退職交渉

退職交渉を難航させない3つのポイントと辞意を伝えるベストタイミング・順番

「強い気持ちで辞意を伝えたのに、会社から引き止められて踏ん切りがつかない……」
「なかなか退職させてもらえず、退職交渉が難航している……」

せっかく辞める意思が固くても、さまざまな理由から退職交渉が難航している人も少なくありません。

長引けばそれだけ辞めにくくなり、転職もしづらくなるでしょう。

もしあなたが、今の会社で実績を残している希少な資格や技能を持つ人材であるなら、なおさら退職交渉が困難になることを覚悟してください。

退職交渉を難航させないためには、ベストなタイミング順番で辞意を伝えることが重要です。

本記事では、退職交渉を難航させない3つのポイントを中心に、退職交渉を円滑に進める方法をお伝えします。

退職交渉が難航しやすい理由

ではそもそもなぜ退職交渉は難航しやすいのでしょうか。そこには、企業側と労働者側に起因する2つの理由があげられます。

  1. 人員不足や教育コスト削減で引き止める企業が多いから
  2. 会社の引き止めに揺らぎやすいから
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人員不足や教育コスト削減で引き止める企業が多いから

退職交渉が難航する理由には、企業側にとってその人に辞められてしまうとコストやリスクが大きいことが挙げられます。

慢性的な人員不足を抱えている企業であれば、社員が一人辞めることで、働いている社員の負担が増えてしまいます。そうなると、続けて社員が辞めるといった負のスパイラルに陥りかねません。

また新たに人を雇うにしても、採用段階だけでなく、入社してからの教育コストがかかってきます。もし退職者がいなければ発生しないコストであるため、企業側としてはできるだけ削減したいコストでしょう。

上記の理由から、多くの企業では優秀で自社に必要な人材であればあるほど、自社に引き止めようとします。そのため退職交渉が難航しやすいのです。

会社の引き止めに揺らぎやすいから

退職交渉が難航しやすいのは、会社側に起因する理由ばかりではありません。実は労働者側にも退職交渉が難航しやすい理由はひそんでいます。

退職する意思が非常に固くても、いざ退職交渉を行い、企業側から引き止められると「やっぱりまだこの会社に留まろうかな」と気持ちは傾きやすくなります。

くわえて企業側から昇給や昇進の提案など、カウンターオファーを受けた場合はなおさらです。

しかし、カウンターオファーを提示する企業も、そうすることで労働者側の気持ちが傾くことは充分に分かった上で行っています。

企業の言葉を鵜呑みにせず、冷静に退職交渉を進めるのが良いでしょう。

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退職交渉を難航させない、辞意を伝えるベストタイミングと順番

退職交渉は難航しやすいからこそ、適切なタイミング順序で行うことが大切です。ここでは辞意を伝えるのに最適なタイミングと順番を説明します。

  1. 辞意を伝えるタイミングは「退職日1ヶ月半〜2ヶ月前」
  2. 辞意を伝える順番は「直属の上司」から
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辞意を伝えるタイミングは「退職日の1ヶ月半〜2ヶ月前」

退職交渉を難航させないためには、できるだけ時間に余裕を持つことが重要です。辞意を伝えるタイミングでおすすめなのは、退職日の1ヶ月半〜2ヶ月前です。

遅くとも退職日の1ヶ月〜1ヶ月半前には、会社に辞意を伝えましょう。なるべくプロジェクトの途中や繁忙期は避けたいところですが、こうした時期に辞める場合はなおさら時間に余裕を持つことが退職交渉を難航させない鍵となります。

中には独自に時期が設定されている企業もありますので、事前に自社の社内規定を確認しましょう。

辞意を伝える順番は「直属の上司」から

辞意を伝える順番は、必ず直属の上司からです。くれぐれも、同僚や直属の上司よりも立場が上の人に先に辞意を伝えないようにしましょう。

辞意を伝える順番を誤ると、いらぬ反感を買ってしまい、退職交渉が難航する可能性があります。取れるはずだった有休消化が難しくなる場合が発生するかもしれません。

仮に周囲から反対を受けていても、直属の上司が掛け合ってくれて退職がスムーズに進む場合もあります。辞意は必ず直属の上司から伝え、退職交渉が難航する可能性を少しでも減らしましょう。

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退職交渉で難航しない3つのポイント

では実際に辞意を伝え、退職交渉に進む際、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。ここでは退職交渉で難航しない3つのポイントをお伝えします。

  1. 自分の希望をいい過ぎない
  2. 悪口や不満を述べない
  3. 転職先をあらかじめ決めておく

自分の希望をいい過ぎない

退職交渉では、自分の希望をいい過ぎないようにしましょう。たとえば「有給は全て消化したい」と自分の希望ばかり伝えると、悪い条件で辞めざるを得ない状況に陥ることも考えられます。

もちろん自分の希望を伝えることは悪いことではありません。しかし、その権利があったとしても、良好に辞職できる範囲に留めておく方が、退職交渉で難航せずに辞められる可能性が高いです。

 

悪口や不満を述べない

悪口や不満を退職交渉の際に伝えない方が心象が良いでしょう。悪口や不満を伝えることで、退職交渉が難航するばかりでなく、退職してからの生活にも影響が及ぶ可能性があります。

世間は意外と狭いものです。悪口や不満をいっていると、それが新しい職場の人の耳に入るかもしれません。そうすると仕事がしにくくなったり、居心地の悪さを感じ、辞めざるを得なくなる恐れがあります。

色々とつのる思いを抱く人も多いでしょうが、退職交渉の場では極力悪口や不満を述べないで臨みましょう。

転職先をあらかじめ決めておく

退職交渉を難航させないためには、あらかじめ転職先を決めておくことがポイントです。まだ次の転職先が決まっていない状態で退職交渉をすると、引き止められた時にどうしても心が傾きやすくなります。

転職先がすでに決まっている場合は、仮に引き止められても心は動きにくく、企業側も「次が決まっているなら、仕方ない」と、あっさり退職への手立てを整えてくれやすいものです。

そのため、退職したいと思ったら、まずは会社に在籍しながら水面下で転職活動を行うことをおすすめします。とはいえ日々の忙しい業務の中、転職活動をするのは大変です。

そこで、うまく利用したいたいのが転職エージェントです。

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ABOUT ME
大島大地
福岡県出身。法政大学卒業後、国内大手電子部品メーカーへ新卒入社。法人営業として、国内大手電気メーカーに携わる。その後、従業員数十名規模のWeb企業にてSEO・Webディレクション業務に従事。2021年2月にウェブココル株式会社に最高執行責任者(COO)として就任し、現在に至る。大手からベンチャー企業に転職した経験を活かして、転職情報を届けています。
編集者情報
杉田【編集者】

福岡県在住。福岡大学卒業後、ホテルのアメニティーメーカーに入社。新規開拓営業・SNSマーケティングなどを経験。その後、Webマーケティング企業へ転職。第二新卒での転職を成功させた経験を生かし、転職情報をお届けします。

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