転職コラム

【キャリアの墓場】「大学職員はやめとけ」は本当?向いている人の特徴とメリット・デメリット

後輩ちゃん
後輩ちゃん
大学職員なんてやめとけ」と言われたのですが本当でしょうか?
ベンチャー先輩
ベンチャー先輩
大学職員に転職するメリット・デメリットを教えよう。

大学職員といえば「安定・高収入が期待できる楽な仕事」というイメージを持つ人も多く、転職・就職先で目指す人も少なくありません。

魅力的に映る大学職員ですが、元・大学職員の中には「大学職員なんてやめとけ」と口にする人も多くいます。

実際に以下のツイートのように、大学職員はシビアできつい仕事だと語る口コミもありました。

 

そこで本記事では大学職員に向いている人を中心に、大学職員に転職するメリット・デメリットなどを解説します。

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大学職員はやめとけ! 3つの離職理由

安定・高収入と、良いイメージが強い大学職員は、公務員と似ていることからも、辞める人は少なく「辞めたらもったいない」といわれる仕事です。

しかし、そんな大学職員でも、辞める人も一定数おり、似たような理由で離職しています。

今回は大学職員の離職理由で主要な3つの理由を紹介します。

人間関係が最悪で辛い

大学職員を辞める理由として、まずあげられるのが「人間関係の悪さ」です。

人間関係が起因したトラブルは、どの業界・職種でも発生し、離職理由の上位にあげられます。

しかし、大学職員が他の職場と異なるのは、大学”という狭い環境であることです。

大学職員は上司や同僚・部下といった職員だけでなく、教授や生徒、保護者や会社など、さまざまな人と関係性を保つ必要があります。

大学にはただでさえ、その大学でしか通用しない、独自の規則やしがらみなどが多い傾向にあります。

その上、さまざまなセクターの人と良好な関係を保たなければならないため、人間関係で気を遣う機会も多く、非常に大変です。

大学によってももちろん差はあるでしょうが、以下の口コミのように、人間関係の悪さは噂にもなるほどの大学もあるようです。

精神的・肉体的にしんどい

大学職員は世間のイメージとは裏腹に、実際はハードワークな職場であることもしばしばあります。

そのため「精神的・肉体的にしんどい」というのも、主要な離職理由の一つです。

以下のツイートからも大学職員といえど、決して楽な仕事ではないことがうかがえます。

 

 

とくに、オープンキャンパスや入試説明会などのイベントの期間は非常に忙しく、連勤する職員も少なくありません。

ベンチャー先輩
ベンチャー先輩
人間関係の悪さも重なって、大学職員に精神的なしんどさを感じやすい人も多いのが特徴だよ。

スキルが身につかず市場価値を高められない

大学職員は職場構造や業務の性質から、汎用的なスキルというよりは、狭い大学内でしか使わないスキルの取得がどうしても他の職業よりは多くなります。

したがって特に若手で大学職員を辞める人は「スキルが身につかず市場価値を高められない」ことを離職理由にあげる人が多いのが特徴です。

このように大学職員は市場価値が高められにくいことから、別名「キャリアの墓場」とも呼ばれています。

後輩ちゃん
後輩ちゃん
大学職員はキャリアのステップアップが非常にしにくく、転職先が見つかりにくい職場なんですね。

転職して大学職員になるメリット

「大学職員はやめとけ」といわれる一方、大学職員に転職して良かったと感じる人もいます。

 

