
フリーターや派遣社員などで職を転々としている人は、いざ転職に向けて履歴書を書こうとすると全体的にスカスカになってしまいがちです。
そんな人向けに履歴書の書き方をまとめてみました。
ぜひこの記事を参考にして、転職を成功させてくださいね。
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履歴書の職歴にウソを書くのはマズイけど、微調整はやったほうがよい

まず職歴のおさらいですが、一つのところで続けて働かないと信用が無くなります。
これがフリーターや派遣社員にはかなり厄介です。
継続年数を会社側は必ず見ています。
いくつかの仕事を半年くらいで辞めた場合は、イメージダウンになってしまいます。そんな時に使えるテクニックを紹介します。
例えば、二十五歳で居酒屋のアルバイトを半年間やった後に、スーパーでアルバイトを数カ月間やったとします。履歴書の職歴にこのまま書いてしまうと、職を転々としているみたいでイメージが悪いです。
そんな時は微調整します。履歴書の職歴に年月を書いた後に「居酒屋やスーパーで調理補助や接客業務などを行う」と書いておきましょう。
居酒屋とスーパーのアルバイト期間を適度にボカシして埋める感じです。
これなら、ウソを書いているわけではありません。さらに、調理や接客を専門的にやってきたように見えます。
もちろん、企業側がその気になって調べれば分かってしまう問題ですが、そんなに個人の詳細を調べる企業も少ないでしょう。
職歴の継続年数に不明な点があれば、とりあえずは聞かないといけない面接官の仕事を減らすわけですから悪いことでもありません。
そこまで履歴書の職歴に全てをいちいち細かく書く必要性はありません。

正直すぎるのは考えもの。履歴書でも仕事でも多少のごまかしは必要です

履歴書をごまかすのは悪だと考える人もいるでしょう。
しかし、正攻法ばかりではダメです。法律に触れない程度にごまかす技術は必要です。
これは仕事をするうえでも必須になってくるのではないでしょうか。どこの企業でも、ルールの隙間を突いた新しい道を模索しています。
マイナスイメージになることを書かないで書類を仕上げる技術は、企業に入ってからもきっと役に立つはずです。
また、そもそも企業側も就業時間や休日などの都合が悪い部分を伏せてハローワークなどに求人を提出しているケースも多いです。つまり、多少のごまかしはお互い様なのです。
一番大事なのは、履歴書に真実を書くことではありません。
会社に雇ってもらい、そこで結果を出すことなのです。


アピールポイントを書く時は、スマホのアプリを使うのがオススメ

フリーターや派遣社員の人たちは自分に自信が無く、履歴書のアピールポイントで長所が思いつかない場合も多いのではないでしょうか。
そんな人のために、積極的に長所書きをサポートしてくれるアプリがあります。
これは、質問に答えるだけで価値観や性格分析をして長所を教えてくれるアプリです。コンピューターがいい具合に自分の内面を診断してくれるので、他人に言われるよりもすんなり受け入れることができます。
照れ臭くて受け止めにくい褒め言葉が出ても、機械がそう診断したのですから、思い切って自信を持って受け止めましょう。
グッドポイント診断は、18個の強みのなかから、あなたの強みとなる「5つの強み」を知ることができます。
自分の強みを見つけるツールとして有名なのは、アメリカのギャラップ社が提供している「ストレングスファインダー」というものがあります。
全世界で1000万人以上が使用している非常に有名なツールですが、ストレングスファインダーを使用するには、1回通常2,000円ほどかかります。
しかし、「リクナビNEXT」が提供するグッドポイント診断は、完全無料で「ストレングスファインダー」同等の診断を受けることができます。

次のような質問に答えていくとあなたの強みを5つ診断してくれます。

このサービスを使った人からは「ものすごく当たる」「当たりすぎて怖いくらい」と評判のサービスです。
診断が終わると、このような結果がでます。

無料でできて時間もかからないため、転職者にとって得をすることはあっても損をすることはありません。
また、応募したい企業があれば、グッドポイント診断の結果を添えて企業に応募することも可能なので、転職を進めるうえで非常に有利に働きます。
「ストレングスファインダー」は自己診断ツールとして全世界で1000万人以上が使用している、非常に信頼性の高いツールです。
そのストレングスファインダーと同等の診断が無料で受けられるグッドポイント診断は、自分の長所を知るために絶対にやっておくべきサービスです。
グッドポイント診断は自分では気がつきにくい長所を「あなたの性格のここが良い」と提示してくれるため、自己アピールが苦手な人には非常に使い勝手がいいです。
これにちょっとアレンジを加えれば、オリジナル感が溢れる立派な自己アピールになります。
志望動機は枠線ギリギリまで隙間なく書く。むしろ、少し枠線からハミ出すくらいでも良い

履歴書の志望動機は、とにかく隙間なく枠線ギリギリまで書いたほうがいいです。
その理由は「ここには書き切れないくらい、御社に入ってこれだけ貢献したい思いがあります」という意思表示になるからです。
「職歴や自己アピールはキレイにバランス良く書かれているのに、なぜ志望動機だけがこんなに隙間なくびっしり書かれているのか」と相手の目に止まりやすくなります。
また、志望動機を面接官が読んでいる状況で「御社に対する思いが強くなってしまい、志望動機を隙間なく書いてしまいました」みたいなことをサラッと言っておけば、面接官は食いつきます。
さらにそこで「志望動機には書き切れず伝えられていない思いがあります」などと言ってやる気や熱意を積極的にアピールすれば、かなりの好印象を与えることができます。
ちょっと芝居くさいですがオススメのやり方です。
まとめ

履歴書の書き方は、書くことが少ない二十代のフリーターや派遣社員なら悩むところでしょう。
しかし、今はスマホが普及したおかげで履歴書のマニュアルも充実しています。
一から十まで全部自分自身でやろうとしないで、適度にそういうものに頼ってみるのもいいのではないでしょうか。
正攻法の中に、変則的なやり方も上手に混ぜるのも大切です。履歴書の書き方に困っている人は、ぜひこれらの方法を参考にしてみてくださいね。
また、転職活動を、自分自身で全ておこなうことは、なかなか大変なことでしょう。
面接の練習をすることや、履歴書・職務経歴書を丁寧に仕上げること、志望先の会社についてのリサーチや、自分自身の希望の棚卸をする時間は、簡単に取れるものではありません。
そんなときは、転職のプロである「転職エージェント」に相談することをおすすめします。
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