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【第二新卒必見】面接官ウケする転職理由の伝え方|回答サンプル付き

転職理由は第二新卒の採用面接で必ず聞かれる質問です。面接者は転職理由の答え方で第二新卒者の良し悪しを判断していると言われるほど重要な質問ですので、慎重な対応が求められます。

ただし転職理由は、伝え方によって面接者への印象が大きく変わる部分でもあり、リカバリーが可能です。

この記事では面接官ウケする転職理由の伝え方の回答サンプルを中心に、面接者が転職理由で確認している2つのポイント、第二新卒で多い転職理由4選をお伝えします。


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面接者が転職理由で確認している2つのポイント

採用面接で必ず聞かれる転職理由。伝え方によって、面接者への印象が大きく変わる部分でもあり、慎重な対策が求められる部分です。

面接者は転職理由について、主に以下の2点を中心に第二新卒者を見極めています。

面接者が転職理由で確認している2つのポイント

将来性・ポテンシャル

面接者が転職理由で確認しているポイントの一つ目は、第二新卒者の将来性とポテンシャルの有無です。

転職理由が前向きで、将来性を感じられれば感じられるほど「この人はうちの会社でも活躍してくれるだろうな」と、前向きなイメージを採用担当者が抱きやすくなります。

では具体的に、どのような転職理由が前向きで将来性を感じられるかというと、前職の経験を結びついている転職理由です。

「前職では◯◯といった業務を行なっており、◆◆の重要性を痛感しました。御社では◆◆を特に力を入れており、ぜひその業務の一役を担いたく、応募いたしました。」

このように転職理由と前職の経験をつなげると、現実的に達成できる可能性を押さえつつ、将来性を上手にアピールすることができるでしょう。

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失敗やマイナスへのリカバリー方法

転職理由は必ずしも前向きなものばかりではありません。どちらかといえば、前職の職場に何らかの不満を抱いているケースが多いでしょう。

捉え方によっては、第二新卒は就職活動を失敗してしまったとも考えられます。面接官はそんな第二新卒者であるからこそ、失敗やマイナスな点をどのようにリカバリーするかを見極めています。

会社に入ってからも失敗やミスといったマイナスはつきもの。そのような状況でも自分で立ち上がれるかを面接で事前にチェックしているのです。

もし「人間関係が合わなかった」といった後ろ向きな転職理由でも、会社のせいにしたり無理に隠そうとするのでなく、リカバリーを上手にアピールしながら伝えていくことが大切です。

詳しい伝え方については次章以降で解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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第二新卒で多い転職理由は「ワークライフバランス重視」の傾向あり

では実際に、第二新卒に多い転職理由とは何なのでしょうか。株式会社 学情がRe就活と呼ばれる第二新卒向けサイトの登録者に行なったアンケートによると、第二新卒は多い順に以下のような転職理由であることがうかがえました。

この調査結果から、休日や人間関係を重視するといった、ワークライフバランス重視の傾向が第二新卒には高いことがわかります。

残業を減らしたい、休日を確保したい

第二新卒の転職理由として一番多かったのは「残業を減らしたい、休日を確保したい」というものです。

残業が少なければ少ないに越したことはありませんよね。給与が残業代込みであればなおさらです。

決算期などの繁忙期には、残業が多くなるのはある程度仕方がないものの、残業が慢性化している場合は労働環境が決して良いとはいえません。

労働環境が悪い職場に長く留まれば、その分いつかガタがくるかもしれません。このように、なるべく早めに良い環境へ移りたいと考える第二新卒が多くいることが想像できます。

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人間関係が良好で、雰囲気の合う職場で働きたい

第二新卒の転職理由として二番目に多かったのは「人間関係が良好で、雰囲気の合う職場で働きたい」という点です。

職場の人間関係は、驚くほど職場内での業務クオリティを左右します。一説によると、職場内で良好な人間関係を築けている人ほど、仕事の質が高く、仕事のミスが少ないという話も。

実際に働き始めないと、どんな人間関係なのかはなかなか把握しにくいですが、最近ではSNS等の浸透により、会社で働いている人の特性が掴みやすくなっています。

自分と社風の合う人と働きたい場合は、SNSなどを活用するのも得策だといえるでしょう。

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給与・年収をアップさせたい

第二新卒の転職理由として三番目に多かったのは「給与・年収をアップさせたい」という点です。

第二新卒はおおよそ25〜27歳くらいの人がほとんど。家庭を持つことを現実的に考え始める歳であるともいえます。また給与・年収が高ければ、その分転職する際に高い水準で年収交渉がしやすくなります。

