会社を目指せるのかを第三者から聞くことで、社会からとらえられている自分像が把握できます。

たとえば転職エージェントに登録すると、求人紹介だけでなく、市場価値を高める面接対策や、自己分析なども行えます。

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ABOUT ME
大島大地
福岡県出身。法政大学卒業後、国内大手電子部品メーカーへ新卒入社。法人営業として、国内大手電気メーカーに携わる。その後、従業員数十名規模のWeb企業にてSEO・Webディレクション業務に従事。2021年2月にウェブココル株式会社に最高執行責任者(COO)として就任し、現在に至る。大手からベンチャー企業に転職した経験を活かして、転職情報を届けています。
編集者情報
杉田【編集者】

福岡県在住。福岡大学卒業後、ホテルのアメニティーメーカーに入社。新規開拓営業・SNSマーケティングなどを経験。その後、Webマーケティング企業へ転職。第二新卒での転職を成功させた経験を生かし、転職情報をお届けします。

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