では、転職して大学職員になる人には、どのような点がメリットとなりえるのでしょうか。

安定・高年収が期待できる

大学職員の最大の魅力といえるのが、何といってもその安定性と高年収です。

大学職員は国公立・私立問わず、公務員と類似した特徴を持つため、他の業界と比較すると景気の変動を受けにくく、いきなり倒産するなんて心配は不要です。

また、厳しいノルマ等が課せられることもほとんどなく、勤続年数を積み重ねることで着実に年収アップが期待できます。

東洋経済の調査(*)よると、国公立に勤務する大学職員の平均年収は733万円とされ、私立大学もおおよそ同程度だと考えられます。

ベンチャー先輩
ベンチャー先輩
大学職員は、安定した環境で高い給与を得ながら、着実に仕事を行いたい人にはうってつけの仕事だといえるよ。

(*)国立大学の教職員」平均年収ランキング最新版|東洋経済

客商売でなく精神的な負担が少ない

大学職員の直接的なお客様といえば、生徒や保護者が考えられます。

大学も客商売を行う必要はあるものの、大学とはそもそも高等教育機関であり、研究開発を行うなど、社会から要請されている役割が通常の営利企業とは異なっています。

したがって、大学職員は販売職や営業職といった、通常の客商売ではありません

客商売というとどうしても、売上を上げるためにノルマや営業がつきものです。

おまけに顧客から無理難題を突きつけられても、出来るだけ受け入れる「顧客至上主義」がまかり通っている企業もあります。

後輩ちゃん
後輩ちゃん
その点大学職員は、より公共性が高い観点で仕事ができるので、客商売に抵抗がある人にとっても精神的な負担が少ない仕事だといえますね。

学生の教育に携われるやりがいがある

大学は高等教育機関であることからも、生徒の教育に携われるやりがいを感じられるのが大学職員の醍醐味といえます。

実際に異業種から大学職員に転職した人の中には、学生のサポートができることに、何よりもやりがいを感じていると答える人もいました。

 

他の職種でも安定や高年収といった、良い労働条件は得られるかもしれません。

しかし、やはり長く仕事を行う上で「仕事でどれくらいやりがいを感じられるか」は大きな要素だといえるでしょう。

ベンチャー先輩
ベンチャー先輩
人の成長や教育に関心が高い人にとっても、大学職員は魅力的な仕事だといえるよ。

転職して大学職員になるデメリット

大学職員に転職する上で得られるメリットはたくさんあるものの、事前にデメリットを把握しておくことは重要です。

今回は転職して大学職員になる際に、考えられるデメリットを3点紹介します。

スキル習得しにくく将来性が薄い

大学職員は「キャリアの墓場」という別名があるように、スキルが習得しにくい仕事です。

キャリア志向が高く、より条件の良い職場にステップアップを行いたい人や、将来独立や起業を考えている人には、大学職員という仕事自体が、自身のキャリアを育む上であだになるかもしれません。

後輩ちゃん
後輩ちゃん
市場価値は高められにくい仕事であるとも解釈でき、その後のキャリアを育みにくいデメリットがあるんですね。

新奇性より昔ながらの流れが重要視されやすい

大学職員は公務員的な気質であり、古い体質がいまだに残っている大学も少なくありません。

大学のような保守的な環境では、新しいことを始めるより、昔からの流れをそのまま踏襲することを重要視される傾向が強いといえます。

ベンチャー先輩
ベンチャー先輩
どうしても組織的な考えが優先され、個人でいくら改善・改革をしようと思ってもなかなか難しい側面があるんだ。

同じ仕事の繰り返しで刺激が少ない

大学という組織自体、保守的な傾向が強いことから、業務も毎年同じような仕事の繰り返しであることがほとんどです。

また、業務自体も部署によっては事務作業など単調な仕事が多い場合もあり、新しい発見や刺激は少なめです

後輩ちゃん
後輩ちゃん
仕事内容に大きな変化がないのは、コツコツと同じ仕事を行いたい人にとっては最適だといえますが、飽きっぽい人などには辛い環境かもしれませんね。

大学職員への転職が向いている人

大学職員の魅力は安定性と高年収ですが、この2つの条件だけで大学職員になっても「こんなはずではなかった……」と後悔する可能性が高くなります。

大学職員は大学という特殊な環境であることからも、向き不向きが分かれる仕事です。

これまでの説明を踏まえ、大学職員への転職に向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • 安定した環境でコツコツと業務をこなしたい人
  • 単調な業務をこなすのが苦ではない人
  • 人の成長や教育に携わる、公共性の高い仕事に就きたい人

上記3点に、あなたはいくつ該当するでしょうか?

どれか一つでも当てはまった場合、大学職員に向いている素質があると判断できるため、大学職員への転職を視野に入れると良いでしょう。

とはいえ大学職員に固執すると、かえって悪い結果にもなりかねません。

転職を成功させるには、経験豊富なプロとともに、一つずつ着実に転職活動を行うことです。

転職エージェントに登録すれば、大学職員以外でも、あなたに合った仕事の提案をエージェントから受けられるかもしれません。

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ABOUT ME
大島大地
福岡県出身。法政大学卒業後、国内大手電子部品メーカーへ新卒入社。法人営業として、国内大手電気メーカーに携わる。その後、従業員数十名規模のWeb企業にてSEO・Webディレクション業務に従事。2021年2月にウェブココル株式会社に最高執行責任者(COO)として就任し、現在に至る。大手からベンチャー企業に転職した経験を活かして、転職情報を届けています。