家庭を持つことや30代以降に充実した人生を歩むためにも、給与が高ければ高いに越したことはないと、多くの第二新卒者は考えていることと思います。

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もっとやりがい・達成感のある仕事がしたい

第二新卒の転職理由として四番目に多かったのは「もっとやりがい・達成感のある仕事がしたい」という点です。

人生のほとんどの時間を占める仕事だからこそ、できるだけやりがいや達成感を味わえる仕事の方が充実感がありますよね。

また実際に仕事をしてみて、自分にとってやりがいや達成感を感じやすい仕事が見えてくる場合も。

若くてまだ新しいことにも果敢に挑戦できる第二新卒だからこそ、抱きやすい転職理由だといえるでしょう。

第二新卒の転職理由は伝え方が重要|理由別の回答サンプル

ここまで面接官が転職理由で確認するポイントと、第二新卒者に多い転職理由をお伝えしました。

転職理由は採用面接で必ず聞かれる質問で、なおかつ面接官が気になる部分でもあるため、伝え方が非常に重要になります。

ここでは面接官に評価が高い転職理由の伝え方を、上記で説明した4つの理由別にお伝えします。

残業を減らしたい、休日を確保したい

残業を減らしたい、休日を確保したいという転職理由の場合、直接伝えると会社のせいにする人材だと思われかねませんので、伝え方を工夫する必要があります。

とはいえ、もしブラック企業並みの労働環境で働いていた場合は、以下のように直接伝えた方が良いでしょう。

転職理由の伝え方「残業を減らしたい、休日を確保したい」ケース

「前職では週休2日制が採用されていましたが、週末でも顧客への営業を行う必要があり、ほぼ毎週休日出勤を行っておりました。

自己研鑽とキャリア構築のために、休日はWEBマーケティングなどの勉強に充てたかったものの、十分な時間の確保が困難でした。

WEBマーケティング事業は、今後もニーズが高まると予想されています。大学の専攻である社会メディア学とも近いことから以前より興味・関心が高く、日本におけるWEBマーケティング事業の中核を担う御社への転職を志望しました。」

採用担当者に気になる点はもちろん質問しても良いと思います。しかし、限られた時間で好印象を持ってもらうためにも、あまり根掘り葉掘り質問することはできませんよね。

そのため採用面接を受ける前に、月平均残業時間や年間休日数などをあらかじめリサーチしておきましょう。

よりリアルな情報が知りたい場合は、転職エージェントにくわしい労働環境を探ってもらうのもいいですし、SNSなどで実際にその会社で働いている人に、直接気になる点を聞いてみるのもおすすめです。

人間関係が良好で、雰囲気の合う職場で働きたい

人間関係が良好で、雰囲気の合う職場で働きたいという転職理由も上記同様、直接伝えると会社のせい、人のせいにする無責任な人材だと思われかねません。

そのため直接的に伝えるのは控える方がいいですが、企業側の良い印象は積極的に言及すると良いでしょう。

例えば以下のように、社風に魅力を感じていることを伝えるのは、採用担当者からしても嬉しいことだと思います。

転職理由の伝え方「人間関係が良好で、雰囲気の合う職場で働きたい」ケース

「セミナーで御社のブースを覗いた際に、とても明るくハキハキと社員さんが対応してくださり好印象を受けました。

御社の若くエネルギッシュであり、成長意欲が高い風土に魅力を感じています。私も御社のチャレンジングな風土のもと、◯◯を活かし成果を上げていきたいと思います。」

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給与・年収をアップさせたい

給与・年収をアップさせたいという転職理由は、実績や企業に対してどのような貢献ができるかを具体的に提示できれば、理にかなった転職理由となり得ます。

逆にいうと、そこまで実績や成果を具体的に出しているわけでもないのに、給与・年収アップばかりを主張していても印象は悪くなりますので注意が必要です。

具体的には以下のような転職理由が挙げられます。

転職理由の伝え方「給与・年収をアップさせたい」ケース

「私は3年間、調査会社で働いております。直近の2年間はマーケティング部門でシステム開発の仕事をしてきましたが、1年目は営業で外回りをしていました。

前職は内勤と外勤という2軸の報酬体系しか存在せず、いくら難しいシステム言語を短時間で取得しても、一向に待遇に反映されませんでした。

御社はシステム開発者の育成や教育、高待遇を重視しており、システム開発者に対して正当な評価が行われる貴社へ転職したいと考え、応募しました。」

やりがい・達成感のある仕事がしたい

やりがい・達成感のある仕事がしたいという転職理由は、積極的に採用担当者に伝えたいポイントです。ただ志望動機と一貫性がある転職理由になっているか、会社や人を悪く言っていないかは注意するようにしましょう。

転職理由の伝え方「やりがい・達成感のある仕事がしたい」ケース

「もともと人事部に入りたく入社を決めた前職でしたが、実際の配属は希望した人事部門ではなく営業部門でした。入社後に営業人材が大半を占め、人事部へ転属の可能性は低いことを知りました。

営業職もやりがいのある楽しい仕事でしたが、やはり人事部への思いは捨て切れず、キャリアカウンセラーの資格を取得しました。これからは資格を活かし、御社で一から人事業務に取り組みたいと思っております。」

面接官に刺さる転職理由は、転職エージェントと一緒に考えよう

この記事では面接官ウケする転職理由の伝え方の回答サンプルを中心に、面接者が転職理由で確認している2つのポイント、第二新卒で多い転職理由4選をお伝えしました。

第二新卒の転職理由は、伝え方を少し工夫するだけでも、見違えるほど面接官の印象が変わってきます。しかしなかなか自分だけで面接官に刺さる転職理由を考えるのは難しいものです。

転職エージェントであれば、転職理由だけでなく志望動機・自己PR添削といった総合的なサポートが受けられるため、転職を成功させる確率を飛躍的に高めることができます。

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

杉田陸のアバター 杉田陸 キャリアクラス編集者

宮崎県宮崎市生まれ。福岡大学経済学部を卒業。新卒でVC工業株式会社に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。現在はキャリアクラスのディレクターとして、キャリアに関するニュースでの情報収集や転職成功者へのインタビューを行い、キャリアや転職への知見を増やしている。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。プロティアン・キャリア協会が行うプロティアン検定資格を取得(証明バッジ)。
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