
実際の就活について全部はお伝えすることはできないと思いますが(申し上げたいことが多すぎるので)、自分が体験したからこそわかる理系の大学院生の就職活動の実態を本記事では書きたいと思います。
少しでも多くの人に理系の大学院生の就職活動の実態、そして大学院に進学している学生はどんな人がいて、どんなことを考えているのか。これは、実際に学生視点の私だからこそ話せることだと思っております。
少しでも多くの人に伝わると嬉しいです。
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文系の人と理系の人で就活はどう違う?

実際、文系と理系で就活に大きく差があるかどうかと言われると一概に言えません。それは、個人が所属する大学や環境によって大きく左右されてしまうからです。
そのため、「理系の大学生・大学院生は〇〇だ!」みたいに一括りにしてお話ししてはいけませんが、実際、私も含めて以下のような環境に所属し、就活を送っている人が多いのは事実です。
今回はこれらのことをお話しできればと思っております。
情報・人脈、OBOGの繋がりに偏り
業界や業種を超えた繋がりは、理系の人は圧倒的に少ない気がします。もちろん、この点も所属する研究室や大学によって異なるため一概に言えませんが、私が所属していた学科・研究室は、他業界や業種への情報が全くありませんでした。
OBOGはもちろんいない、大学のキャリアセンター等を通じても連絡を取れないのは当たり前です。

研究室によっては時間的束縛が強い
理系の所属する研究室には 「コアタイム」(研究室にいなければいけない時間帯)が設けられているところがあります。
私が所属していた研究室にはコアタイムが存在し、朝9時から21時でした。 そんな状況下で、普通の就活生と同じような就活ができるわけがありません。時として、土日に研究施設にいかなければならなかったり、学会発表もあったため尚更でした。
ですが、これももう一度言いますが所属する大学院・研究室によって全然違います。私なんかより遥かに時間的束縛がある研究室に配属されている就活生もいました。
逆に、研究室なんかいかなくても大丈夫みたいな学生もいたので、一概には言えません。

大学院への進学が早期で決まりうる
自分が大学院への進学が(推薦で決まっていたため)ほぼ決まったのは学部3年時の夏前くらいです。
自分の意志が弱いこともあったため、反省すべき点ではありますが、研究を本気でしたかったわけではないのに進学を決意してしまいました。
ですが、こういったように早期で進路を迫られ(就活をする前から)大学院へ進学する人は多いと思います。

大学院に進学した人は進路確定?

では、大学院へ進学すると進路がほとんど決まるのかというと、自分が行きたい業界や業種によって有利不利が生まれてしまうことはあると思います。
大学院生(研究室に所属している人)は、時間的束縛は勿論あると思いますが、なぜ、違う進路(研究分野とは異なる進路)へ行くことが不利なのでしょうか?
研究室が他業界・業種に寛容でない
所属している研究室が、他業界や業種への進路に対して寛容でないことがあります。
例えば、教授が他業界への進路を反対したり、進路先を研究室の推薦でいかせようとしたり等です。

研究と就活の比率が難しい
これは少し改善して欲しいと思います。
就活が本格化する時期でも、研究室によっては「研究を第一優先」と言うのが当たり前だったりします。
卒業するのが難しい
理系の大学院生となると「卒業論文」「修士論文」などを仕上げることができず、留年してしまうことがあります。
知見が偏る
朝から晩まで研究している学生と、ビジネスを学んでいる学生では学んでいる内容が違うため、知識は当然異なります。
研究室に所属している学生は極端に知識が偏っている印象です。
物事や世間の常識、トレンドや業界の変動、研究以外の知識を主体的に取り入れていかないと偏ってしまいます。
どちらが良いとかそういった話ではありませんが、こういった印象を受けました。
どんな人が大学院進学をすべき?

大学院へ進学すべきなのは、以下のような人だと思います。
- 研究を本気でやりたい、好きでやっている人
- 自分の研究を活かした仕事がしたい人
- 研究で学びたいことがある人
逆に、「研究なんかしたくない、いやだ。他にやりたいことがある。」という人は、大学院へ進学すべきではないと思います。
大学院生の中にも沢山いるのですが、毎日のように「研究めんどくさい、やめたい、サボりたい」と口にする人がいますが、なんで研究しているのか分かりません。
本気で研究したいと思っている人の迷惑ですし、何よりもそんなに嫌なら、「研究室やめれば良いじゃん。」と思ってしまうのが本音です。
まとめ

「研究が辛い・やめたい、違うことがしたい」と思っている理系大学院生は非常に多いです(軽く50人くらいは知り合いでもいます)。
もちろん「理系大学院生」に限った話ではなく、所属する環境や学歴・人などによって大きく左右されてしまう人がいると思います。
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