自己分析、OB訪問、合同説明会参加、インターン参加…。いろいろあるけどどうしようかな、と読者の皆さんは悩み始めているのではないでしょうか?
今回はその中でもインターン、特に皆さんがはじめの一歩として参加しやすい「1Dayインターン」について紹介します。
1Dayインターンとは、いったいどんな場所でどんな学びが得られるのかなんだかよくわからない、が皆さんの心境ではないでしょうか?
そんな皆さんに、1Dayインターンの魅力と学べる内容について解説していきます!
インターンの種類について

今回は1Dayインターンについて紹介していきますが、その前にまずはインターンにはどんな種類のものがあり、どんな傾向にあるのかをお伝えします!
ここから、比較することで1Dayインターンの特徴をつかんでいきましょう!
- 1Dayインターン
- 短期インターン
- 長期インターン
1Dayインターン
1Dayインターンは、文字通り1日限りのインターンになっています。主に朝から夕方までのタイムスケジュールとなっており、会社の説明や簡単なワークショップが開催される傾向にあります。
稀に、選考のプロセスとしてカウントされるものもありますが、多くの場合が選考には関係なく企業のことを知るための時間になる場合がほとんどです。
短期インターン
短期のインターンは主に2日~2か月の単位で実施されます。その中でも3日間や5日間で実施されるケースがほとんどです。
内容としては主に課題解決や何かのテーマに対してアウトプットするという形式が、グループワークや個人ワーク問わず多くなっています。
長期インターン
長期インターンは主に3か月以上のコミットが求められることが多いです。
長期インターンでは実際に働く社員と一緒に活動できるので、常にフィードバックをもらうことができたり、お手本となる人物が身近にいることで成長するための環境が整ったりしているのが特徴として挙げられます。
1Dayインターンってなんで開催されるの??

1Dayインターンについて紹介する上でまずは企業目線からなぜ1Dayインターンを実施するのかについて解説していきます!
学生への広報
企業の1Dayインターンの思惑としては、広報の目的が圧倒的に多いです。
某大手人材会社が開くような大きなイベントにブース出展をしても、どのような層の学生が来るのかわからないことや、そもそも出展料が超高額という壁があります。
それよりも、「自社に興味を持っている人にインターンを実施した方が、届けたい人に企業の魅力を届けられるではないのか」、このようなことを企業は考えます!
学生の早期囲い込み
1Dayインターンには選考に関係がないことが多いと書きましたが、稀に選考の一つとして設置している企業もあります!
このような企業の特徴は大きく3つあります。
- 選考の位置づけを明言している企業
- 1Dayインターンへの参加を選考のためのチケットとしている企業
- ひそかに選考をしている企業
1Dayインターンでよくある内容

1Dayインターンでは、いったいどのような内容が行われるのでしょうか?
ここでは1Dayインターンで開催されることが多い内容を紹介します。
せっかく1Dayインターンでに参加するのであれば、事前にどのようなことが実施されるのかを把握しておくことで、心の準備をしたうえで1Dayインターンに臨むことができ、満足度の高い経験が得られることでしょう。
- 会社説明会
- 社員との座談会
- 業務体験ゲーム
- 社内見学
会社説明会
これは1Dayインターンにおいて、切っても切り離せない内容でしょう。
「なんだ、結局説明会か…。」と、気落ちする必要はありません。企業は自社のことを知ってもらいたいので一生懸命説明してくれることでしょう。
もしあなたが、この話を聞かずにその企業を就活で受けたいと思ったときには、再度HPを読み込む必要が出てきてしまいます。
社員との座談会
こちらも企業説明と内容自体は近しいものになるでしょう。
座談会では企業から学生へ向けての一方的な情報の伝達にはならず、話を聞いたうえでの質問や働き方についてなど自由に話すことができます!
ただし、参加者が多い場合だと座談会といいつつ、パネルディスカッションのような形態になってしまい個別で話すことが難しい場合もあります。
業務体験ゲーム
経営ゲームが多く催される傾向にあります。業務内容を体感できるような内容となっており、楽しみながら企業の特徴や事業内容を知ることができます。
また、この体験ゲームを通して論理的思考力やグループワーク中のあなたの傾向が分析されることもあり、1Dayインターンの最後に直接社員からのフィードバックをもらうことができます。
社内見学
企業によっては社内を見せてくれる企業もあります。
社内を見学することで、仕事中の雰囲気や働いている社員の表情を感じ取ることができます。
また、社内の清潔感や働いている社員の机の上なども確認できます。
1Dayインターンに参加するメリット
学生が1Dayインターンに参加するメリットには一体どのようなものがあるのでしょうか。
ここからは、1Dayインターンに参加することによって得られるメリットについて解説していきます!
- 企業研究の第一歩
- 人事と知り合いになれる
- 就活の際の自己分析や業界を絞る参考になる
企業研究の第一歩
就活をしていく中で企業や業界について調べていくことが重要です。
その第一歩として、1Dayインターンに参加することでどんどん企業の情報を集めてしまいましょう。
上記のように、1Dayインターンでは企業説明会の側面が強くあり、社員の人とも話すことができる機会が多くあります。
人事と知り合いになれる
1Dayインターンには主に人事の社員が参加しています。彼らは採用の段階や入社後のあなたの配属にだって影響力を持っているでしょう。
そこで人事と知り合いになり仲良くなることで、就活の際に企業の話を聞いたり、そもそもの進路のアドバイスをもらったりすることもできるでしょう。
就活の際の自己分析や業界を絞る参考になる
就活をしていく中で自分はどのような人間なのか、将来何をしたいのか見失ってしまうことが多く発生します。そのようなことを防ぐためにも、早いうちから1Dayインターンに参加することで、業界や企業のイメージを沸かせ、あとから迷わないようにしておくとよいでしょう。
1Dayインターン参加するデメリット

一体1Dayインターンに参加するデメリットは特にありません。
多少の交通費や時間は取られますが、それ以上に学びを得るような時間とすることができるでしょう。
どのような人に参加をお勧めするのか!?

1Dayインターンにはメリットが多くありますが、特にお勧めするとしたらどのような人におすすめするのかお伝えします!
なかなか就活への一歩を踏み出せていない人
「就活しないとな~…。」と、頭ではわかってるが、なかなか一歩動きだせない人は多くいるでしょう。
そういうときは、ハードルの低い1Dayインターンに一歩踏み出してみましょう!
1Dayインターンでは様々な目的を持った人たちが参加するので、多様な人と会話することなどを通して自身の意欲を高めましょう。
就活や社会を見据えている1~2年生
就活を頑張りたいと早期から考えている大学1~2年生も積極的に参加するようにしてみましょう!
様々な業界の1Dayインターンに参加することから、これまで知らなかった業界や業種について知ることができ、将来の選択肢をできます。
まとめ
就活を一生懸命頑張りたいと考えているなら、1Dayインターンに積極的に参加しましょう。
人事との面識を作っておくことや、ネットや本からでは見つけられない企業の雰囲気を知ることができます。
「もうこの企業に決めた!」と思っている人も、もう一度確かめる意味でも1Dayインターンに参加しましょう!


